大石訓子の場合2-2
その日竜也と竜馬は昼過ぎに大介の家に着いた。
「えらい早かったな」
大介に迎えられた。
訓子はサークルの集まりで帰りは夕方になるとの事、親父は出張で留守、母親はパートだった。
「あの話してから、どうも訓子の事意識しちゃってさぁ、気づいたら見てしまうんや…エロい目で」
大介は笑いながら吹っ切れたように言った。
「昨日は訓子の部屋に侵入しちゃたよ、寝てる間に、あいつキャミにパンティで寝てやがって思わず写メ撮ったよ」
そう言って大介は2人に写メを見せた。
「おおおお!ええやん!エロいやん!」
「思わず手が出そうになったけど堪えたわ」
「それはよう堪えた!バレたら元も子もないからな」
「でもまさか訓子にここまで欲情する事になるとはな……とりあえず脱衣所にカメラ仕掛けよう」
大介は完全に訓子を陥れるつもりだ。
3人は脱衣所にカメラを仕掛け、テストを重ねた。
遠隔スイッチもばっちりだ。
その後3人は訓子が帰ってくるまで訓子の部屋で待った。
竜也が早速タンスを漁りパンティをチェックする、Tバックや紐パン、シースルーなどやたらエロい物が多かった。
「あいつなかなかええ趣味やな」
「我が妹ながらあっぱれや」
「色んな男とヤってるんちゃう?」
勝手な事を言って盛り上がった。
そうこうしてると母親が帰宅、3人はリビングで訓子を待った。
やがて夕方になり少し遅れて訓子が帰って来た。
「ごめーん遅くなった」
「どうせなら家でご飯食べてから出かけたら?」
母親が言ったので、夕食を食べてから出かける事になった。
母親も交え、近況や昔話と少しの酒、普通の親戚の団欒だった。
うわべだけだが…
そしてカラオケへ行く事になった。
「遅くなったら静かに帰って来てよ」
そう母親に見送られた。
カラオケについて早速乾杯、そして順番に歌い始めた。
訓子の横に竜馬が座り、向かいに大介と竜也が座っている。
訓子はノースリーブのカットソーにタイトミニという格好。
竜也の位置から訓子の三角地帯がはっきり見える、訓子が歌っている時に大介にコソっとそれを伝えた。
大介もバレないように三角地帯を注視した。
「赤だな」
「せやな」
パンティの色を確認しあった。
そうこうして盛り上がり、竜也がテキーラを注文した。
「ゲームして負けたら一気しよ!5回勝負でどうや?」
「ええよ!」「やろう」「やろう!」
兄と従兄弟なので訓子もノリノリだった。
しかしこれも考えていた作戦で訓子を5連敗させる事も出来る、が、1回目と3回目は大介と竜馬が負ける事になっていた。
初戦大介が負け一気飲み!
「あーっ!」
ワザとキツそうに振る舞う。
2回目は狙い通り訓子の負け。
「あーー、きっついー」
訓子も笑いながら飲み干す。
「やるやん、訓子、ほらチェイサー代わりに飲めよ」
「ありがとう」
竜馬にビールを渡され流し込んだ。
実はこのビールにも少しウォッカが混ぜてある。
そして3回目は竜馬が負け、4回目再び訓子が負ける。
「またまけたぁーにいちゃん代わりに飲んでよ」
「それはアカンやろー」
仕方なく訓子が一気飲み。
「じゃあラストな」
「次は勝つよ」
楽しそうに言う哀れな女。
当然訓子が負け、もう一杯一気した。
「あーもうムリー」
おどけながらソファの背もたれに突っ伏した。
「はあ、ちょっとトイレ」
訓子は少しふらつき立ち上がった。
「大丈夫け?ついて行こうか?」
「大丈夫大丈夫、まだ大丈夫」
訓子は部屋を出た。
「作戦通りやな」
「もうここでは飲まさんとこ」
「帰って風呂に入ってもらわなアカンしな」
訓子が戻って来てソファに勢いよく座った、そして背もたれにもたれて顔を天井に向けて大きく息を吐いた。
「酔ってきたー」
ケラケラ笑いながら言った。
足が軽く開いている、大介と竜也は凝視していた。
その時大介にメールが来た、例の友達だ、今日暇なら姉貴と飲まないかという誘いだった。
帰省してると返すと、もったいないなぁと返って来た。
大介は、それはそうだが、こっちも盛り上がっていると4人の写メを送った。
すると、女の子1人かわいいじゃん!と来た。
妹だよ男たちは従兄弟と返信、そうか、と、気の無い返事、まあ戻ったら連絡するとだけ伝えた。
「自分は姉貴に手を出すのに案外鈍いんやな」
横でやり取りを見ていた竜也が言った。
大介は軽く頷いた。
そしてさらに2時間程過ごし
「うちで飲み直そうや」
大介が言った。
「そうしよう…結構回ってきたしお風呂入りたい」
訓子が応えた。
店を出て夜道を歩きながら、訓子が突然竜也の背中に飛びついた。
「おんぶして」
「兄貴に頼めよ」
「恥ずかしいやん」
竜也はそう言いながら背中で訓子の乳を楽しんでいた。
大介と竜馬はその後ろを歩いている、訓子のミニがめくれてパンティが半分くらい見えていた。
大介はバレないように動画を撮っていた。
そうこうして家に着いた、母親はもう寝ている。
大介の部屋で飲む事になった。
「その前にお風呂入ってくるね」
訓子が脱衣所に消えた、同時にカメラの遠隔スイッチが入れられた。
3人は静かに外に出て風呂の窓の前にいる。
あらかじめ窓の鍵は開けていた、母親が締めてないかぎり大丈夫だ。
むしろ換気の為に少し窓は開いていた、脱衣所の明かりの中訓子のシルエットが浮かんでいる。
そして風呂の電気がついた!
ガシャという音と共に訓子が髪を結びながら入って来た。
「相変わらずええ乳や」
竜也が言った。
「……ほぉぉ」
大介は目を見開いていた。
しばらく交代で訓子の入浴を堪能した、そして訓子が上がると3人はそっと部屋に戻った。
3人共にソワソワしていると、トントンと階段を上ってくる足音が聞こえる。
「お待たせ~」
髪をタオルで拭きながら訓子が入って来た。
キャミソールに短パン、うっすら乳首も確認できる。
股間を膨らませた男たちの中に無防備にやってきた訓子。
しかし兄と従兄弟である無防備でも仕方ない。
宴の始まりだ。
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