リラクゼーションサロンの恥罠37
宏の愛の行為を受けながら、博美は薄れ行く意識の中で考える。
彼が普段の生活で見せる姿は理性に支えられてインテリジェンスに富んでいる。
話の内容も論理的で理路整然としている。
だが一度、事が性行為に及ぶと話は違ってくる。
その時彼は、野生の動物の様な行動を執る。
己の見栄えなどは気にしない。
全てを本能で判断して、社会的な体裁などは後付けに過ぎなくなる。
彼女は涙目で息も絶え絶えに、彼の心を探ってみる。
博美「ひろしさ、ん・・・」
「なんで、そんな、にやさしいの?・・・」
彼は彼女の身体から少し離れて言った。
宏「う~ん、僕ってそんなに優しいかな?」
彼には優しさの意味が計り兼ねた。
博美「・・だって、わたし、の傷・・」
「きもちわるく、ないの?」
宏「気持ち悪い?・・・」
「何で?」
博美「なんで、って・・」
「・・そんなこと、いわれても・・・」
彼女にとって、肌の傷は心の傷痕でもあった。
傷物になってしまった自分の運命を心の何処かで呪っていた。
宏「僕にだって傷痕位、あるよ!」
博美「・・・・・」
宏「それがちょっと大きいだけじゃない?」
「まあ、敢えて人に見せるものじゃあ無いとは思うけど?」
博美「・・・・・(泣)」
彼女には彼の言葉が、その場を取り繕うものでは無い事だけは分かった。
宏「テープで隠してまで・・」
「僕の息子は、そんな柔じゃないよ!」
彼は自慢げに股間の盛り上がりを誇った。
彼女が全てを見せてくれた事が嬉しかった。
博美「・・・・・(照)」
宏「あっ、でも、ごめん!」
「大事なお腹を冷やしちゃったら大変だ!」
彼は彼女のシャツのボタンを締めて行くと、その手を彼女が優しく抑えた。
博美「・・あの・・ごめんなさい・・」
「わたし・・」
「・・わたしのことしか、かんがえてなかった・・」
宏「うん?、でも、それは僕も一緒!」
「あ、いや、ちょっと違うか?」
彼は自分の股間を見て言った。
宏「僕は・・君との事しか考えてなかったみたい?」
博美「・・もう、・・ばか!・・(泣)」
彼女は泣きながら彼の胸に抱き着いた。
そして、どうしても彼にお礼がしたくなった。
博美「どうしよう?・・どうしようかな?」
彼女は考える。
只、ひたすらに真剣に。
そして素晴らしい名案を思い付いた。
博美「うんっ!、そうだ!!」
彼女は彼から離れて、彼に向かって云った。
博美「宏さん・・」
「そこのベッドに寝て!」
「あっ!勿論、服は全部脱いでね!」
宏「ぜっ、全部・・ですか?」
博美「そう!ぜ~んぶ!!」
「恥ずかしがらないでね!」
彼女は彼をベッドへ誘い、全裸のままうつ伏せで寝て貰った。
博美「宏さん?」
「いつも私に使っているオイルって、これ?」
彼女は棚に置いてあるオイルを指差して彼に聞く。
宏「ええ!、それです!」
彼女は、そのオイルを手に取って一先ずテーブルの上に置く。
そして自らのスニーカー、ジーンズやショーツ、シャツ、肌着等を次々と脱ぎ捨てて行き全裸になる。
そして、先程のオイルを身体中に塗り込む。
博美「お客さ~ん!」
「ちょっと、冷っとしますよ~!」
彼女は風俗嬢に成り切った気分で彼の身体全体にオイルを塗って行く。
博美「では、ちょっと失礼しますね!」
彼女は彼の上に身体全体を被せて行く。
そして、オイルでぬるぬるの身体を前後に滑らせる。
宏「博、美さん?・・」
「なんてこと?・・」
彼は思いも寄らずに彼女の引き締まった身体を堪能してしまう。
彼女は更に、ノリノリになって彼に仕掛けて行く。
二つの起ちあがった乳首と柔らかな胸の膨らみの感触で彼の背中を刺激して行く。
宏「あぁっ!、きも、ち・・イイ!」
背中に当たる、点と面の柔らかな快感が彼の脳を麻痺させる。
己の眼で直接に見られない分、あの清楚で知的な美しさを持つ博美の行為とは信じられなかった。
そして彼女は最後の手段に出る。
博美「それじゃあ、お客さん!」
「上を向いてくださいね!」
彼女は彼から離れて、彼に身体を反転させて表に返って貰う。
その瞬間、彼女の眼に入って来たモノは、太く大きく勃起して天に向かってそそり立つ彼のペニスであった。
博美「宏さんの・・・おちんちん!!」
彼女にとって、男性の勃起したペニスは何度見ても衝撃であった。
その上に先端の亀頭からは、ぬるぬるのカウパー液が滲み出て来ている。
だが、彼女の心の中では彼のモノだけは違っていた。
彼のペニスは既に自分自身の胎内に入り込み、愛しい精子達を吐き出してくれた同士であり味方でもあった。
彼女は極自然に彼のペニスの亀頭に舌を這わして行く。
博美「れるっ! れろっ! れりゅるっ!」
舌先で、ぬるぬるの粘液を掬い取って、こくんっと飲み込む。
彼女は更に、舌先を尿道口に差し入れる様に亀頭をマッサージして行く。
宏「はぁうっ! おうっ! んんっ!」
彼は余りの快感に思わず叫んでしまった。
眼下には己のペニスの先端を咥える美しい顔が有る。
彼のペニスの硬度はもう一段階上がった。
彼女は、欲望を吐き出したくてうずうずしている、パンパンに膨れ上がった亀頭を確認して決意した。
博美「宏さん?・・」
「出したいですか?」
彼は言葉を出さずに首を縦に振った。
博美「私、先生にエッチを控えろって云われてるの!」
彼は眼を見開いて反応する。
博美「妊娠初期は感染症に掛かったら怖いからって・・」
彼は、うんうんと頷く。
博美「だからね!」
「素股で良いですか?」
彼は彼女の口から素股と云う言葉が出て来た事に驚き感動した。
博美「いいよね!?」
彼はペニスを2回、うんうんとお腹の方へ反らせて応えた。
博美「ええっ?、やだ~!!」
「この子が応えた~!!(笑)」
彼女は笑って、手で亀頭を撫で撫でする。
そして、カウパー液が付いた指先を口に咥えた後、彼に云った。
博美「私のいやらしい、くちゅくちゅおまんこの感触を」
「いっぱい味わってね!」
宏「くちゅくちゅって???」
彼は更に驚愕する。
彼女のエッチは進化していたのだ。
彼女は彼の驚いた顔に気付いて自らの顔を真っ赤にして彼に抗議をする。
博美「ええっ?、だって、おまんこって言えって云ったの」
「宏さんじゃない!?」
彼は眼で反論する。
イヤラシイとクチュクチュは言ってないと。
彼女は更に顔を赤くして彼を糾弾する。
博美「知らないっ!!(怒)」
「よ~し!!」
「こうしてやるっ!!」
彼女はキレて彼のペニスを手で猛烈にしごく。
彼は、あっけなく白旗を揚げた。
宏「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんな・・・」
彼女も、あっさりと攻撃を止めた。
だが、彼女の眼の奥に光る妖しい揺らめきに彼は、ゾッとした。
彼には過酷な運命が待ち受けていた。
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