ビデオ観賞が終わり、カセくんとはデータと連絡先を交換し、別れた。
あの温泉旅行以来何故か俺とキミは仲良くなりマナブ抜きでも連絡を取っていた。
なので俺はキミからもレクリエーションの話を聞き出そうと企んだ。
十日後にキミと二人で飲む事になった、場所はキミがよく行く居酒屋だ。
俺は前もってカセくんにキミと飲みに行き、レクリエーションの出来事をどう思っているのか聞くと伝えておいた。
居酒屋で飲み始めは、日常の話をして飲み進み。
「仕事はどう?楽しい?」
と振った。
「うーん、まぁ楽しいかなぁ社員よりパートとかバイトが多いから、若い子が多くて楽しいよ」
「飲みに行き行ったりする?」
「うん、たまにね、でも今時の子は凄いよ」
「何が?」
「飲み方とか羽目の外し方とか」
「例えば?」
身を乗り出して聞く。
「例えば、んー去年の夏に会社のレクリエーションでさぁ……」
待ってました、と頷く俺。
「バイトの子男女9人連れて湖畔の保養所に行ってな、まぁバーベキューして飲んでってしてると、みんな泳ぎ出して、アタシは嫌やのに引っ張っていかれて…
「うんうん」
「アタシビキニの上に短パン履いててさぁ」
「いつも履いてるなあ」
「そう、それを男の子に脱がされたん、三人ぐらいに押さえられて、一人は女の子やで、もう全部脱がされるかと思ったわ」
「楽しいやん」
「嫌やわ、普通上司にするか?しかも、その後、男子は裸になったりするし、女の子はビキニ取られても怒らへんし、ヤリサーや無いねから」
「で、キミちゃんも脱いだん?」
「………まぁ、脱いだってか…」
「内緒にしとくし教えて」
「…記念撮影したいって言われて…その子達が…三人いたかな、全員裸になってさぁ、他の子はどっか行ってて、主任も脱いで下さいって、でも断ってたけど…三人で襲いかかるみたいな事言われて…」
「脱いだんや」
「でも手で隠してたで」
「勃っとったやろ?」
「三人ともビンビン」
キミは笑いながら言った。
キミはキミなりに楽しんだようだった、しかし今年は男性社員とユウコを同じ班にするように頼んでいるそうだ。
その日の話をカセくんに伝えると、班分けが決まったようで、キミの班に男性社員はいないようだった、そしてキミとユウコに大学四年のナナと言う女の子、カセくんとカメラマンをしていたラグビー後輩、新人バイトの大学一年二人の7人だそうだ。
そしてカセくんが、今年の作戦会議を開くので、俺も招待してくれた、一年生以外には俺の事をそれとなく言っているとの事だ。
作戦会議の日、場所は居酒屋。
遅れて俺が着くと、カセくんが紹介してくれた。
「主任の旦那の友達のタジマさん、で、こっちは知ってますよね、ラガーです。そして新人のロックとエイトです。」
紹介された新人は二人ともデカかった。175 75の俺が小さくみえる。二人とも185 90はある、やはりラグビー部でラガーの後輩らしい、カセくんとラガーも180 80はある大男なので、気の強いキミでも大変だろう。
俺は去年のビデオを見たこと、キミ夫婦の友人だがみんなの同士であることを伝えた。
しかし、まだ訝しげな三人に
「これ見て」
と、スマホを差し出す。
全裸で横たわるキミの画像だ。
「うおっ」「スゲー」「マジで?」
口々に発する三人を制して、俺はキミを犯した話をする、他の画像や動画も見せ信頼を掴んだ。
ロックとエイトは大体の事は聞いていて、カセくんがなんとしてもキミとヤりたい事、そしてそのアシストをする事を約束した。
もちろん他の女もあわよくば犯すつもりだ。
ロックが言った。
「確かに主任さん美人ですよね、ちょっと怖そうやけど」
「だからええねん」
エイトも一言。
「僕はナナさんがいいですね、カセくんヤりました?」
「いや」
首を振る。
ナナの彼氏は今年の3月まで一緒にバイトをしていた同僚だそうで、手が出せなかったらしい。
「でも、もう辞めたんやし、いいっしょ」
ラガーが笑いながら言った。
そして去年の反省を踏まえ、昼間は性的な事は控えて、湖で疲れさせる事、そしてなるべく飲ませる事
が大まかな決め事。
「ユウコは弱いからすぐに潰せるよ、ウォッカとか持ち込んで飲み物に混ぜるのもいいで」
俺はアドバイスをした。
「ナナは強いのかなぁ」
ふとカセくんが呟く。
それなら、と、夜の飲みでゲームをしてナナを集中攻撃しよう、その合間にユウコを潰して、キミを孤立させる作戦が出来た。
「俺も行きたいなー」と、言うと。
「じゃあ女に見つからないように来てください、部屋はいくつかあるんで隠れ場所はあります」
皆も賛成してくれたので、俺も隠れて参戦する事になった。
「三人まとめてハメ倒してやる」
「今から興奮してきた」
「ついに主任…いやキミとヤれる」
口々にざわめき盛り上がり、作戦会議が終わり、運命の日を迎える。
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