ひとしきり乳房を弄り終わったヤヨイは、シートの上で尻の位置をやや前方にズラし、M字に開いた脚を最大限に広げ股間を剥き出しにした。
限界まで曝け出された下腹部に伸ばしたヤヨイの左手が秘裂を探り、谷間に潜り込んだ指先が敏感な突起を探り当てる。
んくっ
快感に顔を歪ませながら、シートの上で躯を反り返らせるヤヨイは、右手の中指で陰部を探り洞窟の入り口を探す。
あった・・・
中指を挿入してみる。
続いて人差し指を。
二本の指を出し入れし、掻き回すうちに溢れ出した濃厚な蜜が糸を引き始めた。
クライマックスに向かい始める映画、クライマックスを求めるヤヨイ。
だが少女は絶頂に至らない。
果てる寸前の状態に至ってから、既に一時間以上が経過している。
私は固唾を呑んで自慰に耽るヤヨイの姿を見つめ続けた。
と、その時、不意に閃いたひとつの仮説。
眼の前で淫らな行為に耽る少女は、果てることが出来ないのではないか。
いや、ひょっとしたら・・・・
私達は薬物の刷り込み効果により、容易に果てることが出来ない躯にされてしまった。
だが同時に薬物の効果により、極限近くまで性感は高められている。
絶頂を迎えないということは、高められた性感により、絶頂の寸前、、あの狂おしいまでの悦び、、を長時間に渡り貪ることが可能だとも言える。
その哀しい躯を逆に利用して、果てしなく引き延ばされた果てる寸前の快楽を求めているとしたら。
だが私の推測は、半分しか当たっていなかった。
結果としては、だが。
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