数週間後
DVDができた。
「まだ白盤でモザイク処理してないのですが、こんな感じに。発売日は25日で決まりました」
れいこを除き全員でDVD観賞し、DVDはプレゼントされた。
れいこは、まだ仕事から戻ってきていない。
社長とKは社長室に消えた。
「真知子さんのはこれです」
淫らな自己紹介から始まり、自宅から会社までの痴漢。会社での仕事、会社から自宅までの露出が撮られていた。
管理会社からもデータを貰い編集されていた。
「亜紀さんのはこれです」
「Kさん、ありがとう」
「本当に郵送して良いのですか?」
「頼むよ」
「では明日にでも」
「只今戻りました。あら?」
「れいこちゃん、お疲れ。デビューおめでとう」
「あっ。できたんですね。エッ?」
『裏なの?』
「あっKさん。お疲れ様です。これって裏ですか?」
「大丈夫ですよ。モザイク処理しますから。でも、仕事頑張ってるね」
「ありがとうございます。あっ社長」
契約書を見せた。
「れいこちゃんがいないと潰れちゃうな」
会社内が賑やかになった。
「社長。ご飯食べて帰宅します」
「DVDは観ないのか」
「お腹空いちゃってて、後で観ます」
「じゃあ、僕がご馳走するよ」
「Kさん大丈夫ですよ」
「れいこちゃん、たまには甘えても良いんじゃないか」
「社長。...。では、ご馳走になります」
「エ~。れいこ先輩ズルい」
「葵さんは、また今度ね」
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