濱田希美の場合1-2
(また思い出してしまった…クソっ!…もうええ加減触んなやしばくぞヘンタイ!)
心の中で叫んでも痴漢の手は尻の割れ目を何度もなぞるだけだった。
(あ~もう…あの時ヘンタイ教師に盗られたパンツお気に入りやったのにな…でも先輩みたいに犯されへんで良かったんかな…)
希美はまた昔の事を考えながら窓の外を眺めていた。
その少し離れた所に大人しそうなJKを囲む4人の男たちがいた。
4人は痴漢サイト(お触り倶楽部)で知り合ったお互いの素性を知らない集団で皆ハンネで呼び合う。
その中の1人、霧矢と名乗る男が希美を見つめていた。
(あれ…希美ちゃん?ハマダッチの嫁やんな?)
後ろ斜めなのでわかりにくい、ガタッと揺れて少し角度が変わり横顔が見えた。
(やっぱりや…この時間に通勤か?…しかし見つからんようにせんとな)
霧矢は痴漢の為に電車に乗っていたので希美と顔を合わす訳にはいかなかった。
(しかしええ女やなぁ、何でハマダッチなんかと結婚したんやろ…)
目の前のJKのブラウスのボタンを1つ外し手を突っ込んで生乳を揉みながら思っていた。
霧矢の視線に一緒に囲んでいたヒサポンが気付いた。
ヒサポンも希美を見た。
「ええ女すね」
小声で霧矢に耳打ちした。
「ああいう女囲みたいな」
霧矢は応えた。
「あれ多分地雷ですよ…あのひと会社の先輩なんです」
なるべく素性は話さないのが習わしなのだがヒサポンは言ってしまった。
(実はあれ俺のツレの嫁やねん)と、言いそうになったが霧矢は飲み込んだ。
「あの人めっちゃ気ぃ強いんすよ、見た目は美人やし下心みんな持ってるし、上司なんかも昔の明菜に似てるからって人気あるんやけど性格が…触った瞬間殴られますよ」
(やっぱり性格は会社でも変わらんか)
囲まれているJKは目を瞑り下を向いて堪えている、4人の8本の手が好きな所を触り、揉み摘んでいた。
希美の尻を撫でていた手がゆっくり前に回ってきた!
(うそっ…何なのよ…)
流石に無表情を決め込んでいた希美の眉間にシワが寄った。
痴漢の手は希美の土手を優しく包み込むように掴んだ。
(最低や…)
思ったのも束の間、手はファスナーをスッと下げた、流石にビクッとなった。
ずっと希美を観察していた霧矢が
「あれ、誰か攻撃してる?」
攻撃とは痴漢の隠語だ。
「そんな感じですね…?」
ヒサポンも不思議そうに見ていた。
痴漢の手はファスナーの中に侵入し手触りの良いパンティの上から柔らかな土手を擦っていた。
(触んな!ヘンタイヘンタイ)
希美はぎゅっと目を閉じて念じた。
(やっぱり攻撃されてるっぽいな)
霧矢は希美の周囲をよく見てみた…
(あっ!利来佐や!)
「利来佐いるわ、多分あの女攻撃してる」
「おっ!ほんまや…さすが…」
この利来佐と名乗る男、お触り倶楽部の中でも有名人で霧矢とヒサポンも彼の手引きで生乳、生マン、ぶっかけなど体験出来た。
利来佐の指が希美のパンティの端から侵入する、ザラザラとした感触が指に伝わった。
指はスリットをなぞったりマン毛を引っ張ったり…
(………)
希美は何も考えないようにしていた。
と、その時電車がグラっと揺れて車内の人の位置が少しずれた。
「あっ希美さん、おはようざいまーす」
希美の斜め前から声がした。
「あー!亜実!おはよう」
希美には神様に見えただろう。
利来佐は希美のマン毛をゆっくり何本か引き抜き攻撃をやめた。
「あれ稲村やな、今年入った新人です」
ヒサポンは言った。
「あれもええやん、乳でかいし」
「でかいです!確かFカップです」
電車は終点に着いた。
無言でバラバラに分かれた。
ヒサポンは希美と亜実を追って行った。
霧矢は利来佐を探した。
自動販売機の前で見つけた。
「利来佐、久しぶりっす!」
「おおっ!霧矢、久しぶりっす!」
「いきなりやけど、今の女…」
「あっ!見てた?極上やろ?指入れまで行けそうやったのにな…でも、マン毛ゲットした」
笑いながら指に挟んだ毛を見せてくれた。
五本ほどの陰毛
「なんか直毛やな」
「一本どう?」
利来佐は一本渡して残りを口に入れた。
どヘンタイだ。
「あの女…ヒサポンの会社の先輩らしい…で、ヒサポンが情報集めてくるから囲まへん?」
「おおっ!ええよ囲もう!今日は中途半端やったからなぁ、多い目で囲んだろう、久しぶりに本気出そうかな」
「じゃあ、お触り倶楽部のチャットで今晩10時に」
希美の知らない所で不穏な影が忍び寄っていた。
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