ねっとりと湿った温かい肉が私の舌を探り、絡み合う。
私は夢中になってヤヨイの舌を舐め回す。
と、重なっていたヤヨイの顔が、僅かに距離を置く。
待ってよぅ。
やめないでよぅ。
いつの間にか閉じていた眼を開くと、悪戯っぽい笑みを浮かべたヤヨイの顔が視界に飛び込んできた。
ヤヨイは僅かに開いた唇から舌の先端を覗かせる。
同じようにせよ、とヤヨイの瞳が私を促す。
半開きにした唇から舌を覗かせた私達は、互いに舌の先端だけを触れさせ、絡め合う。
互いの口唇を使った愛撫を続けているうちに、ヤヨイの手が私の乳房を触り始めていることに気づいた私は、右に倣えとばかりにヤヨイの乳房に手を触れた。
よく出来ました、とばかりにヤヨイは微笑む。
それまで向かい合わせに立って絡み合っていた私達。
不意にヤヨイが私の上半身を後ろに反らせ始めた。
あっ。
堪らず片脚を後退らせた為、ベッドに躓き、私は背中から仰向けに倒れ込む。
待っていたかのように躯を重ねるヤヨイ。
お・か・え・し
声を出さずに唇の形だけで告げると、ヤヨイは私の脚を左右に広げ、互いの下腹部と下腹部を密着させる。
ぐっ
ヤヨイの恥骨が私の秘裂の上端、クリトリスの辺りに押し付けられた。
触られるよりも弱い刺激が、物足りなく切ない悦びを引き出していく。
ぐりっぐりっ・・・
ヤヨイの腰が力強く、小刻みに動き出した。
前後に、左右に、時に円を描きながら圧力が加えられ続ける。
下腹部を押し付けられ、片手で肩や首筋を愛撫されつつ、空いた片手で左の乳首を摘まれ、右の乳首を舐められ続ける私。
「むっ無理っ。もう・・無理・・。」
果てる寸前の状態が長時間に渡り続く。
このままでは肉体と精神が壊れてしまう、そう思ったからこそのギブアップのつもりであった。
サディスティックな笑みを浮かべたヤヨイは、躯をズラし顔を重ねると唇を塞ぐ。
同時にヤヨイの指先が秘裂の谷間に潜り込み、ぷっくりと厚みを増した肉の芽を探り当てた。
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