輪廻第2章 北広島(7)
煙草を買いに行かされていた薫が戻るころには3人分のステーキもパスタも出来上がっていた。テーブルは2人掛けなので、薫は和室の机で食べさせられた。正座しながら食べる姿は、何か反省しながら食べているように見える。
獣の二人は、ムシャムシャと、もう何日も食べていない子供のようにがっついて食べる。パスタもズルズルと音をたて飲み込むようだ。玲子は同じ部屋にいることに嫌悪感を覚えたが、男たちが動くことを許さなかった。違う部屋で外部にでも電話されることを警戒してのことだ。
しかたなく、玲子はシンクの方を向くようにして、この野獣たちの行動から目をそらすようにしていた。
(これさえ終われば、この連中も帰る。そしたら警察に行こう。警察に行って洗いざらい話すのだ。でも、これは事件だ。大きく報道されるかもしれない。小樽の両親がまた心配するかもしいれない。薫くんも共犯として逮捕されてしまうかもしれない・・・・)
「なに怖い顔してるんだよ」
優しい声で剛志が声をかけてきた。
「俺たちばっかくっちゃって、先生も腹減っただろう、こっち来て食べなよ」
優しい口調には裏があるはず。
「いいえ、私はいいわ。大丈夫、食べる気しないから。それより早く食べて、出て行ってください。」
玲子がきっぱりといった。
剛志の顔がみるみる紅潮し目が吊り上がっていた。この男が切れたときの顔だ。
「先生が万引きしてきたソーセージだぜ。たっぷり味わいな」
そう言うと十勝産のソーセージを手にもって玲子に近づく。
「味わうといったって上の口じゃなく、下のよだれを垂らしているお口だぜ」
いきなり玲子を蹴り上げたので、玲子はもんどりをうって後ろに倒れた。スカートは大きくまくれあがり、下着を身に着けていないので股間がぱっくりと見えた。
「ほら、たっぷりと味わうんだ」
そういうと、玲子の股間にソーセージを突き刺すのだった。
「どうだい、自分が万引きしてきたソーセージの味は・・・ははは」
「いやぁ、もういや!やめてぇぇ」
大きな声で叫ぶ玲子。
「いいぜ、先生。誰かが来て恥をかくのは先生だぜ。俺たちには、この辺には知り合いもいないからな・・・」
玲子の抵抗は弱まった。
「ほら、どうした、先生。もっとおっきな声で叫んでみろよ」
しっかりとソーセージをくわえこんだ陰唇のさらに奥まで潜り込ませる。
「うっつ、うっ・・・うう・・・・、きつい・・・きついの・・・・」
グイグイ押しこまれていくのだから、玲子としてもたまったものじゃない。
「おねがい・・・、きついの・・・、ぬいて・・・」
剛志はいっきにソーセージを抜きだした。ジュルジュルという淫音が響き、また、それを挿入させた。
「あっ、あぁぁ・・・、だめぇ・・・。やめて・・・」
「そんなこと言いながら、先生のまんこは、いやらしい汁でもうビチョビチョじゃねぇかよ」
いひひと下卑た笑いをする剛志。さらに出し入れを激しくする。
「ああ・・・、ああん・・・、だめ・・・、やめ・・・てぇ・・。あぁぁ・・・・」
何度も火を付けられては消され。消されてはまた付けられる。40歳前の玲子の体は一度ともった火を消すことはできなかった。
「どうだい、この先生。また、感じてきてやがるぜ」
「ふふふ、自分が万引きしてきたがソーセージで逝っちまうのかな」
力也が揶揄するように覗き込んできた。
「おお、まるで淫乱ディルドゥみたいに突っ込まれているじゃねぇか」
「ううう・・・・、だめですぅぅ・・・、だめぇ・・・」
剛志はさらに円を描くようにソーセージを動かす。まるで玲子の膣口を広げるかのように。
そのたびに玲子は呻く。そして喘ぐ。
「ああっ・・・ああっ・・・あぁぁ・・・」
「そろそろフィニッシュかな、先生」
最奥まで突っ込むと、子宮の底を掻くように動かす。
子宮の奥底のその先までいじられている感覚で、全身にしびれが走るのだった。
「ヒィィ・・、いい・・・、いいぃ・・・、いくぅ・・・・」
とうとう口走ってしまった。
その声を待っていたかのように、剛志のソーセージを操る陰湿な動きはピッチをあげ、玲子を絶頂の坩堝に追い込んでいくのだった。
「あひ・・あひ・・・あぁぁ・・・・、ごめんなさい・・・、ごめんなさい・・・」
もはや、何に謝っているのかもわからない、ただ、もだえ苦しむだけの玲子だった。
「あひぃぃ・・、いくぅぅぅ・・・、いっちゃいますぅぅ・・・・。あぁぁ・・ああっ・」
ソーセージを股間にはさんだまま、玲子は逝ってしまった。
剛志が手を離した瞬間に、ソーセージは玲子の股間からヌルリと抜け、ぽたりと床に落ちた。その半分以上が玲子の淫液で濡れ光り、湯気でもたちそうな感じだった。
床に倒れこんで立ち上がれない玲子のそばに力也もやってきた。
「ふふふ、自分が万引きしたソーセージでいっちまったのかい、先生。どれ、顔を見せてみな」
力也は右手で玲子の髪の毛を掴み、左手で顎に手をかけると、玲子の顔をグイと持ち上げた。
「ひぃっ」
玲子は髪の毛を引っ張られる苦痛に呻いた。
「いい顔してるじゃねぁか、先生」
そういうと、力也はズボンのチャックを降ろし、竿をまた取り出した。
ブルンと飛び出した竿は、もう天井を向いていた。
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