(20) 明美はその性被害を両親や警察などに報告せず、同級の茜にも殊更陰湿な報復をしないまま、半月程経って僕に携帯で呼び出されると沈んだ面持ちで家に現れた。その暗さはきつめの顔付きで、目は鋭く、口は硬く結ばれていて決して望んでここへ来た訳ではない事を示していた。「よく来たな」「・・・」明美は黙ったまま僕を睨んだ。「何が可笑しいの?」「又おまえがエロに夢中になると思ってな」「ばかにしないで!」「ふん」態度は冷たいが、白地に黒い格子模様のワンピースは初夏らしいさわやかさで、腕や脚のすらりとした美しさも見事だ。「さあ、行こうぜ」「他の人は?」「多少はおる」「・・・」「遥たちは呼んでないぞ」「・・・」 居間へ連れて行き、ソファに座らせた。そこへ茜が現れ、「よく来たわね」と蔑みの薄笑いを浮かべて言った。明美は脚を組み、「来てあげたのよ」と強気を装っている。「ふふ、従わなくちゃいけないからね」「あんた、私がこのままおとなしくしてると思ってるの?」「さああ」わざと惚けると、「ふん、今に後悔するから」と嘲笑して腕も組んだ。「どう後悔するんだ?」僕も負けずに言い返すと、明美は答えられずに顔を背けた。「あまり強がっとると可愛くないぞ」片手を明美の頭にやって注意したが、明美は何も言わない。 「いらっしゃい」利紗子が居間に現れ、冷たいソーダ水の入ったガラス・コップを明美の前に置いた。「どうぞ」「・・・」明美は利紗子を見て軽く頭を下げた。「久し振りに会えて良かったな」僕が意味ありげに言うと、明美は「別に」と敢えて無関心を装って答え、美しい緑のソーダ水を口に含んだ。それを利紗子はすぐ前でじっと見ている。明美はさすがに硬くなり、コップをテーブルに置いた。「今日は来て下さってありがとうね」利紗子に丁寧な調子で礼を言われ、明美は照れ笑いをした。「利紗子さんには弱いのねえ」と茜が皮肉を込めて言ったが、明美は「そんな事ない」と再び強く出た。しかし利紗子が隣に腰を下ろして片手を明美のスカートの中に入れると、明美は緊張した。「ご主人様にもっと優しくして下さいね」「はあ・・・・」「私たち、ご主人様がいてこそなんですもの」「・・・・」「違う?」「まあ・・・」明美は、利紗子の手が自分の腿を優しく撫で、更にパンティに触れるやどきりとして身動き出来なくなった。こうした利紗子の行為は明美への懐柔策として僕が前もって指示しておいた事で、利紗子は言わばロボットだ。茜もそれを知っており、明美の弱みを知って愉快そうにしていた。 利紗子は細長い指を明美の股間に入れ、パンティの上から巧みにさすった。「んん・・・」「ご主人様にも甘えなさい」「・・・」明美は少し困惑顔になり、「さあ」と言われ、「ご主人様、私を可愛がって下さい・・・」と口にした。「もっとよ」「・・・」明美は切ない表情で僕を見て、「私を抱いて下さいませ・・・」と言って僕に向かって震える両腕を差し出した。「よく出来ました」利紗子は言ってソファから立ち上がった。「そんなあ・・・・」辛そうな明美を冷ややかに眺めていた僕はいきなり明美のワンピース・スカートを大きくめくった。「ああ!」「パンティは白か」「・・・・」明美は利紗子を恨めしそうに見た後、「ご主人様あああ・・・」と切なく声を上げた。そんな明美が利紗子には気の毒なのか、顔を歪めて背けていた。 しかし明美にとっての本当の試練はこれからで、彼女を二階の一室に連れ込んで全裸にすると、僕はズボンのファスナーを下ろしてペニスを突き出し、利紗子にはペニパンを装着させた。「さあ明美、どっちを入れてもらいたい?」「・・・・」明美は困った表情で迷っていた。「明美さん、私の方よね?」そう言って利紗子は誇らしげに模造ペニスを掴んでぐるぐる回した。「ああん、こんなのおおお・・・意地悪うううう・・・・」明美は両手で顔を覆った。「明美」「明美さん」「あああ・・・・」明美は頼り無く僕と利紗子の中間まで進んだ後、しばらく迷っていてから僕のペニスの前に来た。「よし、いい子だ」しかし利紗子が、「明美さん、何やってるの!女同士の方がいいわよ!」と懸命に少女を来させようとする。それに惑わされて明美は利紗子の方へ行き、本物以上かと思われるペニスをじっと眺めた。「好きよ、明美さん。大好き!」「利紗子さん・・・・」明美は利紗子の前でしゃがみ、模造ペニスを掴もうと手を伸ばした。だが、その明美を見る利紗子は困惑顔で、僕の方を見た。明美もそれで悟ったのか、再び僕の前まで来てペニスを掴んで大きく口を開けてしゃぶった。「明美さん、利紗子、淋しいわ・・・・」その声で明美は辛そうになり、しばらくフェラチオしていてから利紗子の前に戻ってしまった。「私、本当はずっとあなたに会いたかったの・・・」それは明美の偽らざる告白だろう。彼女は僕を無視して利紗子の唇にキスをし、向かい合って立ったまま模造ペニスを挿入しようとした。「駄目!ご主人様の方に!」腰を引いた利紗子に向かって明美は「逃げないで」と両手で年上美女の腰をしっかり掴んで自分の方に引き寄せた。「本当は入れたいくせに。そうよね?」「・・・・」「さあ、正直におっしゃい」「そうよ!入れたいの!」その直後、ペニパン美女は少女のまんこに挿入していった。「ああああ・・・!」「明美さん、好きよ!」僕の敗北だった。妙な演技をさせたばかりに女を女に取られた・・・。 「ごめんなさい、学様・・・・」利紗子は明美とペニパンでつながったまま顔をこっちに向けて謝ったが、僕はそれで気が済む訳ではなく、セックスしている二人をまじまじと眺めた。同性を選んだ明美が正直憎かったが、敢えて二人を引き離さず、まず明美の片脚を持ち上げて二人の結合部を見詰めた。そこまでされてさすがに明美もレズ・セックスを楽しむ余裕が無くなり、おとなしく年上美女とつながっているばかりになった。「女同士で楽しいか?」「お許し下さい・・・」利紗子は少女から離れようとしたが、僕は逆に二つの女体を密着させた。「ああああ・・・・・」「ごめんなさい・・・」明美も僕の怒りを恐れて謝った。「こうなったら・・・」僕は裏切りのレズ・セックスを記念にしようと、ビデオ撮影をする事にした。「ああ、そんな・・・」「利紗子さん・・・」「ほれ、ゆっくりピストンしてみろ!」「許して・・・」「明美も!」「はい・・・」二人はゆっくりねっとりと体を上下に動かし始めた。「ふふふふ」初めは強制されて気分が乗らなかった利紗子と明美もじきに再び体に火が付き、本格的にセックスを続けるようになった。「あああ、いい!いいわああ!」「気持ちいい・・・明美、嬉しい!」「キスもしろ」「はい」「はい」舌を絡めての濃厚なレズ・キスもしっかり撮影したが、途中でキスをやめさせた。二人共まだし足りない表情だ。「もう一回してみろ」「はい!」二人は夢中でキスをした。その間も利紗子が明美のまんこから快感を送り続けていたが、「けつを動かすな」と命じると、利紗子はピストン運動を止めた。「んんんん・・・・」途中で止められた明美はもどかしそうに腰をくねらせた。「お姉さまに気持ち良くしてもらいたいか?」意地悪く明美に尋ねると、彼女は切ない目で僕を見て頷いた。しかし利紗子は僕の許しが無ければピストン運動を再開出来ず、じっとしていた。仕方無く明美は自分でピストンしようとしたが、「動くな!」と怒鳴られてすぐに動きを止めた。「お前たちは俺の何だ?」「奴隷です・・・」利紗子が素直に答えたが、明美は黙っていた。「そうか」僕は後ろから明美の股を大きく開き、尻の穴に人差し指の先を一本入れた。「痛いいいい・・・!」「お前は俺の何だ?」「・・・奴隷です・・・・」「そうだ。わかればいい」 二つの女体が密着したまま動かずにいた時、母さんが階段を上がって来て、「薫さんと遥さんが来ました」と連絡したので、「二階に来させろ」と命じた。「わかりました」友人二人が来ると聞いて明美は少し驚いたが、開き直ってそのままの恰好で我慢した。やがて階段を上がる音が聞こえ、部屋のドアが開いた。そこには、パンティだけの薫と遥が立っている。「やあ、よく来たな」しかし二人は、すぐ前で、身長差の大きい少女と熟女が全裸で立ったまま体を密着させている姿を見て思わず目を見張った。「ほれ、誰だかわかるだろ?」僕は明美の顔を友人二人の方に向けて言った。「明美さん・・・」「まあ・・・・・」薫も遥も、女ボスがレズ・セックスの最中だと悟って意外な面持ちになった。明美の方は目をとろんとさせて生気の無い顔になっており、利紗子は照れ臭そうにした。「見た通り、こいつら二人は出来ちまっとるんだ」そして彼女らの尻を両手で叩くと、「つながったまま歩いてみろ」と命令した。しかし、そんな経験は利紗子にも無いらしく、二人共上手く歩けず、ともすれば利紗子の模造ペニスが明美のまんこから抜けそうになった。「ほらほら、一、二、一、二・・・・」「ああ、もう許して下さい・・・・」「お願い、最後まで行かせて・・・・」「ご主人様、楽にさせて下さい・・・どうか・・・・・」その異様な光景を前にして遥も薫も呆然としており、見れば彼女らのパンティは淫液で濡れていた。「そら、脱がせてやる」僕は薫の前にしゃがんでその水色のパンティを下ろした。「あ・・・」「おとなしくしてろよ」薫は脱がされるままじっとしており、次に遥のピンク色の紐パンティを脱がせた。「これからどんな事をするんですか?」薫が不安そうに尋ねた。「おまえたちも女同士でつながるか?」「嫌です・・・」「それだけは・・・・」「そうだろうな」
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