第2章 北広島(5)
「はぁ、はぁ・・・、きもち・・いい・・・きもち・・・いいぜ・・先生。」
そういうと寺島は、玲子を四つんばいにさせて、バックから天狗を突っ込もうとした。
「いやよ・・・、いやです・・・・、約束が違うわ!」
玲子は拒否したが、興奮した寺島は玲子の腰を掴むと一気に自分の方に引き寄せた。
天狗の鼻頭が、玲子の膣口にあたった。
「いやぁぁ・・・」
その瞬間、薫が叫んだ。
「あいつらが戻ってきた!」
寺島はびくっとして、玲子から離れた、玲子も座席の下に落ちたが、そのため身を守ることができた。
寺島は下半身を丸出しにして車外に飛び出したが、まだ二人の姿はみえなかった。
(くそっ、ガキにいっぱいくわされたか)
しかし残念なことに、2人の男を恐れたのか、寺島の天狗は地面に向かって垂れ下がってしまっていて、再び起きあがることはなかった。
すぐに二人は戻ってきた。
玲子の顔にまだ残る残滓を見た剛志は、寺島に対して
「いつまでも汚ねぇケツをさらしてねえで、運転席に戻れや」
と、寺島の尻に蹴りを入れた。
剛志は玲子のいる後部座席に乗り込んだ。
「ふふふ、先生。やけにいっぱい出してもらったじゃねぇか。見ず知らずの男のちんぽを咥えて射精までさせて・・・、淫乱だな、先生は」
玲子は後部座席の床の上ではだけたブラウスの前を閉じ、コートのボタンをつけながらつぶやいた。
「けだものよ・・・、あなたたちはみんな獣よ」
無料のタクシーは北広島駅に向かった。
北広島駅前のロータリーは、日曜日の昼前とあって、人通りはあまり多くなかった。札幌ナンバーのタクシーを降りた4人は、駅前のスーパー北光に入っていった。
駅前のビルの1階にあるこのスーパーは、普段、玲子が買い物をするスーパーだった。玲子はなるべく人目に付かないように下を向きながら、そして男たちとは少し距離を置いて歩いた。
ここでも大柄で坊主頭の力也は目立つ存在だった。店内で行き交う客も、体がぶつからないように避けていく。玲子は肉売り場で十勝牛のサーロインを3枚をカゴに入れ、パスタとミートソースも買って、早く会計を済まそうと思った。
ところが肉売り場の前で、剛志が手招きをして呼んだ。
「せんせい!こっち、こっち」
先生と呼ばれる女性の美しさ、化粧気はないが、それでも輝いて見え、そしてどこか妖艶な感じがしたのか、周りの客が振り返る。あまり、この辺りでは見かけない美しさだ。
玲子は周囲の視線を気にしながら、顔を伏せるようにしながら剛志のいる肉売り場へ向かった。剛志は少し太めのソーセージを握っていた。
「先生、これ日高産の特選ソーセージだって。太さといい、長さといい、ちょうどいい感じだろぅ。ふふふ」
不気味に笑うその顔に、何か企んでいることがわかる。
「な、なに?お肉ならサーロインを買ったわ」
「俺たちじゃねぇよ、先生が食うんだよ・・・、ふふふ、あそこでな」
剛志は玲子の下半身をじろっと睨んだ。
玲子は剛志が何を言っているのかが分かった。
「い、いらないわ。」
剛志は玲子の言葉を無視して、ソーセージの端をかみ切ってビニルを剥いた。
「な、何しているの!買うのなら、ちゃんとお金を払って・・・」
玲子は周りを気にしながら、小さな声で剛志をなじるように言った。
「ふふふ。先生、お説教ですか・・・。大丈夫だよ、金なんか払わなくなって持って帰れる方法があるさ・・・、ふふふふ。」
そういうと、玲子のスカートのすそをつまみ、スカートの中にソーセージを入れてきた。
「いや、やめて・・・・、やめなさい」
玲子は思わず大きな声を出してしまう。
「しっ!先生。大きな声をだすなよ、ばれちまうぜ。ほら、そこにしゃがみな」
「いや、いやよ、そんなこと」
「そんなことって何だい、先生。何を想像してるんだい、いひひひ」
玲子は、剛志の揶揄に顔を下に向けて震えた。
「ほら、早くしゃがみな、なんなら、立ったままスカートをまくってやってもいいんだぜ」
玲子は怯えた。
(この男ならやりかねない・・・)
玲子は肉売り場のショーケースとショーケースの間のくぼみにしゃがまされた。
「足を開きな」
玲子は膝頭を強く合わせて拒む。
「いいんだぜ、先生。この場でスカートをまっくてやろうか」
剛志はスカートの端をつまむと、ずるずるとまくっていく。
玲子は背中を丸めて頭を下げたが、先ほどまでの強気の言葉はなかった。
「ほた、開きな」
語尾が強くなる。命令口調だ。
剛志は右足を玲子の膝頭に押し込み、グイグイと押し込み、左右に広げさせる。玲子の抵抗は弱かった。
剛志は玲子の足を左右に大きく開くと、手に持っていたソーセージをグイっと前穴に押し込んだ。
「ウウッ・・・、いや・・・。いや・・」
玲子は声にならない声で呻いた。
「ふふふ、濡らしてたな、先生。スルッと入っちまったぜ。落とさないように、しっかりくわえこむんだ」
そういうと、さらにグイッと押し込んだ。
「ウウッ・・・」
玲子は苦悶の表情を浮かべる。
「さ、いこか、先生。落とさないように、しっかり、まんこを閉めて歩けよ。落としたら、万引きがばれちまうからな。ひひひ」
下卑た笑いに、玲子は屈辱感を味わうのだった。剛志の後をついて、よろよろとした足取りで、一歩一歩を確かめながら歩いた。レジで代金を支払うと、レジの前方の荷台でビニル袋に商品を入れる。
剛志から状況を聞いた力也が近づいてきた。
「うまくカゴ抜けしたじゃねぇか、先生。」
そういうと、スカートの上からソーセージをグイと押し込んだ。
「や、いや」
「これも、落とさないためのサービスだよ。ばれたら困るのは先生だぜ」
ソーセージの梱包ビニルは剛志が噛んで取り外し、肉売り場に置いてきたのでバーコードもなかった。そのため、そのまま店外へでることができた。
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