リラクゼーションサロンの恥罠40
宏と博美の夫婦漫才はさて置き、彼女は目が覚めてからず~と気になっていた事があった。
彼が股間のモノを隠す様な仕草を続けていたからであった。
博美「宏さん?」
「何か、隠しているんじゃない?」
彼は突然、核心を突かれて戸惑った。
宏「べっ、別に?・・」
彼の動きは明らかに怪しい。
彼女は更に核心を突いて行く。
博美「何で、下半身を隠そうとするの?」
宏「え?、そっ、そうかな?」
彼は、雑誌を股間に載せたり、意味の無いタオルを持って下半身を覆ってみたりと不審過ぎる行動を取っている。
彼女には分かっていた。
彼が股間の膨らみを隠そうとしていた事の意味を。
最初は、何が恥ずかしいんだか、と思っていたが真実が見えて来た。
彼は彼女に気を遣って、勃起したペニスを遣り過ごそうとして居るらしい。
彼女は彼らしい行動だと思った。
私との繋がりを何処かで断ち切らなければならない。
そう思っているに違いないと確信していた。
博美「やっぱり・・宏さんって優し過ぎる」
「あっ!・・」
「これ云ったの何回目かな?(笑)」
彼は彼女の気遣いが嬉しかった。
だが、本当に彼女とは、ずるずると長引かせてはならない。
それは、以前に訪れたアキラ氏との小さな約束でもあった。
アキラ(田中先生、本当に申し訳ありません)
(博美・・あの子とは早々に別れて頂きたい!)
(彼女は未知子と違って一途になって仕舞う恐れがあります)
(未知子の様に貴方様をセフレや種馬として・・・)
(・・扱う事は無理である様な気がするのです!)
彼は、セフレ種馬と云われて、ガクッと首を落とした。
だが、面と向かって正直に話を切り込んで来るアキラ氏に好感を持った。
アキラ(どうか、老い先短い男の切なる願いを叶えてやって下さいませんか?)
そこまで言われて期待に応えられなければ漢では無い。
彼は喜んで快諾をした。
そして、したからには守らなければならない。
今日、この様な流れになったのも何かのタイミングであろう。
彼は彼女へ云った。
宏「博美さん、明日も早いんでしょ?」
「自宅までお送りしますから!」
博美「あの・・宏さん、どうして?」
「何で急に、こんな態度を取るの?」
宏「えっ?、え~と、何の事やら?」
彼の眼は明らかに泳いでいる。
彼女には、何となく真相が見えて来た。
博美「はは~ん!、分かった!」
「アキラさんでしょ!」
「貴方に入れ知恵したの!」
彼は黙って首を振る。
博美「アキラさん、何て言ってたの?」
彼は更に黙って首を傾げた。
博美「どうせ、博美のヤツは意志が弱いから」
「貴方から別れてくれって・・」
彼は眼を大きく見開いて首を、ぶんぶんと横に振った。
博美「やっぱり!!」
「何で、アキラさんって私をいつまでも子供扱いするんだろ?」
彼は、ガクッと肩を落として、何故バレたんだろうと不思議に思った。
翻って、彼女の方は黙ってしまった。
暫くの間、静寂が二人だけの空間を支配する。
口火を切ったのは彼の方であった。
宏「○○名医紹介所って」
「本当に変わった組織ですよね?」
博美「えっ?」
宏「ホント、皆がバラバラで何の纏まりも無い」
博美「・・・・・?」
宏「でも、一度外敵が現れると」
「一致団結して立ち向かう」
博美「・・・・・」
宏「何だか、それって、最強ですよね?」
彼女は彼の説に納得せざるを得なかった。
だが、彼女は部分的に反論する。
博美「でも、普段から互いにもっと信頼が有っても・・・」
彼女はもどかしかった。
もっと自分と云う存在を信用して欲しかった。
宏「信頼してると思いますよ」
「貴女の事」
「あの、マネージャーさんは」
博美「でも、干渉し過ぎ!」
宏「因みにあのマネさんは」
「私の方が、もっと信用出来るみたいです!」
博美「???」
宏「だって、キチンと書面で契約済みだから・・」
「貴女との事をね!」
彼女は泣きだしそうな怖い顔をする。
宏「・・・じゃあ、行きましょうか?」
博美「待って!」
宏「はい?」
博美「貴方は・・・此処に座って居て!!」
宏「なっ、何っ?」
博美「貴方は寝ていたの!」
「何も憶えてはいない」
彼女は彼をソファーに連れて行き、強引に座らせる。
博美「私も忘れちゃう!!」
「貴方との事を・・・」
彼女は黙って彼のベルトを緩め、ズボンとトランクスを脱がせて行く。
宏「ちょっ、なに、・・」
「博美さ?!!」
彼女は彼のペニスを、パクっと咥えてしまった。
宏「はっ、んんぁっ!!」
まだ小さいままの彼のペニスを、彼女は一心不乱に舐め上げて行く。
宏「博美、さ・・ん」
彼女は口でペニスを咥え、舌で優しく亀頭をマッサージしながら彼の両手を自らの胸の膨らみに導く。
彼は、彼女の服の上からおっぱいの柔らかな感触を甘受する。
すると次第に彼のペニスが勢いを取り戻して来た。
彼女は更に気を入れて行く。
博美「んんっ!むぅんんっ!ふっんんっ!」
彼女は口の中で最大限に勃起した彼のペニスを確認して彼に云う。
博美「宏さん?・・まだ寝てるの?」
彼は黙ったまま彼女と眼を合わす。
そして、ころんっと首を傾げて寝たふりをする。
博美「ぷっ!(笑)」
「下手な演技!!」
彼は少し、ムッとしたが薄目から見える彼女の満面の笑みと可愛らしさに、更に勃起度を上げる。
博美「あらら~!!」
「さっきよりおっきくなった!(驚)」
彼女は、うっとりとした表情で彼のペニスを再び口に含んで行く。
彼女の柔らかな唇と舌が亀頭の裏筋からワレメ、そして竿全体を丁寧に揉み解す。
博美「ねるっ!れろっ!んんっ!ふっふんっ!」
彼女は、次から次へと溢れる自らの唾液と彼のカウパー液を絶えず飲み込みながら、ひたすらに彼を愛して行く。
彼は彼女の献身的な愛を感じていた。
彼女には最早、恥も外聞も無い。
彼の苦しみを取り除こうとする行為だけが存在していた。
宏「ひろみさ、ん・・・」
彼女の美しい顔に己のペニスが飲み込まれている。
両手から伝わって来る彼女の柔らかな胸の感触が彼の睾丸を直撃した。
彼の睾丸は急速にせり上がり射精の準備は整った。
宏「ひろ、みさん!!」
「・・いき、ます・・」
彼女が、一瞬彼の方を見た隙に彼の睾丸が弾けた。
彼女の喉に向かって、怒涛の様な射精が始まった。
「ずびゅるるるっ!!」
極度に粘り気の強い彼の体液が、彼女の喉を襲う。
彼女は瞬間、喉を詰まらせ、大きく咳き込む。
博美「んんっ!ごふっ!!ぐふっ!ぐふっ!」
彼女は目に涙を溜めながら、無理矢理に彼の精液を飲み込んで行く。
「どびゅるっ!!どびゅるっ!!びゅぶっ!びゅぶっ!」
彼の射精は止まらない。
睾丸に溜まった精液の全てを彼女に注ぎ込んで行く。
もう二度と無いであろう彼女との交わりを惜しむ様に。
そして彼女は全てを受け容れる。
彼から噴出する全てのモノを自らの胎内の一部とする為に。
ただひたすらに飲み込んで行く。
「とぴゅ!とぴゅ!ぴゅるっ!ぴゅるっ!」
亀頭の尿道口から精液が出て来なくなるまで吸い続ける。
ただの一滴さえも逃さぬ様に。
彼は出し尽くした。
空っぽの状態である。
だが、睾丸はまだ収縮している。
股間の全てが麻痺している。
彼女も彼のペニスを咥えたままである。
彼は意識を奮い立たせて彼女へ云った。
宏「ひろみさ、ん・・」
「おわった、よ・・・」
彼女は気怠そうに彼の股間から離れて行く。
口元に垂れた精液を指で掬い取って、それを舌で舐める。
彼女は完璧に彼を飲み尽くした。
彼は最後の力で彼女を抱え上げ、唇を重ねて行く。
彼と彼女は、強く抱き合って互いの存在をいつまでも確認していた。
二人は一つに溶け合って行った。
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