原田「よーし、カメラ止めていいぞ。」
男達は原田の合図で撮影を止め、カメラを止めた。
(杉崎彩香……この女……結構稼いでもらえらかもな…!佐野とかいうガキにまでたぶらかされる理由が分かる。)
好奇心が強く、自立心もあり優秀な彩香。だがそれ故に無意識のうちにプライドも高く、年端もいかない女子高生が解決出来るはずもない状況を誰にも相談せずに自分自身で抱えんこんでしまう…。そして、その性格から高嶺の花のように見られて単独行動が多くなりがちだが、相反するかのように社交性があり、他人が困っていると手を差し伸べてしまう優しさもある…。
原田はほくそ笑んでいた。そこまでは普通の女子高生と同じ。ここまでやっても彩香の精神が折れない理由…。彩香の精神力が強いことはもちろん、健人との恋愛が支えになっていることも理由の一つではあるだろう。だが、本当の理由はもっと単純な理由…彩香の奥底で目を覚まそうとしているMの本質…それを原田が見逃すはずなかった。
彩香は一度はまってしまえば壊れるまで抜け出すことが出来ない泥沼にはまり始めていた。
原田「おいお前ら…今日は終わりだ!こいつはお前らが片付けとけ…。」
原田が男達にそう指示すると、男達は残念そうにしながら佐野を引きずって原田の家から去っていった。
原田「彩香ちゃん…お疲れ様。まだ痛みはあるだろうが…シャワーを浴びてくるといい。風呂はもう湯が溜まってるから入るなら好きにするといい。」
彩香は満身創痍といった感じでやっと立ち上がると、震える足で原田に風呂へ案内される。
風呂は清潔感があり、水滴や水アカ一つ付いていない。
原田「シャンプー類はそこにあるものを適当に使ってくれ…。上がったら声をかけろ。着替えとタオルを持ってきてやる。」
原田が去っていったのを見て、彩香はどうにかして逃げられないか模索した。風呂の窓は外に鉄格子でしっかりとガードされている。
(窓からは逃げられない…。玄関から裸で逃げるしかないの…?……でも………見つからずに逃げられるはず…ない…。)
風呂から玄関にはリビング横の廊下を通らなければならない構造になっていた。力もろくに入らない満身創痍の体では見つからずに行くことは不可能だった。
さらに彩香にとって原田という男は佐野などとは比べ物にならないほど強大な存在であると感じていた。
彩香はあきらめて歯を食いしばりながらシャワーを浴びる。
(あたし…もう…どうしたら……!)
逃げることもできず、自分を犯した相手の家でシャワーを浴びる…。彩香の目は涙で滲み、大粒の涙がシャワーと共に流れていく。それでも今は汚れた身体を洗い流すしかなかった…。
彩香がシャワーを浴びて閉められている脱衣所のドアを内側からノックをすると、原田はタオルとバスローブを持ってきた。
彩香はそれをすぐに受け取り身体を隠した。
原田「フッ……着たらリビングに来るんだ。間違っても逃げるなんて考えるんじゃない…。住所や学校も割れてる。頭のいい君なら分かるね?」
原田の脅しに彩香は小さく頷くと、タオルで水滴を拭き取った後バスローブを羽織り、原田の待つリビングへ行く。
リビングへ行くと、奥のテーブルには昼食が用意してあり、高級そうな器にビーフシチューが盛られていた。
原田「そろそろ腹が減る頃だ…良かったら食べるといい。……ハハハ!信じられないかもしれないが、大丈夫だ。毒なんて入ってない。」
彩香は原田の態度の変化に怪しそうな顔でビーフシチューを見つめて席に着いた。
彩香「食欲…ありません…。」
原田「まあ、そうだろう…。だがね、彩香ちゃん…私は救ってあげたんだ…君を。佐野という男からね…。」
彩香「………。」
(あなただって…他の男達と何も変わらない…!)
原田「まあそんな目で見るな。…だが、彩香ちゃん…好きな人…いるんだろう?田島、健人くんだったか?」
彩香「……!け…健人くんは関係ない!…それだけは…やめて下さい!」
原田「話を最後まで聞くんだ…。佐野という男…あれはまた懲りずに彩香ちゃんを脅すだろう。そうすればどうなる…?健人くんとの恋は…?いや、彩香ちゃんの高校生活はどうなる…?」
彩香「………。」
彩香は俯くしかなかった。佐野は彩香の弱みを握っている。そもそも今回の一件でそれをばら撒くとも限らず、再び嫌がらせが始まれば、健人との仲を引き裂かれるのは明らかだった。
原田「オレはそんなことはしない…。オレなら佐野という男には今後一切彩香ちゃんに手出しをしないことを約束させることも出来る…。」
この男に従えば、佐野の嫌がらせは無くなる…しかし彩香はこの男の真の狙いは他でもない自分であることは理解していた。
彩香「でも……あなたは…原田さんはそれで……佐野くんと同じように、撮影したビデオを使って…私を脅すんですよね…?」
原田「ハハハ…!彩香ちゃん…ガキじゃあるまいしそんなことはしない…。気持ち悪いかもしれないが、私は撮影したものをコレクションするのが趣味でね…。ばら撒いたりなんてしたらすぐに警察さんのお世話になるだけだ…。」
彩香「…じゃあ…私をどうするんですか…?」
原田「佐野くんには手を出させない…田島くんとの恋愛も応援しよう。だが、条件がいくつかある…。」
彩香「……何ですか?」
原田「まず一つ目は、週に1回…最低2時間は予定を合わせてここに来てもらう…。」
彩香は結局この男に抱かれるしかないことに絶望を感じていた。
原田「そして二つ目…彩香ちゃんにとっては上級生にあたるバスケ部の飯塚、増田の2人…。この2人の面倒を見てやってほしい。」
彩香「?……面倒を見るって…どういうことですか?」
原田「分かるだろう?マネージャーとして欲求の面倒を見て欲しいということだ…。その代わり…もちろん、2人にも彩香ちゃんを脅したり、田島くんとの恋愛を邪魔しないよう約束させよう。」
彩香「そんな……そんなの……無理………!」
原田「彩香ちゃんが無理なら仕方ない……。佐野という男…おそらくこのままだととんでもないことを考えて彩香ちゃんに当たるように復讐をしてくるだろう…。いや、それだけじゃない…田島くんはどうなる…?田島くんにも嫌がらせを始めるかもしれないな…。」
原田の言うことはたしかに現実味を帯びている。しかし、このような原田という男…ヤ◯ザのような男を信用できるとは思えない。これも原田の脅し文句、結局は佐野と同じこと…。しかし彩香には佐野の時も、今回も、選択の余地はないことに変わりはなかった。
彩香「………本当に……佐野くんはもう何もして来ませんか…?」
原田「ああ…約束しよう。」
彩香「本当に…本当に……健人くんには何もしませんか??」
原田「もちろんだ……健人くんには手出しすることはないし、もちろん、こちら側と彩香ちゃんとの関係が知られることも絶対に無い。」
原田から説明を受け、懐疑的ながらも渋々納得する。だが、彩香はもう一つ女としてどうしても大きな恐怖があった。
彩香「でも……に、妊娠してしまったら……。」
原田「妊娠…。なるほど、それはこっちで用意したピルを飲んでもらおうか。もちろん、オレたちの子を孕みたいなら別だが…。」
原田は全く驚く様子もなく答えた。
彩香「………無理…です…。」
原田「ハハハ!そうだろうな。だがピルを飲んでいれば妊娠することは無い。このまま佐野という男とヤられていればいずれは妊娠するだろうがな。」
彩香はしばらく黙っていたが、しばらくして重い口を開いた。
彩香「……わかり……ました……。」
原田「…それでいい…。これで佐野くんはもう彩香ちゃんに何かしてくることはない…。オレも安心だ。その代わりオレたちの言うことは大人しく聞くこと…いいな?…さぁ…もう冷めてしまったかもしれないが、腹が減ったろう。よかったら食べな。」
彩香「………はい…。」
彩香はビーフシチューをゆっくりではあるが、スプーンで一口、また一口とすすった。
まるで原田の提示したどす黒い条件とともに飲み下していくように…。
食事を終えると、彩香を接待用の大きいソファに座らせ、机を挟んで反対に原田は座った。
原田「では彩香ちゃん……いや、彩香。この家に来た時は私は主人だ。ご主人様と呼べなんて言わないが…そのつもりでいることだ。」
彩香「…………はい……。でも……原田さんが見えないところで佐野くんがまた嫌がらせをしてこないと言いきれるんですか…?」
原田「心配性だな……まあ当然か。…休み明け学校に行ったらそんなこと思わなくなる!しかし…それにはまず彩香ちゃんがオレを主人として慕うことを約束してもらおうか…!」
彩香にとって健人を守ること…そして、この事実が絶対にバレたりしないことが最も重要だった。自分が犠牲になろうとも…。
彩香「…………や……約束します……。」
彩香は原田の提示した悪魔の契約を交わしてしまった。
原田「よし……なら早速だが……証明してもらおうか……。ここに来い…。」
彩香は意を決して立ち上がると、原田の指示する通りにソファのに座る原田の前に跪いた。
原田「彩香なら…ここに座ったら何をするかもう分かるね?」
彩香はゆっくり頷き、ゆっくりと原田の腰に手を伸ばすと、ベルトを外してズボンに手をかけた。
原田「物分かりのいい子だ…だが、主人のズボンを下ろす前にはちゃんと何がしたいかを言え。オレが彩香にさせているわけではない。主人の奉仕をするのは彩香、お前だということを忘れるな…!」
佐野からの教えが幸か不幸か彩香に身についており、彩香は何となく原田の求める言葉が分かった。
彩香「………原田…さんの……チンチン…舐めさせて下さい……。」
彩香は原田の目を見つめて絞り出すように言う。
原田「本当に物分かりのいい子だ…。いいだろう…。だが次からはチンチンではなく、おちんちんと言うんだ。」
彩香「……はい。」
彩香がズボンを下げパンツを下ろすと、先ほどアナルに射精したにもかかわらず、彩香の顔を今にも突き刺すかのようにそそり立っていた。
原田「ハハハ!安心しろ…洗ってあるよ。」
彩香は男のペニスから石鹸の匂いを感じて少しホッとするが、見た目は相変わらずグロテスクで目を逸らしたくなる。
原田「目を逸らすな。これから田島くんともすることもあるだろうが、自分がこれから舐めるのは性器であることを理解して、愛おしいと思って舐めろ。それが彩香自身を歓ばせるためでもあるんだからな。」
原田は彩香の性に対する意識や考え方を変化させる為、多感な15歳の女子高生に自身の歪んだ性知識を与えていく。
彩香「はい……。」
彩香は恥じらいを我慢して言われた通りにペニスを凝視しながら舌を伸ばした。
レロッ………レロッ……
原田のペニスを彩香の小さい舌先が這う。
原田「技術も大事だがいかに愛おしそうに、色っぽく舐めるかだ。本当に愛おしかったら舌先だけ伸ばして舐めたりしない…優しく握ってキスをしたりするはずだ。」
彩香は原田に言われた通りにペニスを優しく握って優しくキスをしながら舌を這わせる。
原田「裏筋は舌を大きくだして舐め上げろ。」
彩香は舌を大きく出してひと舐めする。原田は彩香の舌のザラつく感触を裏筋で感じ取る。
原田「咥えろ。音を立ててしゃぶれよ。だがあくまで舌は優しく絡めろ。先から出る液体は塗りつけて溜まって来たら飲み込め…。」
彩香は原田の要望通りにフェラを実践していく…。
原田「次はなるべく喉奥まで咥えろそして適度に吸いながらな。」
彩香「……ん……はむッ……んグ…!」
彩香は最大限に口を開けて咥えるが、原田の半分ほどしか咥えられない。
原田「彩香の頑張りに免じて今日はこれでいい。慣れて来たらもっといろいろなことを教え込んでやるから楽しみにしていろ…。」
彩香はこれからも続くであろう原田との関係に気を落とすが、言われた通りに愛撫する彩香の姿はまるで本当に愛おしいようにペニスを咥えているようだった。彩香自身はあくまで[健人の為にこの道を選んだんだ]と、現実逃避しながら奉仕を続けた。
原田「おぉ……いいぞぉ…!」
じゅっプ!…ジュルッ…グぉッ…じゅボっ!
原田のペニスが硬くなるのを感じ、彩香はペニスを素早くしごきながら、なるべく奥まで咥えて吸う。
原田「彩香ぁ…そろそろイクぞ!」
原田が彩香から奪い取るように自らのペニスを掴むと、彩香の眼前で素早くしごく!
原田「口を開けて舌を出せぇ!」
佐野に一回舌上射精されたことを思い出した彩香は原田が上を向かせようとするまでもなく、上を向いて大きく口を開けた。
(なんで……男の人は…こんなことさせたいの…?)
彩香は疑問に思いながらも原田の射精の瞬間を待った。
原田「いい子だ……イクぞっ……うおぉッ…!」
ぴゅ…ビュっ!…びゅルゥッ!…ビュくッ!
彩香の舌の上に2回目とは思えない量の原田の精液が吐き出される。男の匂いと味…。何度感じても慣れることは無い…。
原田の射精が終わると、彩香は何も言わずに原田のペニスを咥え、尿道に残る精液まで吸い取るように吸い上げる。
原田「よくわかってるじゃないか。…おい…口を開けて見せてみろ。」
彩香が口を開けると、原田の精液はへばりつくように舌に白く濁った溜まりを作っている。彩香は口を開けることによって感じる精液の匂いに嗚咽しそうになり涙目になりながらも懸命に耐えていた。
原田「まあいいだろう。しかしこれからあまり辛そうな顔はしないようにしていくことだ…。精液はその男の遺伝子だ。出してくれたことに感謝して味わって飲むことだ。……よし…飲んでいいぞ。」
彩香は以前佐野のものはこの段階で吐き出してしまったが、原田のこの言葉に吐き出したら何をされるかわからない恐怖を感じ、今度は吐き出すことのないよう我慢しながら飲み下す。
彩香「ん……こくッ……こくっ……ゴっ…クン!」
彩香は口を開けて飲んだことを原田に見せ、苦悶の表情を見せないようにして考えた言葉を伝えた。
彩香「……美味しい精液を…ごちそうさまでした…。」
原田「…フフフ…本当に物分かりがいい。だが次は飲む前にもおねだりするようにな…。」
--------------------
原田「雨は止んだか…。いずれにしろ今日は送って行ってやる…。週の初めにはいつこの家に来れるか必ず言うんだ。夜の場合は家の近くまで送ってやる。それ以外、お前は自由だ。」
彩香は部屋の隅で返された制服を身体を隠しながら慌てて着て家を出ると、怯えながら原田の車に乗り込んだ。
彩香「…飯塚先輩と…増田先輩は…?」
原田「あいつら彩香とは学生生活の中で予定を合わせろ。もしくは彩香が家に来る時にここで…だ…。」
彩香「そんな……。」
原田「そうだ…早速渡しておくぞ?」
原田は袋を彩香に渡す。袋の中には裸の錠剤が数粒入っていた。
原田「それは低容量ピルといってな…生理を来なくする薬だ。…心配するな…生理痛が重い女が使ったりするちゃんとした薬だ。だが、お前に渡すのは1週間分…。毎日飲まないと意味がない。つまり週に一度来なければ、この薬を飲み続けることは出来ない。そうなれば……分かるな?」
彩香「………そんな………ヒドい……。」
原田「気が変わったか…?」
彩香「………………いえ…。」
彩香は仕方なく錠剤を受け取る。
原田「それじゃあな…!彩香…。」
20分ほど走った原田の車は彩香の自宅付近で止まった。車から降りると家まで帰る。まだ日暮れにもなっていないが、雨が止んでも、俯く彩香の心の中の土砂降りのような冷たい雨は、いつまでも降り止むことはなかった…。
一方原田は家に帰り、撮影した彩香の動画を見返していた。
(これは良い金になる!)
画面には原田のペニスを頬張る彩香の姿が撮影されていた。実は彩香の入浴後もカメラはすべて動いており、彩香の行為、そして契約の瞬間まで一部始終を捉えていた。
原田の狙いは、現役女子高生の卑猥なビデオを撮影、そしてそれをアダルトビデオのように編集し、闇サイトなどで売りさばくことだった。
佐野に画像をそこら辺でばら撒かれるどころか、原田によって全世界に動画配信されることになることなど、彩香はもちろん全く知らない…。
(これからもっともっと稼いでもらうぜ…彩香ぁ…。ハハハハハハ!!)
「…美味しい精液を…ごちそうさまでした…。」
原田の目の前の画面に、女子高生が口内に溜まっていた精液を飲み干し、なんとも言えない微笑を浮かべて中年男を見上げながら言う姿が映し出される。
撮影された彩香の姿を見ながら、原田の家には笑い声が響き続けていた…。
※元投稿はこちら >>