第8章 杜鵑草
11月に入り、街には木枯らしの風が吹く。
照星高校の生徒達も寒さからカーディガンを羽織る生徒が増え、日が短くなったこともあり部活動の終了時間も夏に比べて数時間早まってきていた。
そんな寒空の下、今日も結合を始めようとしている男女がいた…。
佐野「どっちに欲しいか言ってみな!」
彩香「…お…おまんこに……挿れてください…。」
佐野「フン!…じゃあマンコじゃなくてケツに挿れてやる!」
グッ…!…ズニュッ…ヌププ…ッ!
彩香「はぁっ…あぁぁっ!」
学校近くのスーパーの第二駐車場…。駐車場の端にはそのスーパーのトラックが停まっており、後ろにあるコンクリート壁との間のスペースで2人はアナルセックスを行なっていた…。
佐野「あー、誰か来ねえかなー!見られるのが好きなんだろ!」
彩香「ぁん!…いやぁっ!そ、そんなっ…こと…無いですぅ!」
佐野は彩香の短めのスカートを捲りながら、アナルに挿入したペニスを出し入れして、彩香の肛門括約筋の締め付け、直腸内の柔らかいヒダに包まれる感覚を堪能した。
彩香自身、ペニスを挿入されることによる肛門の痛みはもうあまり感じていなかった…。
佐野「ケツの穴もよく濡れるぜ!そろそろ欲しいだろ!どこに欲しいか行ってみな!」
彩香「あん!…ひあぁっ!さ、佐野さんのっ…好きな…ところに…出して下さい…!」
佐野「このまま出すぞ!…出るっ!!」
彩香「やんッ!あん!…ぁあああ!」
どプッ…ビュるっっ…ビュゥ…ドロォ…。
彩香の肛門括約筋を脈動の度に無理矢理拡げる用に佐野のペニスが数回膨張を繰り返し、腸内に精液を注ぎ込む。
彩香は腹部に気持ちの悪いような温かさを感じた…。
ズ…ニュるぅ……!
ペニスを引き抜かれたと同時に、彩香は素早く向きを変えてしゃがむと、自分の腸液で湯気が立つペニスを咥えた。
佐野に行為後はすぐに後始末をするよう強く言われていた…。
彩香「はぁム…ゥ…じゅプ…にゅぽっ…!ちゅルゥゥ…!」
口内に拡がる何度味わっても慣れることのない味…。しかし、彩香は佐野が出した精液よりも自分の腸液の方に嫌悪感を覚えていた。
彩香「んっ…ちゅっ…。おいしい精液を…ありがとうございました…。」
佐野「よし…今日はこれで帰るぞ!」
彩香「はい…あ!う、うん…佐野くん…。」
彩香は敬語を言い直し、同級生らしい言葉で返事をすると、佐野と手をつないで何事もなかったように帰り道を歩いた…。
彩香のスカートは以前より短くなり、本来膝上までスカートの丈が無ければ校則違反だが、彩香は着ているカーディガンにスカートの殆どが隠れてしまうほどに短い。
これらはもちろん、佐野の指示によるものだ。
付き合い始めたあの日から、土日以外佐野が彩香を犯さない日は無かった。
昼休みは水泳部の倉庫で、放課後は橋の下はもちろん、学校近くの公園にある茂みや、裏山の中、そして今回のような駐車場など、人気の無いところを見つけては性行為に及んだ。
佐野は彩香に対してすでにいくつかの命令を出していた。
まず、帰宅時はスカートを通常から2つ折って佐野と共に下校をすること。
スカートは彩香の羞恥心を煽るなどという深い意味は無く、ただ単に佐野が挿入しやすい為だった。
そして、行為の時以外は敬語を使わずにあくまで彼女らしい態度で佐野を立てること。これにより彩香は佐野の彼女だということを常に自覚させられる。もっともこれも佐野にとってはそんな深い考えなど無く、ただ彩香に愛されている最高の彼氏を演じたいだけだった。
原田との調教日記は継続し、そのまま佐野との調教日記として書いていくことになった。毎日の行為を事細かに記録させ、交換日記の方式で佐野に内容を確認されていた。
だが、佐野の思い付きで出される指示はゆっくりだが着実に彩香の性の意識を倒錯させていく。佐野は自分でも気づかぬうちに、きちんと原田の意思を受け継いでいた…。
佐野「そうだ彩香!明後日の日曜、デートしようぜ!」
彩香「デ、デート…?」
佐野「なんだ…嫌か!?」
彩香「う、ううん!デート…行きたい…。あの…本当に…デート…なんだよね…?」
彩香は以前この男にデートだと言われ連れてかれたのは原田の家だった…。また身の保身の為に売られるようなことだけは絶対に嫌だった。
佐野「当たり前だろ!…じゃあ日曜は1日空けておけよ!」
彩香「うん…。」
佐野「日曜の10時、お前の家に迎え行ってやる!短いスカートを履いて来い!じゃあな!」
彩香「え?…じゃ…じゃあね…!」
佐野はぎこちない別れの言葉を言いながら手を振る彩香を見て、彩香が自分に対して徐々に従順になってきていることに満足していた…。
(ククク!もっとヤリまくって調教してやるか!)
佐野は黒い笑いを浮かべながら自宅へと帰っていった…。
彩香と佐野はここ数日毎日のように一緒に下校をしていたために、2人が付き合っていることは照星高校の一学年の生徒の中では周知の事実となった。もっとも彩香が一番知られたくなかった健人には、佐野との性行為に付き合うことを言わされた為、他の人にどう思われようがもうどうでも良いことだった…。
彩香は家に帰ると、宿題や勉強と併せて佐野との調教日記を健気に書きながらデートの事を考えた…。
(休みの日まで……やだなァ…。)
彩香はもちろんデートに気が乗らなかった。佐野は必ず何かしらの行為を自分にしてくることが容易に想像出来た。
それでも…あれから彩香は最大限、佐野を好きになる努力をしていた。佐野に嫌われれば嫌われる程、卑劣な行為は激しくなる。
(いっそ自分が好きになってしまえば…佐野くんを好きだと思ってしまえば…。)
行き止まりに逃げ込み、逃げ場を失った彩香が取った行動…それは諦めと開き直りだった…。
今まで佐野を含め様々な男たちに犯されてきたことを隠し続けてきた彩香は、遂に自分自身の本当の気持ちまで隠してしまった。
それにより、彩香はこれから自分で自分をどんどん墜としていくことになる…。
迎えた日曜日…。
彩香が着替えを済ませ、10時に家の玄関を開けると、電柱の側に隠れるようにして佐野が立っていた。
佐野「約束通りにスカート履いてきたな!…なかなか良い格好じゃねえか…。」
彩香は佐野に言われた通り、短めの白いスカート、ブラウスの上にグレーのロングコートを羽織り、黒いブーツ、黒いトートバッグと大人びた服装だった。佐野は普段は見れない彩香の私服姿にイヤらしい笑みを浮かべた。
彩香「あ、ありがとう…じゃあ…行こっか…。」
佐野「ああ!!…さっさと行くぞ!」
彩香は佐野に半ば強引に手を引かれ、街中へと繰り出した…。
しばらく街を歩くと、かの有名なMのマークがトレードマークのファーストフード店に到着した。
佐野「まずは腹ごしらえだ!」
彩香「うん…何か…食べよっか…。」
彩香はとりあえず食事からという佐野の選択にホッとしたようにマ◯クに入った。
土曜日の昼ということもあり店内には家族連れや、彩香達と同年代の中高生等で賑わっていた。
佐野「テリヤキバーガーのセット1つ!…彩香は?」
彩香「じゃ、じゃああたしは…チーズバーガーで…。」
佐野「よし!それじゃあテリヤキバーガーとチーズバーガー1つずつで!」
店員が金額を表示し、佐野は財布から金を出し、1人で会計を済ませようとする。
彩香「あ、いいよ!あたしも出す…!」
佐野「んなもん気にすんなよ!」
彩香「え…?あ、ありがとう…。」
いつもの佐野とは違う男らしい一面に、彩香は不覚にも少しだけ見直してしまう。
ある意味男として当然とも言える行動だが、ギャップ、とでも言えばいいのだろうか…いつも散々なレイプを受けているからこそ、彩香はそう思ってしまった。
混雑しているため後から席に食事を持って行くと店員から説明を受け、番号札を持って彩香と佐野は向き合うように席に着いた。
ガヤガヤと賑わう店内で、佐野は彩香に早速指示を出す…。
佐野「トイレに行って、コートとスカート以外は全部脱いで来い。もちろん下着もな…!」
彩香「!!…そ、そんな…こんなところで…無理です…!」
佐野「いいから行って来い!オレの彼女に選択肢はねぇんだよ!」
(そんなの…彼女じゃない!!)
そう思いつつも彩香は席を立ち上がり、トイレに向かった。
ドアを一枚開け洗面所を通り過ぎてトイレに入ると、コートを脱ぎ仕方なくブラウスを脱ぎ始める。
(いやだ……いやだよぉ……。)
しかし…そんな気持ちとは裏腹に彩香の顔は赤らみ、息は上がり始める。
(あたし…こんなところで何やってるの…?)
そう思いながら、ゆっくりと背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した。
コンコン!
突然トイレのドアをノックされ、彩香はビクリと心臓が飛び出しそうになる程驚く。トイレを待っている客がいるようだ…。
(ごめんなさい……は、早く…しないと…!)
健気にトイレ待ちの客のことを思いながら、彩香は最後にスカートを履いたままパンティを下ろすと、コートを羽織って脱いだ衣類をトートバッグに詰め込みトイレから出る。
洗面所のスペースには、背の高い男性客が立っていた。
彩香「お待たせしました…すいません…!」
男性客「い、いえ…!」
彩香は裸にコートを羽織っているだけだったため、胸の谷間が丸見えになってしまっていた。そこを男性客に上から凝視され、彩香もそれに気づいた。
(見られてる……いやぁ…!)
彩香は恥じらいから慌てて手を洗うと、そそくさと洗面所から出た。
もじもじとしながら明らかに周りの目を気にしながらトイレから出てくる彩香を見て佐野は欲望を満たしていく…。
世間の日常の中に紛れ込んだ非日常…。店にいる人間の中で一際美しい杉崎彩香が自分の彼女であり、その彼女は大衆の中で人知れず露出行為をしている…。それを知るのは彼氏である佐野剛だけであり、彼女は彼氏の意のまま…言いなりである。
佐野は彩香を所有物のようにした満足感に浸っていた。
彩香が脚をピタリと閉じて席に着くと、すでに食事はテーブルの上に届いていた。
佐野「おう!お先にいただいてるぜ!」
彩香「あの…大丈夫かな…?」
周りの目が気になって食べるどころでは無い彩香を、佐野はさらに責めていく。
佐野「彩香、そのコート流石に店内じゃ暑くねえか?…ボタンを1つ開けな!」
彩香「え…?これ以上…無理…!」
佐野「さっさとしろ!この場でコート脱がせても良いんだぞ!」
彩香「ぅぅ…わ、わかった…。やるね…?」
彩香はただでさえ胸元が開いているコートのボタンを片手で開ける…。
それによりさらに谷間が強調され、よくよく見ればブラジャーを着けていないことまでバレてしまうかもしれない…。
(み、見えちゃう……!)
彩香はそう思えば思うほど赤面して、ますます周りに見られているような気分になる。
佐野「それで涼しくなったな!じゃあ次は脚を開いて店に来てる客にサービスしてやんな!」
彩香「…!!」
彩香は佐野にやめてくれと訴えるように涙目を向けて懇願するが、佐野はただニタニタと笑っている。
佐野「早くしろ!!」
周りに聴こえてしまうかもしれないような声で言われ、早く言う通りにしないとかえって注目が集まってしまいそうだった。
彩香「わかった…。」
彩香は下を向いて唇を噛み締めながらゆっくりと脚を開いていく…。
生まれも育ちもいい彩香にとって、そもそも脚を開くことがはしたないことにもかかわらず、これだけの大衆の中で、下着も履かずに脚を開くことなど信じられない行動だった。
佐野「おい!もっとだ!」
彩香「も、もう…見えちゃうよぉぉ…!」
彩香は60センチ程まで両膝を拡げていた。短いスカートで大股開きしている為、下から覗き込めば暗がりの中の縦筋…女性器が確実に見えてしまうだろう。
そうでなくても彩香のような真面目そうな美少女が短いスカートを履き、マ◯クで大股開きをしているのは明らかに不自然だった。
佐野「よし!そのまま食べろ!…食べるまではそのままだ!」
彩香「そ、そんな……。」
彩香は渋々ポテトやバーガーを手に取り、そのままの体制で食べ始める。
(おい!あの女ノーブラだぞ!)
(脚広げてマンコ見せてるとか変態かよ!)
(ママ~!あの人パンツ履いてないよ~?…コラ!見ちゃいけません!)
そんな声が脳内再生され、周りの客と目が合ったり、少しでも自分の方向を見てる人がいれば自分が裸になっていることを見透かされている気がした。
彩香はチーズバーガーのセットを全て食べ終えるまでその羞恥心に耐え続けた…。
佐野はその表情をジロジロと見たり、わざと物を落として下からスカートの中を覗き込んだりして彩香が食事を終えるまで露出調教を楽しんだ…。
佐野「よし、食べたな!じゃあ次行くか!」
彩香「え?ちょっと……ふ、服は…?」
佐野「何言ってやがる!んなもんそのままだ!」
彩香ははしたない体制での食事からは解放されたが、服はそのままに店を出た。
店を出てから佐野に連れられしばらく歩くと、細い路地に入った。
すると、急に佐野にスカートに手を突っ込まれ、女性器を弄られる!
彩香「!!…あ!…いやっ!」
佐野は彩香に性器を弄った指を見せつける。
指には透明な愛液がしっかりと絡みついていた…。
佐野「すっかり変態だな!見られる想像して濡らして!」
彩香「………。」
彩香は何も言い返せなかった。嫌だと思えば思うほど興奮してしまう身体…。彩香にはどうしようもなかった。
佐野「フン!よほどオレのチンコが欲しいらしいな!…どうなんだ!?」
佐野のこの聞き方の答えは1つ…YESしかないことを、彩香はしっかりと調教されていた。
彩香「……うん…おちんちん…欲しい…。で、でも…外は……やだ…。」
佐野「生意気だな!…仕方ねえ、じゃあ行くところは1つだ!」
佐野は再び彩香の手を取り、細い路地を進むんでいく…。しばらくすると、古びたラブホテルの前に到着した。
佐野「ここだ!行くぞ!」
彩香「う、うん…。」
本来ならば男女が愛を深め合うための場所で、今日も佐野の身勝手で一方的な彩香の調教が行われようとしていた…。
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