俺は優子に突進していった。
優子は軽々とすっ飛んで壁にぶち当たった。
俺は優子を後ろから羽交い絞めにして
腕をもって優子の上半身を締め上げた。ちょうど大蛇が小鹿を仕留めるように。
優子は一体何が起こったのか理解できなかった。
ただ、この状況は尋常ではなく身の危険が迫ってることは確かだ。
俺は次第に腕の力を最大級に強め優子の肋骨を圧迫していった。
苦しそうに顔をしかめる優子。時に目を白黒させ大きく見開く。
もはや言葉は発せられない。息ができず、やがて顔が紅潮してきた。
このままでは本当に死んでしまうかもしれない。
俺は、腕の力を緩めて息ができるようにしてやった。
優子は大きく深呼吸して「生」にしがみ付く。
だが、それも一時であった。
俺は間髪入れずに、また優子の体を締め上げた。
優子の体は軋み悲鳴をあげる、優子はまさに地獄を味わってた。
それを数回繰り返すと、優子の抵抗がほとんどなくなってきた。
まさに死を悟った獲物である。
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