両方の胸が焼けるように痛い。
左の乳首は噛み千切られたみたいに痛い。
腰が腫れてるのがわかる。
何度も叩かれたお尻は男の手の形に、アザになっているだろう。
閉じてるだけで膣の粘膜が痛んだ。
だから少しだけ足を開こうとしたが、そうすると今度は股関節が脱臼したのかと思うほど痛んだ。
全身・・・皮膚も、喉も、膣の粘膜まで全てに泣きそうなほどの強い痛みを感じながらも、頭の中は快楽に漂い、私の体の上で腰を振る男を見上げていた。
でっぷりと太った誰かの腹の肉が、私の体にのし掛かり苦しい。
左手が無理に伸ばされ曲げられ、ヌルヌルした棒をしごかされる。
両足は男の肩に担ぎあげられ、男が腰を振るたびに全身が揺れた。
男の顔から滴る汗が、顔や胸に落ちてくる。
口を開けと誰かが言い、言われた通りに口を開けるとツバを吐かれた。
誰のものかわからない唾液を飲み込み、唇の端にかかったものまで舌で舐めとる。
そんな私を男が笑っていた。
誰かが起こった声で私を淫乱と罵っていた。
頭を撫でられながら頬をビンタされた。
ふと微かに意識が回復したせいで、今、舌の先で舐めているのが誰かのお尻の穴だと気付き、私は舌に力を入れて固くして、首を突き出しながら押し付けた。
別の誰かが笑いながら私の後頭部を押したから、唇がお尻の穴に、鼻がお尻の肉に押しつぶされた。
足や腰を掴む男の手が、痛いくらいに力強くなると、、、そのピストンが激しく乱暴になると、私の意識は一点に集中する。
舌で男のお尻の穴を撫でながら、膣の中で膨張する誰かの肉棒に感覚が研ぎ澄まされていく。
ビクッと痙攣の振動が伝わり、同時にドロッとした液体の感触を感じる。
子宮にあたるコリッとした感触と同時にそれを感じたら、私はいつもいってしまう。
イビツな形の私の喉を、誰かが押し広げながら塞ぐ。
えづきそうになっても男が動きを止めることはない。
膣の人が腰を引いたときは浅く、両方が突いた時は深く、、、押し付けられる。
体がガクガク振動し、頭をグリグリと動かされながら、深く浅くをランダムにされると嗚咽をガマンできない。
なのに私の体はさらに強い快楽を求める。
喉の男が腰を引こうとすると追いかけてしまう。
膣の中を掻き回す見知らぬ男に足を絡めてしまう。
膣の人は必ず中に、、、でも口の人はいろんな場所に出そうとする。
喉の奥に押し付けながら出したり、飲むなと言いながら舌に出したり、わざわざ引き抜き顔に出したり・・・。
乾いていく精液はこびりつくような、皮膚を引っ張るような感覚を私に与える。
けれどまた、すぐに誰かの精液が精液の上にかけられる。
臭いが私の顔に充満する。
指ですくって舐めさせられて、また顔中に垂らされる。
言え、と言われて男を見上げる。
いつ教えられたのか・・・意識の無い間に教えられたのか・・・私はいつも、その時に何を言うか知っている。
ある時は「妊娠させてください」だったり、ある時は「私は便器です」だったり・・・。
誰かのピストンに揺れながら、私は男を見上げながら言う。
ピストンはわざと乱暴になり、自分を見ろと主張してくる。
けれどそっちを見れば、言葉を求めてる男に怒られてしまう。
私は激しいピストンに言葉を詰まらせながら、ゆっくり一言ずつ、けれど言葉になったりならなかったりしながら答える。
・・・・サン・・・・ルコーポ・・・・
企画室・・・マネージャの便器・・・
・・・便器の・・・優子です・・・
妊娠・・・いっぱい膣に出して妊娠・・・
・・・妊娠したいです・・・
男は満足したり興奮したりしながら、襲いかかってくる。
頬を叩きながら怒ったり、乳首を引っ張りながら貶したり、、、
ふと、廊下を歩く足音を聞いた。
家に帰り、シャワーを浴び・・・いつもより酒臭い息で寝ている旦那を確認したことを思い出した。
男の唾液の匂いを思い出し、顔中に精液を塗り付ける3本のチンポの熱を思い出していた。
廊下から聞こえる、たまに乱れる足音が、聞こえなくなっていった。
まだ、どちらが現実か判断できずにいた
薄く開いた目は、空中をさ迷いながら、腰を振り私の中を掻き回しているはずの男を探していた。
右手を胸に置き、誰かがしたように掴んでみた。
左手の指で太ももを叩き、つねってみた。
だらしなく舌を伸ばし、大勢のお尻を舐めたときと同じように首を動かした。
男がうめいたような気がして、膣に液体を感じたような気がして、後頭部が熱くなり絶頂を感じた。
指で挟んだ乳首を、引っ張りながら揺すってみた。
痛かったので、反対の胸を叩いた。
人差し指をヒダに沿ってゆっくりと挿入した。
唾液が口の端から垂れたので、そのまま指をめいっぱいに曲げた。
何度も何度も、ゆったりと達した。
そうして私はもう一度眠った。
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