部屋に戻った娘は、父の正面に座る。
無言のまま、父に身体を仰向けにして寝そべるよう促す娘。
と、腰の横に座った娘は、おもむろに父の生殖器をその口に含む。
だらりと萎えた肉棒、その先端には微かに生臭い香りが残る。
ぺちょ・・くちゅ・・ねちゃ・・
意図的に大量の唾液を父の男性器に絡ませながら、娘は刺激を加えていく。
先端の瘤を、その裏側に在る細く薄い襞を、竿全体を繰り返し隈なく愛でる。
口唇で愛撫を施しながら、娘は父に覆い被さるように躯を重ねる。
股間に顔を埋ずめたまま、父の身体を跨ぎ娘自身の股間をその眼前に晒す。
俗に言うシックスナインの対位。
娘には意図がふたつあった。
ひとつめは、勿論、父を昂らせ父の男を機能させることだ。
これまでの経験から娘が学んだこと。
それは男が、、或いは父だけなのかもしれないが、、昂ぶる為には、物理的かつ肉体的な刺激だけでは不充分な場合が在り得るということだ。
眼の前に存在する異性に対して性的な欲望を抱かせなければならない。
或いは異性を性行為の対象として認識させなければならない。
その前提の上、対象となる異性に愛撫を施すことにより、性的に昂ぶり易くなる男という存在。
性に関する知識も経験も少な過ぎる娘には分かってはいなかったが、父に関して言えば少なくとも、その傾向が強い。
いや、強過ぎる傾向がある。
しかも本人は認識していないが、未だ中学生の少女にして義理とはいえ一緒に暮らす娘に対する性行為に獣じみた興奮すら覚えている父。
或いは男を昂らせているのは、亡き妻の面影のみではなく、血の繋がらない娘に対する背徳の行為なのかもしれなかった。
ふたつめは己れの裡に潜む密かな欲望を満たすことだ。
十四歳。
性的に熟し始めたばかりの肉体。
自慰に耽り、その欲望の愉しみ方を知り始めたばかりの女子中学生。
勿論、不本意な破瓜により純潔を失った痛手は大きい。
家族との禁断の関係を容認しているわけでもなかった。
だが、仕方がないではないか。
自分以外の誰が、どのようにして家族を維持及び継続させていくというのだ。
その為に生きながら人柱となるのだ。
その過程で得られる対価も存分に味わい、愉しませて貰うことにした。
だが、その為には父の協力が必要だ。
「お、おい・・。」
父の顔は見えないが、戸惑っていることは声で分かる。
娘は父の顔を跨いだ股間を更に広げる。
「・・して欲しいの・・。」
お母さんにしてあげたこと・・
・・全部・・して。
「あたしも・・してあげる・・。」
お母さんがしてくれたこと・・
・・全部、してあげる。
何でもしてあげる・・。
・・だから・・
「全部・・教えて・・。」
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