その日彩香は興奮して眠れなかった。
(また一緒に帰ろうな)
健人が言ったその言葉が頭の中を何度も駆け巡りリピート再生される。
振り向きざまに見えた健人の笑顔が忘れられない…。
彩香は入学と同時に購入してもらったスマートフォンで、高校こそ違ってしまったものの、中学以来親友の倉田陽子に連絡した。陽子は彩香が健人に想いを寄せ続けていることを知っている唯一の相談相手で、いつも相談に乗ってもらってはアドバイスをもらっていた。
陽子「絶対健人くんも彩香のこと好きだって!」
彩香「えー!そうなのかな?…健人くん優しいからそう言ってくれただけだと思うけど…。」
陽子「もっと自信持ちなって!バスケにしか興味ない健人くんが彩香を誘ったんだよ!?…マネージャーって話も絶対喜んでるって!」
彩香「そうかな??」
陽子「当たり前でしょ!…まあとにかく自信もって頑張ってよね。次は付き合ったって連絡、待ってるよー。」
彩香「ちょっとやめてよ!…でも…うん。頑張ってみる。ありがとう!」
親友との会話の中で、彩香は健人への想いをさらに強めていった。
数日後…。
学校の部活動が始まり、新入生は思い思いの部活動を見学したり、仮入部したりし始めた。
真希「ねーねー!彩香はどこに入部するの?やっぱりテニス部?」
彩香「テニスも続けたいけど…実はバスケ部のマネージャーになろうか迷ってるんだよねー。」
真希「え?バスケ部??まさか…好きな人!?」
彩香「えー、内緒!」
真希「えーいいじゃん!教えてよー!」
彩香「ダメ!内緒!真希はどうするの?」
真希「あたしは中学からそのままバスケ続けるよ!」
彩香「そうなんだー。頑張ってね!」
クラスで女子高生らしく盛り上がる二人。放課後彩香はバスケ部の見学に体育館を訪れた。
彩香は女子1人で入部検討中の新入生達に混じり
バスケ部の練習を見学した。
健人はすでに先輩達に混じって練習を始めていた。上級生の激しいディフェンスを掻い潜り見事に健人はシュートを決める。
(やっぱカッコいいな…。健人くん…。)
部活に励む健人の姿を見て、彩香はバスケ部のマネージャーになることを心に決め、入部届を提出した。
四月中旬から早速本入部になることを顧問に説明された後、彩香は手続きを終え、帰り支度を済ませて昇降口に向かった。
上履きを脱いで下駄箱からローファーを出すと、同時に一枚の手紙が地面に落ちた。
(なんだろ…これ…。)
彩香はその場で手紙を開くと、[田島健人に近づくな]手紙にはその一言が書いてあった。
手紙の内容に気分を悪くしながらも手紙をスクールバッグに入れて帰宅した。
(あたしだって…本当に健人くんが好き…こんな人には負けない…!)
そう心に言い聞かせ、戦うことを強く決心しながら、次の日彩香は学校に登校した。
上履きに履き替えようと下駄箱に手を伸ばすと、再び何か封筒が入っていることに気づいた。
(今度は何…?)
封を切り中身を確認すると、また手紙が一枚入っていた。
[昨日の手紙は読みましたか?話があります。今日の放課後、プール裏に来てください。]
この文章を読み、彩香は怒りを沸々と込み上げながらも、相手にする必要はない、そう思った。
だが、よく見ると封筒の中にはもう一枚何かが入っていた。中身を確認すると、彩香の顔はみるみる青ざめた。
そこには和式便器で用を足した後だろうか、ガニ股で局部をトイレットペーパーで拭いている女子高生の姿が斜め下からのアングルで撮影されていた。それは紛れもなく彩香本人の写真だった。彩香は慌てて写真を封筒に入れ隠すようにスクールバッグに入れた。
授業中も気が動転し、教師の話など全く耳に入ってこなかった。
(誰がこんな写真を!いつ撮られたんだろう…誰かに相談しようか…相談なんて出来るわけない!こんな写真、誰にも見せられない!…見られたくない…。写真を見せずに相談するのは?…先生達がすぐに取り合ってくれるかもわからない…それにもし相談した事がバレたら…盗撮写真をばら撒かれてしまうかもしれない…。)
いろんな考えが彩香の頭の中をぐるぐると回り、結局誰にも相談出来ずに放課後を迎えた。
彩香は指定の場所、プール裏に重い足取りで向かった。
彩香がプール裏に到着すると、一人の男子生徒が立っていた。彩香はこの生徒に見覚えがあり、同学年であることはわかったが名前は分からなかった。身長は彩香と同じ程度で中肉中背、目つきが悪く、腰までズボンを下げたその見た目から素行は悪く見える。彩香が想いを寄せる健人には遠く及ばない男だった。
?「杉崎さん?本当に来るとは思わなかったよ。」
彩香「あの…写真、返してください!なんでこんなことするんですか…。」
?「その前に…手紙本当に読んだのかよ。田島のこと、諦めろ。」
彩香「なんで…あなたにそんなこと言われないといけないんですか?」
?「うるせぇなぁ。諦めるのかって聞いてんだよ。」
彩香「それは……無理です…。」
?「そうかぁ…。お前、後悔すんなよ?」
彩香「………え!?」
彩香は意味がよくわからず考えていると、後ろに近づく気配を感じ素早く振り向いた。
だがその時にはもう遅かった!何者かに羽交い締めにされると先ほどの男が前から近づいてきて素早く彩香の脚を持つ!
彩香「きゃっ!!…んんぅぅぅ!!」
彩香は咄嗟に叫び声をあげようとするが後ろから口を塞がれくぐもった声を上げる。
数人の男達によってスレンダーな彩香の身体が簡単に持ち上げられると、プール裏にある小屋に運ばれ、押し込められてしまった!
普段はビート板やプールの洗浄に使う薬剤などをしまっておく倉庫だが、四月は水泳部は近くの市営の屋内プールを借用して練習していたため、この時期は全くの無人で人が近づくことはない。
男子生徒の一人が靴を脱ぎ汚い靴下を脱ぐと、彩香の口に詰め込む!
彩香「んぶぅ!むうぅぅ…!!」
(いやあああ!やだ!やだぁっ!)
ジタバタと手足を動かし、どんなに悲鳴をあげようと無意味だった。それどころか靴下に口の水分を奪われ、鼻呼吸しか出来ないため次第に彩香の抵抗が弱まる。それを機に男は彩香の口から頭にかけてタオルを一周回し、後頭部できつく結ぶ。彩香は完全に声が出せなくなってしまった。
やがて彩香は倉庫の奥へ運ばれて、足元に敷かれた青い水切りマットの上に降ろされる。
このとんでもない状況の中、息苦しさから息を荒げる彩香だったが、くらくらとする意識の中男たちを見る。
薄暗い倉庫の中、4人の男たちが彩香を取り囲むように立っているのが見えた。彩香を呼び出した男以外は全く知らない男達だが、上級生だろうか、皆背が高くガタイがいい。
彩香は力を振り絞って立ち上がり逃げようとするが、すぐに男たちに掴まれ押し倒されてしまう。
「おい!逃げんなよ!!」
「こんな状況なんだから諦めろや!」
そういうと1人が彩香の後ろに回り込み、羽交い締めにして拘束する。4人の中で最も屈強に見えるこの男に羽交い締めにされた彩香は両手が全く動かずどうしようも無くなってしまった。
?「よし!ひん剥くか!」
リーダー格なのだろうか、彩香を呼び出した男がセーラー服のサイドファスナーを上げると、他の男たちと協力して上に捲り上げて脱がす。すぐにリーダー格の男が彩香のワイシャツに手をかけると、楽しむように上から順番にボタンを開けていく。
(やだっ!やだぁっ!やめてよぉぉ!)
彩香の思いも虚しく、全てのボタンが開けられると、ワイシャツの両側を持って一気に左右に開いて彩香のブラジャーと白い肌を晒す!
(いやぁぁぁぁ!!見ないでぇ!!)
?「なんだぁ。意外とちっちぇなあ!邪魔だこんなもん!」
中学3年生で初潮が来た彩香は、まだBカップの胸に少しコンプレックスを抱いていた。そんなコンプレックスに構わず、男は彩香の背中に手を回しブラジャーを外すとまだ誰にも見せたことのない乳房を呆気なく4人の男たちに凝視される!
(いやだぁ!…もう!やめてよぉぉ…!)
くぐもった声とともに彩香は顔をぐしゃぐしゃにして涙を流す。しかしこの男達にとってそんな姿は興奮材料の一つでしかない。
そんな中後ろからフラッシュがたかれる!
どうやら男の1人が彩香の裸体を撮影しているようだ。晒された乳房を彩香のぐしゃぐしゃに泣く顔と共に容赦なく撮影していく。
(やだ!写真なんて!撮らないでぇ!!)
?「小せぇけどなかなか綺麗な胸してんじゃねーか!」
そう言いながら男は彩香の乳房を強引に揉みしだきながらピンク色の乳首にしゃぶりつく!
(痛っ!…いやっ!気持ち悪いっ!!)
次の瞬間後ろにいた男達が彩香の両腕を持ち上げるとマットの後ろにあった用具棚の柱に引っ掛けるようにして手錠をする!
彩香は両腕を万歳するかのように上げたまま完全に自由を奪われてしまった。
「よーし、次はこっちだなぁ!」
男達はまだ真新しい制服のスカートを捲り上げ、一気にパンティを晒すと、パンティの匂いを嗅ぎ始める!
「小便くせぇ!ちゃんと拭いてんのか!?」
男達の嘲笑の中、彩香は羞恥心から涙を流し続けることしかできない。
(もう…やめて下さい…!)
段々抵抗する体力も気力も失われていく中、1人の男がパンティに手をかけて脱がせようとする。
彩香は必死に脱がされまいと両脚を閉じて抵抗するが、男達の力に敵うわけもなくずり下げられしまった。
ずっと乳房を舐めていた男がパンティを彩香の眼前に突きつける。
?「おい!シミが出来てるぞ!こいつ感じてんじゃねーか!?乳首もビンビンじゃねーか!」
(そんなこと…ない!)
男達の爆笑の中でも彩香は必死に耐えていた。
?「おい、開け!ここまで来て抵抗してんじゃねぇぞ!」
バシィ!バシィィン!!
男が彩香の太ももを容赦なく叩き、他の男達と協力して力ずくで股を割り開く。
(痛い!!…もう…ダメ…。)
必死の抵抗虚しく彩香は生まれて初めて男に女性器を晒してしまう…。
「うぉぉ!ぴったり閉じてんじゃん!」
「毛も薄めで整ってるぞ!もしかして今日のために準備してきたのか!?」
彩香は中学時代に友人から聞きかじった手入れの方法を覚えており、清潔を保つために実践していた。それが今回、裏目に出てしまった。
?「見ろよ!中も綺麗なピンク色だぞ!」
男がぴったりと閉じる彩香の性器を指で拡げると、サーモンピンクのクリトリスや膣口部分が晒され、その瞬間を容赦なくフラッシュをたいて撮影していく。
性器を接写で撮影したり、下から性器と共に彩香の顔が映り込むように撮影をする。
撮影が終わったことを確認すると、男は彩香のマンコにむしゃぶりつき、下をなぞるように這わせたり、膣口を探して舌を突き入れるように舐め始めた。
(汚い!やだ!気持ち悪い!!)
彩香は脚をM字に開脚されたまま唯一動く腰を左右に揺らす。
「おいおい、もう欲しいのかよ!!せっかく愛撫してやってんのによぉ!」
そう言いながら脚を拘束しながら男に胸を揉みしだかれる。
?「おーおー、濡れてる濡れてる!そんなに気持ちいいか!」
(もうやめてぇ…!!)
彩香は気持ちいいという感覚は全く無かったが、男達の刺激から愛液は生理現象のように分泌されてしまう、悲しき女の性だった…。
彩香が横にうつむきながら陵辱に耐えていると、男が性器を舐めるのをやめた。
彩香はもはや顔を上げることが出来なかったが、カチャカチャという金属音が鳴った後、再び男が自分の前に来たことは分かった。
彩香にとって、女として生まれてきたことを後悔する最悪の瞬間が近づいていた…。
?「おい!顔上げろ!」
男はペシペシと彩香の頬を叩くと、髪の毛を掴んで彩香に話しかける。
彩香が目を開けると、彩香を立って見下ろす男はすでに下半身を晒しており、血管の浮き出たペニスが彩香の眼前に突きつけられていた!
初めて見る勃起した陰茎に、咄嗟に彩香は目を逸らしてしまう。一瞬だったが、そのおぞましい姿に吐き気さえ覚えた。
?「オレが杉崎さんの初めての相手になるってことだなぁ…!おい、ちゃんと見ろ!このチンコだ!」
彩香の頬を叩き、無理矢理目を開けさせてペニスを見せつけるように彩香の顔に近づける!
(嫌っ!絶対に嫌ぁ!気持ち悪い!)
彩香は目の前の赤黒いグロテスクなペニスを、銃口、またはナイフのような凶器を突きつけられている感覚だった。
?「よし、じゃあいただくぜ…!」
男が膝立ちになると、彩香の腰を抱き上げるようにしてペニスに近づける。
彩香「んんぅぅ!んんんぅ暖!!」
この時ばかりはもう気力の残っていない彩香も大きく首を左右に振り、腰を揺らして抵抗をし続けた。
(どうしてこんな思いしなくてはならないのだろう…、健人くんが好きなだけなのに…。)
彩香のそんな健人への想い、この卑劣な男たちへの怒りから涙が溢れでてくる。
だが、抵抗虚しく彩香は自分の女性器に触れる熱い凶器の先端を感じた。
?「喜べ…杉崎彩香…オレがお前の最初の男だ!!」
(それだけは…やめてぇ…ごめん…健人くん…!)
呼び出した張本人、リーダーの男はそう言い放つと、膣にあてがったペニスを一気に押し込んだ!!
ブチィッッ!!
最後の瞬間、彩香の脳裏に浮かんだのは健人の笑顔だった。その笑顔が闇に飲み込まれていく感覚…。
破瓜の瞬間、彩香は自分の体内で何かが弾けるような音を感じると共に、身体を真っ二つに割かれるような激痛に襲われる!
彩香「んん暖暖暖暖暖暖!!!!!」
15歳の春、高校生活が始まったばかりのまだ幼い彩香の純潔は突如散ってしまった…。
満開だった通学路の桜も散り始め、ヒラヒラと地面に舞い落ちる。風はそんなこともつゆ知らず、花びらを吹き飛ばし、どこかへ運んでいくのだった。
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