その日の午前中は、午後からの会議の準備等で慌ただしく時間が過ぎ、体の疼きもそんな中で忘れてしまっていました。
でも、トイレに行くと、破れたパンストを目にすることで、体の芯が熱くなることがありました。
「お疲れ様。みんなが頑張ってくれたことで助かったよ。今日は軽く飲みに行くか」
会議が終わり、上司が労ってくれました。
「そうですね」
私もそれに賛成しました。
(山沖さんが居ないけど、まぁしょうがないよね)
そう思いながら自分のパソコンを立ち上げると、見慣れないアドレスからの社内メールが届いていました。
『今夜、7時に連絡するから、待っていろ』
そして、私の下着を写した画像が添付されていました。
(あぁ・・・、また・・・)
10分ほどして、私は上司に私用を思い出したという理由で、その日の打上げを断りました。
6時を過ぎると、部署のみんなは打上げに向かい始めました。
そして、私は一人、部署に残っていました。
(また・・・、こんなことになった・・・)
暗い過去を忘れさせてくれる会社、そしてそこで出会った新しい彼。少し強引なところもあるけれと、相性も悪くない、そんな彼と幸せになれるかも、そう思っていたのに・・・。
7時ちょうどに、メールを受信しました。
『5Fの応接室に来なさい』
冷たい命令口調の言葉。本来なら無視をして、相手を訴えればいいはずなのに・・・。でも、私はパソコンの電源を落とすと、エレベーターに向かいました。
5階に着くと、そこは役員達の部屋ばかりのフロアのため、その時間は静まり返っていました。絨毯の敷かれた廊下は私はゆっくりと歩き・・・、私は応接室のドアの前に立ちました。
コンコン・・・。ノックをして、ドアを開けました。
手前のソファに男が一人。振り返った顔は、昨日の男でした。
「どういう用件ですか?」
私はドアのところで、男に声を掛けました。
「中に入って、ドアを閉めたらどうですか?」
私は男の言葉に従い、部屋の中に入りました。
「まぁ、適当に座れば良い。もう、このフロアには誰もいないから。」
男が不敵に笑みを浮かべて言いました。
私は・・・、男の斜め前に座りました。
「何の用ですか?」
「何の用?自分に思い当たる節があるから、来たのでしょ?吉田さん」
私の体の中が、次第に熱くなってきたのが分かりました。それは、これから起こるであろうことを想像して・・・。
「じゃぁ・・・、返して下さい」
「何を?」
「私の下着を・・・返して下さい」
「これは、あなたのだったんだ」
「・・・」
男がポケットから、私の下着を出しました。
「あなたの下着がどうして私の手元にあるんだろ」
「そ・・・それは・・・」
「しかも、股の部分には染みが残っているし、いやらしい臭いも残っている。」
男は、股の部分を広げて・・・、私にも見えるように臭いをかぎました。
「や・・・やめて下さい」
「じゃ、どうして、あなたの下着がここにあるのか教えてよ」
「それは・・・。それは・・・、盗られたからです」
「山沖にか?」
「違います」
「じゃ、どこで・・・、誰に・・・」
「それは・・・」
「俺が言ってやろうか。このパンティーは、電車の中で痴漢に弄られた後で、その痴漢に盗られたんだろ?」
「・・・」
「正直に言えば、これは返してやるよ。それに山沖にも黙っててやるよ」
「そんな・・・」
「どうなんだ?」
「・・・、その・・・通りです」
私は俯いて、答えました。
(山沖さんには、知られたくない・・・)
「その痴漢は、捕まえたのか?」
「・・・いえ」
「声を出して、助けを求めなかったのか?」
「・・・はい」
「痴漢されて、黙っていたのか?」
「・・・はい」
「普通の女性なら、怒りで声をあげて、男を捕まえるのじゃないのか?」
「・・・そうです。」
「じゃぁ、なぜ、そうしなかったんだ?」
(・・・もう、逃げられない)
「感じてたのか?痴漢に・・・」
「ち・・・ちがいます」
「じゃぁ、どうしてなんだ?」
「それは・・・、怖かったから・・・です」
「怖かった?下着にいやらしい染みを付けてたのに?
「ち・・・ちがいます」
「これは、女が男を求める時に付く染みじゃないのか?」
「・・・ちがいます」
私の体は、男の言葉に責められて・・・。私は俯いたまま、次第に体に熱を帯びてくるのが分かりました。
(どうして・・・、こんな男に・・・)
「そうか。ちなみに今日は、痴漢されたのか?」
男がソファから立ち上がりました。
「・・・されて・・・ないです」
(だめ・・・、近づいてこないで・・・)
「本当か?今朝も痴漢されて、感じたんじゃないのか?」
男が隣に座り・・・、顔を近づけてきました。
「違います・・・」
「その割には、メスの臭いがプンプンとしてるのはなぜだ?」
「そんなこと・・・、ないです」
「嘘つけよ」
男の手が太ももに乗せられ・・・、その手はスカートの中に差し込まれてきました。
「や・・・やめて・・・」
私は、男の手の侵入をスカートの上から手で押さえて拒みましたが・・・、一番奥まで差し込まれてしまいました。
「おやっ?パンストが破れてますよ、しかも、お○んこのところが・・・」
「ち・・・違うの・・・」
「何が違うんだ?」
男の指がパンストの裂け目から下着越しに、あそこを捏ねてきました。
「いやっ・・、だめ・・・。やめて・・・下さい」
「今朝もこうやって、弄られたんだろ?」
「そ・・・そんなこと・・・、ないです」
「お前は忘れたくても、俺の指は、覚えてるよ、お前のぐちょぐちょのお○んこを・・・。」
※元投稿はこちら >>