それからはオヤジの独壇場だった。
いつもより饒舌で、いつもより下品で、いつもより内容がえぐかった。
ピルを飲ましてることを改めて聞き、そういえばこの女のことだったか・・・いや女のほとんどに飲ませてるんだったかと考える思考の速度より早く、次々と行為の内容が聞かされる。
今日は1週間ぶりの、しかも大勢を集めると教えての呼び出しだったそうで、女のほうがいつもよりも興奮しきりで・・・いつものように尻が真っ赤になるまで叩くまでもなく、数発のビンタでイッたらしい。
そんな女を開始の時点で集まっていた6人で囲み、まずは全員のチンポを舐め掃除させたそうだ。
女はチンポを舐めながら上着をはぎ取られ、別のチンポの小便を舐め掃除しながらブラウスのボタンを外され・・・自分の手でスカートを捲らせ、下着をずらさせて記念撮影を繰り返したそうだ。
もちろんどの写真の時にも、男のチンポか尻に舌を這わせさせて。
カメラを持って外に行く、プリントアウトしてばらまくと言うと トロンと溶けた表情が青ざめ泣きそうに歪むらしい。
破滅を望んでいるわけではなく やはりそれには止めてとお願いするそうだ。
けれど男はその度に、女の皮膚を叩くらしい。
回りを囲む全員で、それぞれが叩きやすい場所を。
尻も肩も背中も胸も、女が何か言うたびに怒りながら罵倒し、叩いてまわるらしい。
ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ
叩かれることに感じ始めて、そのうち喘ぎはじめるんよ。
あれはホンマのマゾやね。
欲に弱いんやね。
ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ
女はそのうち2度目の絶頂を懇願し、その対価に自分から写真をばらまく許可を男に言うらしい。
これは何度も繰り返された プレイの一環らしいけれど・・・・カオスだなと思う。
その光景は混沌としているんだろうと思う。
ばらまいていいからイかせてください~
じゃっと!
ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ
聞き入り 呆けている私に オヤジが急に指摘した
ん~?
なんじゃ?
興味がわくか?
パリッとしとるのに、意外と好きやの~
あ、まぁ、男はみんな好きか!
ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ
無性に恥ずかしくてうつむいた。
怒りは湧かないし、バカにされたとも感じない。
言うなれば、事実を言い当てられ、それが図星だと感じて恥ずかしかった。
ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ
どした?気にさわったか?
怒ったか?
どりゃ、んじゃ、いーもん見せちゃろう
とれたてホヤホヤ、産地直送じゃ!
オヤジは言いながら、モゾモゾとズボンのポケットから携帯を取り出し操作をはじめた。
画面を覗き込みながらも、片言のように話し続けている。
撮っても売るわけじゃなし・・・ん~~・・・
ま・・・あんまりせんし・・・
だいたいカメラに撮るけんど・・・今日は携帯で・・・
ん~~~~んん??
おぅこれこれ・・・・どうや?これ
オヤジは私の目の前に 携帯を突き出しながら再生ボタンを押した。
ピピ、ピーン
独特な 安っぽい音だけで 心臓が止まりそうになる。
携帯の画面には 女が映っていた。
いや 女というよりも 女体・・・・?
両足を開き、自分の両手の指でつまんだヒダを左右に引っ張る女の体が首から下だけ写っていた。
わたし は
べんきです
ペチャ・・・・ペチャ・・・・ペチャ・・・・
いっぱいほしくて
にじゅっかいじゃ たりません
ペチャ・・・・ペチャ・・・・
いっぱい わたしに
いっぱい べんきに だしてください
にんしんして おかされたいです
べんきのまんこ かきまわして せいえきをピピピピー
画面がとまっても 私は瞬きもできず 固まっていた。
今日は・・・一人で悶々としすぎた。
それを考えすぎたのだと思う。
画面の中の女が・・・・女体が 妻にしか見えなかった。
いや、それは正確ではない。
妻の体自体を こんなに明るい状況で見たことが そういえば私にはないのだ。
しかし この女体に妻のスーツを着せれば 本当に似ているのではないかと思う。
心臓がバクバクし 顔がさらに熱くなり 汗が噴き出した。
※元投稿はこちら >>