母は片手でチンポを握ったらまま、顔はむこうを向き、身体はオーバーに逃げていました。
僕はと言えば、ただ母に握られている自分のチンポから噴き出し始めた白い液体の行方を、他人事のように見ていました。
母が身体を斜めにひねり、飛び掛かる精液から何とか当たらないように避けたつもりでしたが、そのほとんどは母の身体を襲っていました。
『目だけでも…。』と瞬間的に自分の手で目を守ろうと覆ったみたいでしたが、そこまでの高度には達せず、脇から腰にかけて受け止めていました。
母は黙ってシャワーで自分の身体を洗い流し、そそくさと風呂場を後にします。これも僕と同じ考えなのでしょう。
している時はそうでもないのですが、冷静になった時に、してしまった行為に対して後悔と恥ずかしさを覚えるのです。
僕は部屋に帰りました。それから2時間近く、そこでいろんな思いが、頭の中を廻るのです。
父のいる部屋の襖を開きました。入ってすぐのところに敷かれた布団で横になっていた母が、僕を直視します。足音で、僕が来ているのが分かったみたいです。
部屋の奥にはベッドがあり、父が眠っています。障害者の父のいるこの部屋は、相変わらず独特な臭いがしています。
『どうしたの??』、母の声が少し震えていました。普段、僕がこの部屋に来るなどあまりないことだからです。
なので、余計に『何かある。』と母も警戒したのでしょう。
『別に~。』と言いながら、僕は母の布団に膝をつき、正座の体勢で腰を下ろします。母も、僕に押し出されるように起き上がり、座り込みました。
『なんかある?』、僅か2時間前に僕のチンポをしゃぶってた女性がそう言いました。
母も、僕の本意は測りかねていました。『さっき風呂場でしたから、今日はもうない。』と決めつけていたので、僕が入ってくることなど頭にありません。
『ねむっ~~。』と言いながら、僕は母の布団に寝転がりました。狭い部屋なので、襖は開けっぱなしで、僕の身体の一部は、廊下にまではみ出します。
母は一瞬で固まりました。ただ、布団の端で戸惑っています。
母は、父の方を見ました。別に何かをしようというのではありません。間が持たなかったのです。それほど、部屋には変な空気が流れていました。
母は父の布団に手を掛けました。間が持たず、隙間が開いた訳でもないのに、父の布団の掛け直しをします。
その時でした。僕は、目の前に来た母の腕を取り、布団に引き寄せようとしたのです。母は踏ん張り、僕の手はほどけました。
そして、僕が身体を起こすと、母は身構えます。『一緒に寝よやぁ。』とやさしく言ったつもりでしたが、母にはそのつもりはありません。
後ろの父にでも頼るかのように、父と身体を合わせて、僕を見ていました。
『やめてよぉ~!』、一度は踏ん張った母でしたが、僕の強引な力によって、小さなその身体は布団の上に引きずり込まれていきました。
『母と一緒に布団に入り、それから…』と考えていた僕でしたが、余儀なく作戦の変更を迫られました。もう、力ずくで行くしかありません。
母は苦しい顔を見せました。小さなその身体の上に、僕が覆い被さったからです。『やめな!やめな!』と口にしながら、両手で僕を叩きました。
ジャマな2本の腕を布団に押さえつけると、母の顔から先程までの勢いが消えました。そこで僕は気がついたのです。
『母とキスをするのか?』、この体勢ならば当たり前の行為です。しかし、目の前にいるのは母なのです。一瞬、時間が止まりました。
僕が顔を近づけて行くと、母は汚ない物が迫ってくるような顔をして、頭を傾け、逃げました。結果、僕は助かったのかも知れません。
いきなり母と唇を重ねるのには、まだ心の整理がついていなかったからです。見ると、そこには大き開いた首筋がありました。
必死で母の首筋を舐めました。キスとかではありません。もう、犬のようにペロペロと舐め回していたのです。
母は突然始まったそれに、顎をひいて、なんとか舐められまいと踏ん張ります。しかし、僕は顔を振りながら母の首筋に押込み、スペースを作ります。
母の左の首筋は、僕の唾液でベットリでした。僕は、首筋に顔を当てたまま移動し、今度は右側を狙います。
途中、母の尖り気味の顎がありました。そこにキスをすると、母は慌てました。『そのまま唇を奪われる!』と咄嗟に思ったのでしょう。
頭を傾け、今度は右側を開け渡してくれました。
すでに僕の唇は、母の唇と何度か触れてはいました。しかし、完全に重なることだけは、母は避けていました。
『もう降りてよ!痛い、痛いわぁ~。』と母が言います。しかし、僕は更に母の身体に乗り上げ、どう逃げても唇を重ねることが出来るくらい位置にします。
何度も母の唇が逃げました。その度に追い掛け、母が諦めたのが最後でした。顔と顔がめり込む程に合い、唇が重なりました。
すぐに舌が入っていき、口の中を犯され始めた母が『イヤァ~…イヤァ~…』と泣き声をあげるのでした。
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