濱田希美の場合1-3
その夜のチャット
ヒ「今朝、利来佐さんが攻撃していた女の情報です。」
ヒ「濱田希美、27歳、アパレル店長、既婚、子無し、性格は強気…凶暴?今朝攻撃に抵抗しなかったのが不思議です。」
霧「でも強気な女の方が攻撃しがいあるよ」
利「そうそう、それこそ醍醐味、一応俺がいつも囲む時に壁役してくれる奴ら3人に声かけておいた、2人は185あるから隅に追い込めたら他からは見えなくなる、もう1人は汗かきのデブやし、そいつがいてくれたら満員でもあまり人がこっち向かんようになる!」
霧「流石…俺もヒサポン以外の今日の2人に声かけてみる」
ヒ「これで8人か、利来佐さんどうですか?」
利「ええと思う、あの女…希美を隅にさえ追い込めば8人いれば全裸まであるかも?」
ヒ「おおっ!ちなみに希美はのぞみじゃなくて、きみって読みます!」
霧「きみ、か、ええ女やったな、で、いつやる?」
ヒ「希美があの時間に出勤するのは10日に1回のペースです」
利「ほな、30日は空けよう、今日ので警戒もするやろうし、ひと月空いたら暑くなるから薄着になる、その間ヒサポンに希美の出勤表手に入れて貰って出勤時の行動見張ろう交代で」
霧「なるほど!帰宅時間もわかれば家も突き止められるやん」
利「ええな!」
ヒ「近隣の駅は確か地下鉄の北松崎です!」
利「ほな、とりあえず30日は希美を見張ろう!」
霧矢は興奮していた、まさか希美をターゲットに壮大な計画が始動するとは…
(ハマダッチ…悪いな…希美がターゲットや)
笑いが止まらない。
決行日までに濱田の家に1回遊びに行こう!
普段の希美を焼き付けてから攻撃しよう。
ヒサポンもまた興奮していた。
(希美先輩…美人やもんなぁ、あの人でオナってる同僚も多いやろなぁ、俺は触りまくるぞ!)
翌日から希美の出勤に合わせて誰かが同じ駅から同じ車両に乗って行動のデータを集めた。
10日後ラッシュ時の出勤の日、この日はヒサポン、霧矢と壁役の1人ヌリカが見張った。
その日は最後尾の車両に乗った、やはり警戒しているようだ。
そしてその晩、会社の飲み会があり、希美とヒサポン、亜実は終電で帰っていた。
あらかじめ連絡を貰っていた霧矢と魂が希美の乗り換え駅で待っていた。
魂とは4人で囲んでいた中の一人で20歳くらいの若手だ。
「あんな美人狙うなら電車より路上の方がいいん違います?」
「まぁ俺らはお触り倶楽部の仲間やしな、路上やと普通のレイプになってまうやん?」
「そうかぁ」
やがて私鉄の改札から希美が出て来た、ヒサポンと亜実は次の駅までなので1人で歩いている。
そのまま地下鉄の改札に入った。
「よし、つけよ」
霧矢と魂は後を追った。
地下鉄の車内、希美は脚を組み髪を触り座っている。
その様子を2人は隣の車両から見ていた。
やがて北松崎駅に着いた、希美はスッと立ち上がって地下鉄を降りた。
改札を出て階段を上る、あまり人はいない、距離を取って希美を付ける。
大通りを真っ直ぐ歩き、細い道を曲がった。
(近道使うんやな)
霧矢は思った。
そのまま少し歩くと歩行者しか通れない更に細い道に入った。
街灯も少なくかなり暗い道だ、左手は小学校だろうブロック塀が続く、右手は小さな公園やアパートなど、少し行くと農家の物置小屋のような建物があった。
「あの小屋か小屋の裏に引きづり込んだら余裕で犯せるんちゃいます?」
魂が言った。
霧矢は一応頷いた。
(確かに…)
「まぁ今は計画通りやろうや」
「そうすね」
その小屋を過ぎると少し広い道になり左手にマンションが見えた。
その中に希美は入った。
「ここがあの女のマンションか!」
魂は嬉しそうに言った。
そして日は経ち、すっかり夏になった、いよいよ決行日が来た。
魂が希美のマンションからマークする、北松崎駅で霧矢が合流した。
「おいおい、ついてるな」
霧矢は希美の格好を見て思わず言った。
ノースリーブのグレーのニットワンピにサンダル。
本当に全裸に出来そうなファッションだ。
「俺もう勃起してますわ」
魂が応えた。
そして私鉄のホーム…最後尾の車両、並ぶ希美の前に利来佐がいて、希美の後ろには獣のような男たちが並んでいた。
やがてホームに電車が入ってきた、扉が開き人が流れ込む…
人の流れに乗り、隅の方に希美を追い込めた、利来佐は希美の正面に陣取り、霧矢と魂が背後に、ヒサポンは斜め後方に、壁役がそれを取り囲む。
この上ない陣形が出来上がった!
(チッ!今日も混んでるなあ、だからこの時期の出勤は嫌やねん地獄やわ!)
希美は心の中で思っていた。
しかし本当の地獄は発車してからだった。
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