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強姦輪姦 官能小説

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35
投稿者:溯
◆t3t4fyDiJo
ID:xxxxxl
真希「おはよ~彩香!」

彩香「あ…おはよう…。」

真希「元気ないねー!彩香でも夏休み終わるのは悲しいってやつ~?…あ、そういえば聞いたよ!部活休んでたんでしょ?」

彩香「うん…体調悪くて…でも何で知ってるの?」

真希「バスケ部の人から聞いたよ!…大分心配してたよ…?」

彩香「そうなんだ…ごめん…。」

真希「なんで謝んの!体調良くなったらまた遊びに行こうね!」

彩香「…うん!」

夏休みが終わり2学期が始まった。
肋骨骨折をした佐野は、もう十分日常生活は出来るほどに回復しているはずだが、完治していないという理由で実質不登校の状態になっていた。
もっとも彩香はもう佐野のことなど気に留めてはおらず…ただただ健人のことだけを考えていた。
その為、沈痛な面持ちで通学していた彩香だったが、昇降口で真希が話しかけてくれたことで少しだけ元気を取り戻すことが出来た。

(今日は…健人くんに謝るって決めたんだから…!)

自分の心にそう言い聞かせ、教室へと向かった。

彩香が教室に入ると、健人はいなかった。
普段は朝練があり、健人は必ず練習に出ていた ため、朝早くに席に座っているはずだ。
(え…?健人くん…休みかな…?)
彩香がそう思っていた矢先、クラスメイトの会話から驚愕の事実を知る。

「田島のこと聞いたか…?全治3ヶ月らしいぞ…?」

「あいつ期待されてたのに今年はダメみたいだぞ…。」

「靭帯損傷だからなー…。」

(健人くん…??怪我…??靭帯??)
彩香は耳を疑った。
(健人くん…!健人くん……!)
不安で胸が押しつぶされそうになり、健人の姿が、笑顔が、何度も彩香の頭に思い浮かんだ。
そんな中、担任がクラスに来て出席を取り始めた。

担任「あー、田島だけど部活で大怪我をしてしまってな、しばらく自宅療養した後からの通学になるそうだ。」

担任からの決定的な情報…。
彩香の目の前がぐらぐら揺れ、めまいような感覚に陥る。
(どうしよう…健人くんが…!)
吐き気を催し頭を抱えて机に突っ伏してしまう。

真希「……ちょっと!彩香…大丈夫!?」

彩香は体調不良を理由に保健室で休むことになった…。

保健室のベッドでも彩香の頭の中が落ち着くことはなかった。
(健人くん…。健人くんが怪我をしてしまっていたのに…あたしは今まで何をしていたの…?……謝らなきゃ……。でも…あたしから連絡を取る資格なんて…無い…!)
健人に別れを告げておいてそんなことは出来ない…。彩香は何度も何度も考え続けた…。

結局彩香は午前中ずっと体調が優れずに早退することとなった。
彩香は担任に自宅への連絡はしないでいいと伝え、徒歩で帰ることになった。

担任「本当に大丈夫か…?気をつけて帰れよ!」

彩香「はい……すいません…。」

彩香はベッドで何度も考えた結果、導き出した答えは一つだった。
(あたし…やっぱり健人くんに謝らないと…このままじゃ…やっぱり良くない…!)
自分から勝手に別れを告げたのに、その相手に会いに行くなど図々しいことは分かっていた。しかし、最低だと思われ、嫌われたとしても健人に会って直接伝えなければならない。もう2度と健人とは会わないというほどの覚悟で彩香は身を引かなければならないと思った。これ以上、健人に被害が及ぶのを防ぐためにも…。

彩香は自宅に帰らず、健人の家の前で足を止めた…。
震える手で勇気を出して健人の家のピンポンを押した。

ピンポーン…

しばらくすると「はーい」と返事が聞こえ、玄関の扉が静かに開くと、健人が一瞬驚いたような顔で立っていた。
出迎えた健人はジャージ姿だったが、右膝をギプスで巻かれ、松葉杖をついていた。

健人「あ、彩香…!」

彩香「健人…くん…!」

彩香はギプスで固められた足を痛々しく思い、それに対して健人は久々に見た制服姿の彩香に内心ホッとしていた。
健人は自宅まで来てくれたことを心から嬉しく思ったが、彩香に怪我をした姿を見られて情けなくも感じていた。

健人「…だせぇ姿見られちゃったな…。彩香も具合悪かったんだろ?それなのにオレ、何にも出来なかったし…。」

彩香「そんなことないよ!…大丈夫なの??」

健人「骨は大丈夫だったんだけど、靭帯が伸びてるらしくて、しばらくはスポーツやめろってさ…。」

彩香「そうなんだ…。」

彩香・健人「あ、あのさ!」

同時に声を発し、2人の間に沈黙が流れる。先に口を開いたのは健人だった。

健人「実は今日、夜まで両親ともいないんだ…。少し、話さない?」

彩香「…うん…。」

彩香は、いけないと思いつつも健人の家に上がってしまう…。

痛々しい足で階段を登り、自分の部屋に案内する健人。
彩香はこれから大好きな健人に別れを告げなければならないと思うと、この前は輝いて見えたバスケットボール一筋の健人の部屋も、曇ったようにどんよりと感じた。
2人はベッドの上に少し間隔を空けて腰をかけた。

健人「あのさ…別れるって…急にどうしたの…?」

健人は一番の疑問を早速問いかける。

彩香「………言葉通りの意味だよ…。あたしは…もう…健人くんとは付き合えない…。」

声を震わせながら言う彩香に、健人は大きく反論する。

健人「オレは…納得いかない!」

彩香「…え…?」

健人「オレ…彩香のこと、何もわかってないのかもしれない。…元気がない時…あったよな…?部活中も……合宿の時も………でも!…何もできなかった…。」

彩香「………。」

健人「オレ…もっと頼りになる男になるから…!だから…!」

健人は彩香を抱き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。
健人の両腕に包まれた瞬間、彩香の目からは大粒の涙がボロボロとこぼれた。

(健人くん…!あたしは…こんなに最低なんだよ?…なのに…なのに…健人くんは…いつもあたしの側にいてくれて…分かってくれていた…。
でも…やっぱりあたしに健人くんの彼女になる資格なんてないよ…。)
彩香の中で、健人への罪悪感が押し寄せる…。

健人「オレは彩香の…全部が好きだ…!たとえ彩香がオレのこと嫌いでも…。」

彩香「健人くん…。」

健人は彩香を見つめ、ゆっくりと唇を近づける。彩香は近づいてくるその唇を避けなければならないと思った。しかし…健人を愛している本能からか、身体が固まってしまったように動かず、口付けを許してしまう…。

彩香「ちゅっ……。」

優しい、優しいキス…。だが、この時、彩香の中で何かが壊れ、光に包まれるような感覚になった。
(やっぱりあたしは…健人くんが大好き…。なのに…今まであたしは…なんてことを……!)
それはいわば、原田の洗脳が解けた瞬間だった…。

彩香はこれ以上のキスを拒むように健人の身体を両手で押しのけた。

健人「…いきなり…ごめん…。でもさ…別れるなんて…言うなよ…。」

彩香「…………。」

健人「それでも…ダメか…?」

(そんなわけない…!そんなわけない…だけど…。)

彩香が悩んでいると、ギプスを付けた痛々しい健人の足が目に入る…。

彩香「健人くんが…怪我してることも…知らなかったんだよ?…あたし……マネージャーとしても……失格だよ…。」

健人「それはオレが…彩香に何も伝えてなかったから……。…ごめん…。でも…足も早く治して復帰して、また彩香と一緒に頑張りたいんだ…!」

彩香はこんなこと思ったらおこがましいかもしれないと思ったが、怪我の原因には自分が健人の気持ちを動揺させてしまったことにもあるのかもしれないと思った。

彩香「健人くん…ごめん…………!」
(もうこれ以上、嘘をつけない…。言わないと…本当のことを……!)

彩香が勇気を出して全てを打ち明け話そうとしたその時、健人は彩香の言葉を遮るように気持ちを伝えた。

健人「オレはとにかく!別れるつもりは無いから…。どんなことがあっても…彩香は彩香だし、オレが好きなのは変わらない…!」

彩香「健人…くん……。」

涙を流す彩香の唇を健人は再び奪った。

彩香「んくっ…ちゅうゥ!レロッ…れろ…。」
(だめ…健人くん…あたしは汚れた…最低女…なんだよ…?)

時に激しく、時に優しく舌を絡ませ、互いの唾液を吸う。
彩香は健人を拒もうとするが、健人を真剣に愛している気持ちがそれを許さなかった。彩香は葛藤の中、結局健人との愛に溺れていく…。
どれくらいの時間、お互いの唇を味わったのだろう…。息を切らした2人は唇を離して見つめ合う…。

健人は息を切らし、すぐにでも彩香に抱きついてしまいたいと思った。彩香も自分で分かるほど顔を赤らめて興奮していた。
2人が視線を落とすと、健人のペニスがジャージの中ではち切れんばかりにそそり立っていて、大きくテントを張っていた。
健人は恥ずかしくなり慌てて隠そうとするが、片足がギプスで巻かれている為にうまく隠せないでいた。

健人「あ、彩香…これはその…!」

彩香「ううん…大丈夫だよ…。健人くん……。」

思えばこの半年間、一体どのぐらい汚されたのだろう…。多くの男たちと関係を持ってしまった中に、大好きな健人はいない…。
(あたしにとって、健人くんは…大好きな…大好きな特別な人なのに……。)
彩香は男たちに対して嫌々ながらも奉仕してきた。だが、健人に対して何もしてあげられていない…。彩香は健人がこんなにも自分を愛してくれていることを無下にしているような気がしてならなかった。

彩香「健人くん……。あたしもう…健人くんとは戻れない…。でも……だから今日は…最後まで……。」
(…最後まで……するから……気持ちよくなって…。)

彩香が健人への愛情を伝える方法…それは皮肉にもこの半年間で仕込まれたセックスという生殖行為しかなかった。
彩香はあくまで健人の為と自分に言い聞かせたが、本当は自分の為だった。彩香は自分の存在価値を確かめたかった。一回…たった一回でもいいから、愛する男と肌を重ねたかった。そして、そんな淫乱になってしまった自分自身を守るために、性行為する理由が欲しかっただけなのかもしれない。

健人「彩香……?」

彩香「カーテン…閉めて…。」

健人「お、おう…。」

健人は彩香の妖しくも色っぽい雰囲気に動揺したが、後ろ手に手を伸ばしてベッドの近くにあるカーテンを下げた。
その瞬間、彩香は健人をベッドへ押し倒した。

健人「!!…彩香………!」

彩香に急に押し倒された健人の興奮は最高潮に達していたが、ギプスをした足では彩香と行為することは困難だと思った。しかし、もちろん彩香はそんなことは理解した上で健人を押し倒していた。

彩香「…健人くん……。健人くんは何もしなくていいから……あたしに…任せて…。……あ!…でも……絶対に見ちゃダメ…。」

上目遣いで懇願する妖艶すぎる彩香に、一気に顔を赤くした健人は、むしろ自分で恥じらう顔を隠すように、そばにあった枕を顔の上に乗せて自ら視界を遮った。

彩香「ごめんね…ありがとう…。」

準備が整い、彩香は一旦息を落ち着かせると、健人の股間を優しく弄り始める。
(健人くん……すごい…。)
最も愛しい人間の熱く、硬い剛直をジャージ越しで感じ取る。
短パンのジャージとパンツに指をかけ、2枚同時にずり下げていく。

健人「あ、彩香っ…!」

覆い被さる枕に向かって、上ずった声を出す健人。
ビンッ…とそそり立つペニスが露わになり、彩香に突きつけられる。
(健人くんの……もう先っぽから溢れてる…。)
彩香の人差し指で健人のペニスの鈴口に触れると、指と鈴口との間に透明の糸が引く…。

健人「…うっ…。」

(健人くん……すぐ……舐めてあげるから…ね…?)
健人のペニスが早く舐めて欲しいと言っているように感じた彩香はそのまま膝のギプスの上までジャージとパンツをずり下げると、しなやかな指をペニスに絡ませて口を近づける。

彩香「…んっ…レロッ…レロレロ…。」
(ん……しょっぱい…。)

健人「……っ!…」

健人は突然ペニスの先端を這う柔らかい舌の感触に体をビクリと動かす。
前戯も無く、ムードもない…ただただ男性器を奉仕する行為…。しかし、ここ数日原田と会うたびに即尺をしていた彩香にとって、何の違和感もなく、ましてや大好きな健人に対して行うことなど造作もないことだった。

彩香「ちゅっ…じゅるッ…レロん…んッ…ちゅる…。」
(健人くん……ここ……気持ちいい…?)

裏筋を舐めたり、カリ首を舌先でなぞったりすることはもちろん、竿の部分も丁寧に舐め上げる。

彩香「レロッ…ピチャっ…ちゅっ…ちゅぼっ!」
(いっぱい…気持ちよくなってね…。)

健人「あ、彩香!…そんなところ…!」

ジャージが膝上にあるため健人は殆ど脚を広げられない。だが、彩香はその狭い股間に顔を埋めて陰嚢を舐め、睾丸を吸って愛撫する。
健人の反応に笑みを浮かべながら、大きく口を開けてペニスを先端から咥える。

彩香「んむっ…ジュポっ……ん…ゥグっ…ん…グヴぅッ…!」
(健人くん…!健人くんっ…!)

健人「ぅ…ぁあ……はぅぅっ!」

健人のペニスを咥え、卑猥な音を立てて頭を上下させる。だが、ただ口内で刺激するだけではなく、彩香は自ら求めるようにペニスを出来るだけ深々と咥えこみ、喉奥で亀頭を刺激する。
健人はペニスの全てを包まれ、亀頭を締め上げられるような感覚に情けない声を上げてしまう。
先日原田によって仕込まれたばかりのイラマチオ…喉奥まで咥えることで快感を与えるディープスロートを、彩香は愛する男の為に早くも実践していた。

しばらく奉仕が続き、彩香の丹念なフェラにより健人のペニスは全体が濡れ光るほど唾液にまみれていた。

彩香「健人くん…ちょっとだけ…待っててね…?見ちゃダメだよ?」

健人が枕越しに頷くのを確認し、彩香はベッドから降りて立ち上がると、スカートの中に手を入れてゆっくりとパンティを下ろす。
彩香の足元に下げたパンティ…着けている生理ナプキンは愛液で湿っていた。
彩香はスカートの中は何も履いていないため、股間にスースーと涼しい風を感じる。彩香は健人からは見えていないながらも顔を真っ赤にしてベッドに上がり、健人に跨る。

彩香「健人くん…挿れる…ね?」
(恥ずか…しぃ…っ…。)

健人「え…?」

いつもは男達に責められてばかりの彩香が恥じらいながらも健人に言うと、ペニスを上から掴み、自らの秘裂に当てがう。

彩香「は……ぁっ……。」
(健人くん…ごめんっ……。)

彩香はスカートで無毛の女性器を隠しながら腰をゆっくりと落とし、徐々に健人のペニスを膣内に導いていく…。

健人「ぅ……ぅああ…!」

ペニスの先端から感じる初めての女の味…。彩香との結合が始まったことを健人は感じた。

ぬりゅりゅりゅ…にちゅっ…。

健人「あっ……彩香ぁ……!」

彩香「くっ…ぁあッ……!ハァァ……!」
(健人くんのが…あたしの…ナカに…っ…。)

彩香は健人の下半身に腰を下ろすと、2人の性器が完全に結合した。ペニスの先端が彩香の子宮口を押し上げたことで、彩香は歓喜の声を上げる。
彩香にとっては今までの激しくも悲しい行為とはまるで違う、優しく甘い、互いの愛を確かめ合う行為だった。
一方健人は自分の全てを彩香に飲み込まれたかのような初めての感覚に身を震わせていた。
彩香によって筆下ろしされ、健人は彩香に奪われる形で童貞を卒業した。

彩香「健人くん……動く…ね?」

彩香は返事を聞くことなく健人に文字通り馬乗りになって腰をゆっくりと振り始める。

彩香「んっ…んんっ…!」

健人「ぐっ…ぅっ…あああ…!」

それはまるで逆レイプ…。怪我で動けない健人の上で彩香は痴女のように腰を振る。
想いを馳せる女に身を任せ、自らは動かずとも快感を得る健人は、これまでに味わったことのない程の至福を感じていた。

ぬちゅッ…にちゃッ…ヌりゅっ…ズニュっ…

彩香「あっ…やっ…あんっ…ぁあっ…!」

健人「ぐっ…あ、彩香っ…やばいっ…!」

初めての性行為…目隠しをされ、大好きな彩香が腰を振っている状況…健人は自分でコントロールが出来ずにペニスをしごかれ続け、すぐに射精感が訪れる。
性行為を続けた彩香の膣は、男が腰を振らずとも充分に悦ばせられる蜜壺となっていた。

健人「あ、彩香…やばい!…もう…!」

彩香「ハァ…ハァ……んっ…健人…くんっ……そのまま…出して……?」

健人「……え?」

彩香の言葉で健人の頭に一瞬よぎったのは、あの映像…。峯村に見せられた、挿入を喜んでいるかのように見える女性…。
それも束の間、彩香の刺激により健人は射精を迎えてしまう…!

健人「彩香…もうっイク…っ!…早く…抜いてくれ!」

彩香「…あっ!あん…あんっ!…ぁああっ!!」

彩香には健人の声は届かない…いや、聞こえないフリをしていた。
(もう嫌われてもいい。嫌われて当然の女になってしまったんだ…。)
(だからせめて…健人くん…最後に…あたしの中に……下さい…。)

腰を一層速く、激しく上下させ、膣内のペニスが膨張したのを感じた彩香は射精を受け止めるために腰を落とすと、彩香の子宮口と健人の鈴口が密着した!

健人「ぅああああっ!」

ドビュ…ビュルルゥッ!…ビュルッ…ビュッ!

彩香「あんッ!ああアアっ!!」

今まで射精という生理現象には嫌悪感を覚え、ましてや中出しなど身体全体を汚された感覚に苦しんでいた。しかし、今回はまるで違った。
彩香は制服のまま汗を滲ませ、子宮口に迸る健人の射精によりオーガズムを迎えた…。
脈動に合わせて膣を収縮させ、さらに射精を促す。まるで健人の精液の一滴足りとも逃すことなく胎内に注ぎ込ませるかのように…。

ヌ…ヌリュっ…。

このままずっと健人と繋がっていたい…。これで離れたらもう…。そう名残惜しくも思ったが、彩香は腰を上げてペニスを引き抜いた。
彩香は膣から精液が垂れ落ちないように素早くパンティを履くと、自分の愛液で濡れ光る健人のペニスに舌を這わせ、丁寧に舐めとっていく…。

健人「うぁっ…!?」

枕の下で驚く健人を横目にお掃除フェラをする彩香。ペニスを下からしごくと鈴口から時折玉のように出てくる精液を吸いながら、最後にはペニスを咥えて行為によってお互いの性器から分泌された液体をしっかりと舐めとった。

健人「あ、彩香…ごめんな…ありがとう。」

彩香「健人くん……ごめん……でも…ありがとう…。」

ここ数ヶ月の間、彩香の体内に男の精子が泳いでいない日の方が少ないのではないかというぐらい、男たちに汚されてしまった身体。それが初めて自ら望んで胎内に健人の精液を受けたことで、彩香は一瞬でも自分の身体が浄化されたような感覚になれたことに感謝していた。

彩香「…クスッ…もう…枕取っていいよ…?」

健人「え…いいのか…?」

健人が恐る恐る枕をどかすと、彩香が微笑みながら飛びつくように健人にキスをしてきた。
彩香の口は少しだけ精液の臭いがした。
彩香は、笑っていたが、その表情はどこか悲しげだった…。

---------------------

夕方になり、健人は自分の部屋に1人取り残されていた。
帰り際に悲哀に満ちた表情で彩香が言った一言…。

彩香「あたしは健人くんのことが大好きだけど…今は前と同じ、友達でいてくれるかな…?ごめんね…。」

健人は引き止めることが出来なかった。
(友達だったら…何であんなことを…。彩香…もしかして本当にあの動画は…お前なのか…?)
動画を見た時はにわかに信じられなかったが、ついさっきの性行為を思い出し、彩香の行動からどうしてもあの動画に映っていた女性が頭にチラついてしまう。
(彩香は…初めてじゃなかった…。)
彩香が明らかに処女ではなかった…それに、前から男性器を舐める行為に抵抗を感じている様子もない…健人の不安はどんどん大きくなった。
(彩香…一体なにがあったんだ…?)
健人は彩香の身を案じながら、何か大きな事件に巻き込まれているのではないかと疑いを持ち始めていた…。

その頃…一旦、薬局に寄って家に帰ってきた彩香…。
(健人くん…ありがとう…。でも、これ以上健人くんには迷惑はかけられない…!)
彩香には自分と向き合う勇気が必要だった。ずっと不安を抱えた状況から逃げ、現実を受け止められなかった彩香だが、健人と会って繋がったことで、ようやく重い、重い一歩を踏み出す勇気が出た。

彩香「…………!!」

彩香がずっと1人で抱えていた一抹の不安…信じたくはなかったが、ある意味予想していた通りの最悪の結果が出てしまった。
貧血のように視界が狭まるような感覚に陥りながらも、意を決して原田に電話をかけた。

原田「もしもし……昨日の今日でもうヤリたくなったのか…?」

電話から聞こえる聞き慣れた原田の声…。しかし、その声の感じ方は昨日までとは全く違い、吐き気さえ覚える声に感じた。だがそれも健人が彩香を原田の洗脳から救い出してくれたお陰だった。

彩香「そんなんじゃ…ありません…!」

原田「…どうした…?」

彩香「……妊娠……しました…。」

電話をする彩香の手には妊娠検査薬が握りしめられていた。そこには妊娠を示す線が確かに現れていた…。

※元投稿はこちら >>
18/06/21 21:54 (Cqf5ORu0)
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