部室の時計を見るともう20時近くなっていた。
彩香は舌に残る佐野の味を一刻も早く口をゆすいで吐き出したかったが、万が一誰に部室の床に垂れ落ちるこの液体を発見されることを恐れ、すぐにポケットに入れていたティッシュを取り出して跡が残らないように綺麗に拭き取る。そして自分の唾液を出来るだけティッシュに吐き出した。
ガチャ…
部室のドアが開く音がし、彩香は慌ててティッシュを丸めてポケットにしまうと、佐野が座っていたパイプ椅子を片付けて棚の裏から出てくる。
健人「杉崎…?」
彩香「あ…健人くん…!」
健人は自主練習を終えて帰り支度をするために部室に戻ってきたのだった。
健人「まだ残ってたんだな…お疲れ。」
彩香「うん…健人くんも…お疲れ様。」
彩香は健人の前では努めて明るく振る舞った。少し前まで佐野のペニスを舐めていたことなど健人には想像もつかないだろう。
健人「杉崎、あのさ…マネージャーになってくれて…ありがとな。」
彩香「……え?」
健人「オレさ、なんか恥ずかしくて…中学の時はあんまり杉崎と話せなかったから…でも、高校一緒になって、しかもバスケのマネージャーやってくれて……とにかく……なんか感謝してるっていうか…な?」
健人は言葉を何とか絞り出すように言うと、照れを隠すようにそっぽを向いた。
彩香「健人くん…本当はね?あたし…ずっと…健人くんを応援したくて…照星高校を選んで、マネージャーになったの…。」
彩香も健人に応えるように自分でもびっくりするほど素直な気持ちを伝えていた。
だが、彩香は自分を責めていた。不本意とはいえ佐野と性行為をしてしまったこと、そしてついさっきまで佐野の肉棒を奉仕していたこと…。
(あたし…本当はこんなこと…健人くんに言う資格…ないのに…!)
そんなことを考えていると、健人が間を開けて口を開く。
健人「え……そ、そうなのか…。」
彩香「う………うん。」
二人は最初からお互い同じ気持ちを抱いていたのだ。
彩香も健人も顔を真っ赤にして俯いた。
小学校からの付き合いだった幼なじみの2人に甘酸っぱい時間が流れる。
健人「あ、あのさ…もう遅いし、送ってくよ。」
彩香「うん…一緒に…帰ろ?……あ!でも…ちょっとだけ待ってて?健人くんもあたしも…着替えないとダメでしょ…?健人くんは部室で先に着替えて!」
健人「お、おう…。」
健人にそれだけ伝えると、彩香は慌てて部室を飛び出した。
(こんな状態じゃ…健人くんとまともに喋れない…!)
彩香は口の嫌悪感を、あの男の面影を残して健人と一緒に帰ることなど出来なかった。
部室からほど校舎の外にある水道で、スクールバッグに入れてある歯ブラシを使って歯を磨いた。
口の中の嫌悪感は消えることはなかったが、それでも気持ちは全く違った。
少し念入りに歯を磨くと、彩香は部室に戻った。
ガチャッ…
部室のドアを開けると、健人はまだ着替えている途中で上半身は裸だった。
健人「うわっ!…杉崎!?」
彩香「ご、ごめん!!」
彩香はたった一瞬だったが健人の筋肉質な身体を見つめてしまっていた。
健人「別にいいけどさ……彩香はまだ着替えないのか?」
彩香「あ、うん……制服に着替えないと。じゃあ…奥で着替えてくるね?」
健人を待たせたくなかった彩香は慌てたように部室の奥へ行き、着替える。
同じ部屋で着替える健人と彩香。
確実にお互いを意識をしてしまっていた。
彩香「健人くん、もういい?」
健人「こっちは、着替えたよ。」
その返事を聞き、制服の彩香が姿を現した。
健人の中にあった彩香に抱く感情は大きくなっていった。
帰り道…。
適度に距離をとって並んで二人は歩く。
健人「杉崎さ…スマホ、持ってる?」
彩香「うん、持ってるよ?」
健人「そ、そうか……。」
彩香「…クスッ…連絡先、交換しよっか?」
健人「そ、そうだな!」
彩香は無意識に笑った。
健人といると安心する…。健人と一緒にいる時間が、思い出したくない出来事も忘れさせてくれた。
彩香「はい…登録したよっ?」
健人「オレも…オッケー!」
二人で満面の笑みで笑いながら帰り道を歩き、やがて彩香の家の前に到着した。
健人「杉崎…その…また…一緒に帰れるかな?」
彩香「健人くん…顔赤いよ?…もちろん…また一緒に帰ろ?…それと呼び方…彩香で…いいよ。」
健人「す……あ、彩香…。」
昔は名前で呼び合う仲だったのにいつしか健人は名字で呼んでいた。健人は今まで気づいていなかった彩香に対する気持ちをしっかりと自覚した。
健人「彩香…オレずっと…彩香のこと…。」
彩香「…え?」
健人「好きなんだ……ずっと…彩香が…。」
彩香の目からは涙が溢れたこのところずっと悲しみの涙を流していたが、今回は違った。
健人からの突然の告白…灰色だった視界が一気にフルカラーのハイビジョンに変わるように、彩香の日常が輝き出した。
今まで伝えられなかった健人への想いが爆発し、一気に彩香から溢れ出すように、健人へ本当の気持ちを伝える。
彩香「あたしも…健人くんが…好き。…大好き…!」
健人は彩香をギュッと抱きしめた。
彩香は健人の腕に包まれ、一時ではあるが全てを忘れて健人に身を任せた。
健人は彩香の両肩を掴むとゆっくりと唇を近づける。彩香は目を閉じて、健人の唇を受け入れた。優しく触れる二人の唇。それだけで健人の愛を十分感じることが出来た。
しかしそれと同時に彩香は汚されてしまった身体を健人が浄化してくれる感覚、そして、逆に自分に触れることで健人を汚してしまう感覚に襲われていた…。
彩香「今日は…送ってくれてありがとう。それと…本当に嬉しかったよ?」
健人「オレも…彩香…オレなんかを…本当にありがとうな?…じゃあ帰ったらまた連絡する!」
彩香「うん…待ってる!バイバイ!」
二人は幸せの絶頂にあるかに見えた。
だが彩香は健人の想いを知ったことで、さらに自分の置かれた状況にさらに絶望した。
もしあのことを健人が知ったら…健人を裏切ることになってしまう…。
夜、早速健人からラインが届いた。
健人(今日はありがとう!また明日も学校と部活頑張ろうな!)
彩香はラインを見て子どものように足をバタつかせてニヤける。
だが、そんなのも束の間、別のラインが届く。
佐野からだった。
佐野(今日のこと、許したわけじゃねぇからな。明日も楽しみにしてろよ。)
文章と共に写真が送られてきた。
彩香が必死に佐野のパンツの生地を口に含んでいる画像だった。
目をそらすことの出来ない現実。幸せな夢の途中に無理矢理起こされてしまったように、健人との幸せな時間は儚く消えていく。
光と闇、正義と悪、夢と現実…。
彩香の高校生活はさらに翻弄されていく…。
次の日朝起きると佐野からラインが届いていた。
佐野(今日登校したら、教室に行く前に体育館裏に来い!)
彩香は最悪の気分で登校しなければならなかったが、体育館裏に行くためにいつもより早めに登校した。
体育館裏に行くと、すでに佐野は待っていた。
佐野「遅えよ!…彼氏を待たせんじゃねぇ!」
彩香「す、すいません…。」
佐野はニヤニヤしながら何かを企んでいる。
佐野「お前、昨日オレのを飲めなかったよな?飲みたいって言ったから出してやったのに…。」
彩香「……すいません…。」
佐野「だからお前に罰だ。今すぐここでパンティを脱げ!」
彩香はいつも通り出来ませんと伝えようとしたが、そんなこと通用するわけもない…彩香は屈辱に耐えて返事をする。
彩香「…わかりました……。」
彩香はスカートの中に手を入れると、ゆっくりとパンティをずり下げる。佐野以外誰もいないとはいえ、外でパンティを脱ぐなど普通の女子高生には到底あり得ない行為だった。
佐野「フッ…よし、じゃあよこすんだ。」
彩香は俯いて言われた通りに佐野に渡す。彩香はスカートを捲れば女性器を晒してしまう状態だった。
佐野はパンティの匂いを嗅ぎ始める。彩香はその行為に吐き気を覚えた。
佐野「小便くせぇなぁ!…けど預かってやる!今日はそのまま過ごせ!」
彩香「!!……そんな…返してください!!」
佐野「昨日の罰だって言ってんだろ!!」
彩香「すいません!…昨日は…こぼしてしまってすいません!!…だから…!」
佐野「お前が本当に反省する気があるなら昼休みに連絡しろ!それで返すか判断してやる!」
彩香「そんな…。」
佐野「別にいいんだぜ!ずっとノーパンでも!」
彩香「…わかり…ました…。」
佐野はその言葉を聞くとパンティを奪ったまま行ってしまった。
彩香は教室に行くが、ノーパンであることで常に視線を気にしてしまう。
午前中だけとはいえ、授業中は気が気ではなかった。
(杉崎…パンツ履いてないんじゃね?)
(ノーパンで授業受けるなんて変態かよ!)
そんな風に言われているのではないかと彩香は心配してしまう。
もちろん普通にしていれば全く見えないだろうが、一人で羞恥心を感じながらいつも以上に脚を閉じることを心がけて授業を受けるしかなかった…。
昼休み、仕方なく佐野に連絡する。
(昨日のこと謝りたいと思います。)
すると待っていたのかすぐに返事が来た。
佐野(体育館裏の倉庫に来い!)
彩香は急いで昼食を済ませて体育館裏に向かった…。
体育館裏の倉庫は鍵は空いており、開けると佐野が待っていた。彩香にとって純潔を失った最悪の場所…。あの日のことが頭にフラッシュバックした。
佐野「おう、ノーパンで受ける授業はどうだった?」
(…この…変態!!)
彩香はこんな変態男に隷従することしか出来ない自分が嫌になるが、やるしかなかった。
こんなことさせられていれば、健人を含め、いつかは周りの人間に知られてしまうかもしれない…彩香自身もそれは充分理解しており、当然教師や家族に相談することも考えた。だが、レイプされたことを知られたり、万が一写真をばら撒かれてしまったら、初まったばかりの高校生活…初まったばかりの恋愛を、ズタズタにされてしまう。周りからは一時は同情されるかもしれないが、いずれ好奇の目を向けられるに違いない。そんなことになるのは彩香も我が身可愛さから絶対に避けたかった。
この瞬間だけ…この数十分だけ我慢すれば…彩香は自分に何度も言い聞かせて佐野と会話した。
彩香「…返してください…!」
佐野「それで、まずはどれだけ反省したか見てやる。スカート捲り上げろ!」
彩香「…はぃ…。」
蚊の鳴くような声で返事をすると、ゆっくりとスカートを上げる。彩香は自らの下半身を佐野に見せる。
佐野「スカートを上げたまま脚を開け!指でマンコを拡げろ!」
彩香「…はい…。」
声を震わせながら脚を開き、指で女性器を拡げる。
佐野は下から覗き込むようにして、彩香の女性器の全容を観察する。
佐野「あんだけオレたちのチンコ咥え込んだ割に綺麗じゃねーか。まだ挿れ足りねーってことだな!」
彩香は今から挿入されるかもしれない恐怖から身を震わせてしまう。
佐野「震えるほど嬉しいのか!…まあいい、それはまた今度たっぷり調教してやるとして…今日は…お前が謝りたくてオレを呼んだんだよな?…どうすんだ?」
佐野はこんな場所に呼んでおいて身勝手な理由をこじつける。
(健人くん…ごめん…本当に…ごめん…。)
彩香「佐野さんの…チンチンを…舐めさせて下さい……。」
佐野「ほぉ…それで?」
彩香「佐野さんの精液を…飲ませて下さい…。」
佐野「昨日みたいになったらぶっ殺すからな!!」
そういうと佐野は早くやれと言わんばかりに彩香の前に仁王立ちになる。
彩香「し、失礼します…。」
彩香は佐野の制服のベルトを外し、ファスナーを下げると、パンツも一緒に下ろした。
彩香に舐められることを待っているかのように、佐野のペニスはそそり立ち先端はすでに濡れていた。
昨日やっと健人に想いを伝え、健人と触れ合うことが出来た。そんな彩香にとって、突きつけられた佐野のペニスは今まで以上に残酷に見えた。
彩香はグロテスクな佐野のペニスを見慣れたわけではなかったが、この悪夢を早く終わらせたい気持ちから、諦めたようにペニスを握りしごき始める。
佐野「ちゃんと教えたことは分かってるだろうな?」
彩香は覚悟を決めてコクリと頷くと、感情を無にしてまず裏筋を下から上に舐め上げる。
レロォォ…
佐野の顔を見ながらゆっくりと舐め上げると、先走り汁が鈴口に玉を作った。
その先走り汁を舌で塗り広げるように亀頭を刺激すると、鈴口に舌先を挿れて先走り汁を吸い出す。
ズズッ…
彩香の口の中に塩味が広がる。
そのまま肉棒をしごいて玉袋を吸ったりカリの部分に舌を絡ませると、佐野のペニスはビクビクと反応し硬さを増してくる。
佐野「くっ……お前…うまくなったじゃねぇか…!」
佐野が快感を感じて興奮しているうちに、彩香はペニスを咥えると、ねっとりと顔を上下させて刺激を始める。
佐野「くあぁ……。」
(どう?…これで満足?…この最低男…!)
彩香は湧き上がる憤怒に耐えながら上下運動を早めてペニス全体を吸い上げる。
ジュルッ…ジュプ……ジュッ…ポ…ジュポッ…
卑猥な音をさせながら佐野の射精を促す。
佐野「ぐ…気持ち…いい…!」
彩香は全くの不本意でフェラをしているが、経験から早くも佐野が気持ち良くなるポイントをおさえていた。
(もう……早く……出して……。)
もちろん佐野のペニスに嫌悪感でいっぱいだったが、そんなことよりも彩香はこの場を早く終わらせたかった。
昨日と同じように口をあけて舌の上に亀頭を乗せ、しごいてやる。
佐野「ぐっ!イクッ…出るぞ!!」
佐野は昨日と全く同じく彩香の髪を掴むと、彩香の舌の上に亀頭を乗せたままペニスをしごき爆ぜた。
ビュルルッ!…ビュッ…ビュク…ビュ…
昨日出されたものとは違う、佐野の精巣で新しく生産された精液が彩香の舌の上に勢いよく飛び出した。時には喉へ、時には歯に付着し、糸を引いて彩香の口内を汚していく…。
何度出されても慣れない味と匂い…。卵のような粘性を持つその液体の鼻につく生臭い匂いと、舌に広がる苦味。彩香はこれで味わうのは三度目になる。
佐野「きったねぇ!オレの精液がお前の口の中で糸引いてるぞ!!…そのまま口開けてろよ~!」
彩香は佐野がスマホを構えたのを見ると思わず目を逸らす。
佐野「てめぇ!こっち向け!殺されてぇのか!」
彩香の髪を掴み無理矢理カメラに向かせる。
佐野「カメラに向かって口の中を見せたままピースしろ!大好きな佐野さんの精液をいただきましたってな!!」
(気持ち悪い!!……なんでそんなことまで…。)
彩香はもちろん全力で拒否したかったが、仕方なくピースサインを作ると、佐野はスマホのシャッターを切る。
佐野「次は動画だ!まだ飲むなよ!」
佐野は動画モードに切り替えて撮影を始めた。
この女が間違いなく彩香だとわかるように全体を撮った後に顔にカメラを寄せる。口内に粘つ口精液が溜まりを作っているのを接写で撮影する。
佐野「よし!飲み込め!!」
(汚い…苦い!…もう…いやぁ…)
彩香の体はこの液体を拒否して嗚咽しようとするが、それでも口と目を閉じて、喉を無理矢理動かした。
彩香「こく……ん……ゴクッ……」
彩香は喉にまとわりつくピリピリとした痛みに耐えながら全てを飲み込んだ。
佐野「飲んだか!口開けろ!確認だ!」
彩香は言われた通りに口を開けると、佐野の精液は全て飲み込まれ、彩香の胃内へ送られていた。
佐野「ははは!おいしかっただろ?ちゃんとオレの精液を飲めたことを感謝しろ!」
彩香「…佐野さん…おいしい精液を…ありがとうございました…。」
彩香が感謝の言葉を述べるまで撮影すると、佐野はカメラを止めた。
佐野「昨日のことはこれで水に流してやる!!また次に反抗でもしてみろ!どうなるかわかってんな?」
彩香「…はい…すいませんでした…。」
佐野「オレも鬼じゃねぇからな!ほら、返してやるよ!」
彩香にパンティを投げるように渡すと、佐野は射精して満足したのかそのまま去っていった。
彩香は口内に最悪の味と匂いが広がったまま素早くパンティを履く。
時計を見ると休み時間は残り15分となっていた。
彩香は素早く教室に戻り、歯を磨くと何事も無かったようにそのまま授業に向かった…。。
佐野との最悪の昼休みを過ごしたその日も健人と彩香は一緒に帰った。
健人はバスケの話を楽しそうに話し、彩香はそれを笑って聞く。彩香にとってその時間は唯一佐野を忘れられる時間だった。
健人「…彩香…!」
彩香「ん……。」
自宅の前で彩香は目を閉じると、健人が力強く抱き寄せて優しくキスをした。
健人「…じゃあ…また明日!」
彩香「うん!……またね!」
彩香の貞操は佐野に奪われてしまったものの、唯一ファーストキスだけは健人に捧げることが出来た。その為、健人とのキスは何よりの幸せだった。
前日と同じように彩香は健人とラインを送り合った。大した内容ではなかったが、二人の関係は高校生のカップルそのものだった。二人は徐々に距離を縮めて行く。
しかし彩香は佐野へもラインを返信しなければならなかった。
彩香が粘つく白い液体を口の中に溜めながらピースをしている画像だった。
佐野(明日の昼休みも倉庫に来い!)
彩香は完全に佐野の身勝手な欲望の捌け口にされ始めていた…。
※元投稿はこちら >>