第2章 北広島(9)
「剛志さん、薫が買ってきた袋の中に入ってますよ」
力也が茶色の紙袋を指さした。剛志が取り出したのはイチジク浣腸の箱だった、しかも5箱もあった。
「たったの5箱か・・・、これじゃ300ccくらいじゃねぁか」
剛志は箱から取り出しイチジク浣腸の袋を破ると、玲子の前で見せびらかせた。
「先生、これがなんだかわかるかい。わかるよな、茨城でも使ったもんな」
力也の腰の動きで上下に揺さぶられていた玲子が、ひきつった声を上げた。
「ひっ!いやっ・・、それは・・・いやっ・・・・」
頭を左右に振って哀願する。
「それはいや・・・、やめて・・・・ください」
最後の「ください」は小声になってしまっったが、剛志に頭を下げてお願いするのだった。
「いっぱい食って、飲んだら、今度はひりださないとな」
剛志はイチジク浣腸のキャップを抜くと、
「なぁに、大丈夫さ、。前マンコと一緒で、すぐにこの味を思い出すさ」
そんなことを言いながら、一本目を玲子の尻穴に突き刺し、グイっと容器を潰すのだった。
冷たい液体が、玲子の尻から体内に注がれる。
「ひぃぃ・・・、いやぁぁ・・」
さらに2本目が注入される。
玲子の断末魔の声が大きくなった。
「ひぃぃ・・・」
隣の部屋で、玲子の喘ぎ声を聞いていた薫は、突然大声で泣き叫ぶ玲子のことが気になった。
「あいつら、何をしてるんだろう。きっと先生に浣腸をしているに違いない」
先ほど煙草を買いに行かされた時に、剛志から浣腸も買ってくるように言われたのだった。だから、剛志たちが先生に浣腸をすることは想像していた。
薫はそっとキッチンのドアを少しだけ開いた。剛志がシステムキッチンを背に足を投げ出し、その上に先生がまたがっている。その前には剛志の大きな背中と、毛むくらじゃのケツがあり、剛志が先生に何をしているのかは見えなかった。
だが、剛志の横にはイチジク浣腸の空き箱が散乱し、袋から取り出した浣腸が転がっていた。剛志はそれを拾うと先生の下半身にもっていった。
「先生に、浣腸しているんだそれも・・・、力也のものを入れたまま・・・。なんてすごいことを・・・」
薫はこれまでの猛獣たちの玲子に対するレイプを見る気はなかったが、今の光景は「ひといこと」とは思わなかった。「すごいこと」という感情がもたげてた。
「すごい・・・、力也がセックスしながら、お尻から浣腸するなんて」
剛志は最後の浣腸を拾い上げた。
そのとき、力也の腰が左に動き、薫の目に玲子のお尻がくっきりと見えた。
「何て形のいいお尻だろう、先生のお尻は。丸くてきれいだ」
「さぁ、先生、これが最後だよ。なぁに、たったの300だよ。以前500も600も飲んだじゃねえか。先生のこの尻なら1リットルだってだいじょうぶだぜ。いひひひ」
そういうと、最後のイチジク浣腸を玲子の菊蕾に突き刺すのだった。
チュルチュル
「ああ・・・、入れないでぇ・・・」
剛志に呼応するように力也が下からえぐっていく。
「すごい・・・、すごい・・・、セックスさせされながら、浣腸もされている。しかも、先生は感じている。」
薫の下半身は、今日2度目の膨らみをみせ、パンツの中で暴発していた。
「ああぁぁ・・・、お願い・・・・」
浣腸液が玲子の腸の中を駆け巡る。
「ううっ・・・ううう・・・」
眉間に皴を寄せて我慢するが、限界も近かった。
「どうした、先生」
剛志が後ろから声をかける。
「お願い・・・、もう・・・」
「もう、なんだい、先生。はっきり言わなきゃわかんないぜ」
その間も、力也のピッチは変わらない。
前穴への突きが、後ろ穴を刺激するのだった。
「あぁ、ああぁ・・、出ちゃいます・・・。出ちゃいますぅ・・・」
「先生。力也がフィニッシュしたら、させてやるよ。力也にしっかりお願いすることだぜ、先生」
そういって剛志は玲子の耳元で囁いた・玲子は憑りつかれたように、剛志に教わった言葉を並べる。
「力也くん・・・・、もっとして・・・、もっとついて、気持ちいいの・・・、あぁ・・・」
「もう先生のお・・おま・・・・、おまんこはグチョグチョよ。先生、もういきたいの・・・」「力也君のザーメンを玲子の・・・おま・・・ん・・・こに・・・いっぱいちょうだい・・・、あぁぁ・・・いやぁぁ」
「そうかい、先生。ふふふ、孕ませてやるぜ。たっぷり飲み込めよ」
野獣は咆哮をあげて玲子の体の奥深くに邪悪なザーメンを流し込むのだった。
玲子はトイレに行くことを許された。剛志は浣腸の行為は好きだったが、女が目の前で排泄するのは、その悪臭といい好きになれなかった。だから、以前から、浣腸の最後は、ほとんどトイレで排泄することができた。玲子にとってはせめてもの救いだった。
昨日からほとんど何も食べていない玲子は、出るのは浣腸液だけだった。しかし、膣から垂れ出る白い液体は、間違いなく玲子に妊娠の危険を知らせるものだった。玲子は泣いた。前かがみになって泣いた。しかし、ずっとトイレにいるわけにもいかなかった。
3人は帰る準備をしていた。力也が玲子に向かって言った。
「先生、俺のやってる人妻ネット通販を、今度は北海道でやるんだ。先生が第1号の商品だぜ。俺の通販の客は半端ないのが多いぜ。なんてったえ、表じゃできないことをやれるから、裏に来るんだからな。元教師なんて最高の商品だぜ。中出しなんて当たり前、変態趣味な奴が多いからな。薫のママも、子どもと一緒に買われてるんだ。変態たちは薫のママのまんこを犯したちんぽを娘に舐めさせる客もいるんだぜ。先生も、しっかい妊娠してガキを産んで、早く2人で商売デビューできるように励むんだぞ。もっとも今日あたり、妊娠したかもしれないけどな」
坊主頭のいかつい力也が大口をあけてガハハと笑った。人はこんな下品な笑い方ができっるのかと思うような笑い方に、玲子はぞっとした。だが、玲子は、何か遠い声を聞いているような気がした。
男たちは、4時の飛行機に間に合うように、玲子の部屋を出て行った。嵐が、いや暴風が去った部屋には、散乱した玲子の衣類とイチジク浣腸の容器が5つ落ちていた。
(第2章終わり)
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