リラクゼーションサロンの恥罠 4
彩は自らの胎内に田中を受け容れてしまった。
彼女もある程度は想定をしていた事なのかもしれない。
そして結果として彼女は彼に対して、より従順になってしまった。
持病の腰痛が劇的に改善された事実と、相反する再発への恐怖。
身体全体を彼に把握され、マッサージによる極上の快楽を甘受する。
更に女性の清らかな初めて迄をも彼に捧げてしまった。
彼女はもう、特定な集団の信者の様な存在へと変わって行った。
一種のマインドコントロールの様なものであった。
田中「では彩さん、気を付けてね」
彩「あっ、はい!」
「また、よろしくお願いします」
彼女は深々と頭を下げて帰って行った。
彼は一連の成果に満足していた。
己の技術に対する自信と誇り。
そして最高の女性を意のままに操る事が出来た充実感。
それらの事実が彼の自尊心をくすぐった。
事実、彼の整体に関する技術や知識とマッサージの技量は天性の才能であった。
更に彼は日々、努力も怠らなかった。
だが、そこ迄は良かったが、彼には異常な程の異性へのこだわりと欲望が混在していた。
彼は既に次のターゲットを捕捉しつつあった。
季節が変わり始めたある日、少女が来店した。
望結「こんにちは!」
「よろしくお願いします」
田中「ああ!望結さん」
「いらっしゃいませ」
「んっ?、何か良い事でも有ったんですか?」
彼女は嬉々として喋り始めた。
望結「先生!、聞いてください!」
「実は今日、今まで跳べなかったジャンプが上手くいったんです!」
彼女は満面の笑みで彼に告げる。
田中「ジャンプ、 ですか?」
望結「ええ!」
「初めて3回転半が出来たんです!」
田中「へぇ~、凄いですね」
彼女の膝の具合は著しく改善していた。
今迄不安の有った跳躍を迷う事なく跳べる様になっていた。
望結「先生、本当にありがとうございます」
「母からも宜しく伝えて欲しいと云われました」
田中「いえいえ」
「望結さんとお母さんの不断の努力の賜物ですよ」
そう言って彼は彼女を診察室へと誘う。
彼女の治療は一段階が終了して、次へのステップを図るタイミングであった。
田中「今日から膝への集中的な処置はひと段落します」
「次の段階ですが」
「全身の整体とリラックスを目指しましょう」
望結「全身ですか?」
田中「はい!、そうですね」
望結「はいっ!分かりました」
田中「では望結さん」
「別室で下着だけになって、タオルを巻いて来て下さい」
彼女は何の迷いも無く、隣の部屋に行く。
そして身体にタオルを巻いて戻って来た。
田中「そこのベッドへうつ伏せになって寝て下さい」
彼女はベッドにうつ伏せの状態で寝た。
彼はいつもの通りにオイルで脚や腕、そして首筋をマッサージして行く。
そして一通り、彼女を揉み解すと更に彼が云う。
田中「望結さん、もし恥ずかしくなければ」
「下着を外してみませんか?」
望結「えっ?下着を・・ですか?」
田中「ええ!そうです」
「全身がリラックスしますよ!」
彼女は少し迷ったが、先生の言う事に間違いは無いと思い直して返事をした。
望結「分かりました」
「えっ、と ここで?」
田中「僕は向こうを向いていますから!」
彼女はゆっくりと下着を脱いでゆく。
脱いだ下着をかごに入れて裸のまま、うつ伏せでベッドに寝る。
望結「あの、お願いします」
彼の目の前に現れたのは、うつ伏せになった一糸纏わぬ美少女の姿であった。
彼は息を呑んだ。
眼下の少女の、その神々しい迄の美しさは、彼が出会う初めての存在であった。
細く長い腕や脚を支える身体は、やんわりとクビレて見事な曲線を描いている。
そしてアスリート特有の引き締まった肉体と小さめなお尻に、絹の様な滑らかさの肌。
その上に髪をアップに纏めた小さい頭が載っている。
彼の心は大きく波立った。
この気高くも美し過ぎる少女を、心身共に自分の所有物にしたくなった。
彼は心の中で一人決意をした。
この少女の純潔を我が物にすると。
唯一無二の男になりたいと思った。
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