げほっぐぶっおぇっ・・。
盛大に噎せるコダマ。
不意に咽喉の奥深くに射精を為されたのだから当然の反応であった。
茫然としつつも、次の瞬間、父は手にしたタオルを少女の顔に当てながら背を摩すり始める。
悪かった、済まない・・・。
涙と鼻水を垂らしながら咳き込むコダマ。
「ぐげっゲほっ・・ゴぼっぎひっ・・」
吐き出す以外なかった。
それでもコダマは咳き込み続ける。
取り乱す父に向かい、大丈夫、とでも言わんばかりのジェスチャーを示す少女。
待つこと暫し。
「に、妊娠・・しないよ、ね?」
ようやく落ち着いたコダマの掠れ気味な第一声であった。
妊娠するわけがない。
だが、無理も無かった。
性に関する知識が圧倒的に不足しているのだ。
涙と鼻水に汚れ、口許からアゴにかけては己れの唾液と混じった白濁液を垂らす娘。
タオルで顔を拭いながら、ふとコダマは視線を一点に据える。
怪訝に思った父は少女の視線の先を辿る。
あ。
少女が凝視している先。
それは父の股間であり精を放って尚・・そこに屹立する男根であった。
※元投稿はこちら >>