席に戻っても、気が落ち着きませんでした。
(なぜ、あの人が・・・)
電車の中で盗られた私の下着・・・。
そして、下着を盗んだ主は、私を辱め、その手に私は逝かされていた・・・。
(あの人が・・・、電車の中の・・・人・・・)
仕事の合間に彼からのメールを受信しました。
『打合せが長引きそうだから、今日は帰社が遅くなる。明日は出張だし、暫く法子に会えなくて残念だけど・・・』
(そうなんだ・・・)
昨日、彼に抱かれた後なのに、私の体は・・・。
翌朝、私はいつものように朝のホームの列に並びました。それとなく後ろを見たのですが、昨日の男の姿はありませんでした。
なんとなく、ホッとした気持ちでした。
もし男がいたら、自分はどうすれば良いのか・・・。その答えがないまま朝を迎えていたから・・・。
電車もいつものように混雑したまま到着し、私は周りの列に合わせるように、車内に押し込まれました。なんとか吊革に掴まり、そして電車は動き始めました。
でも・・・、電車が動き始めたのと同時に、左のお尻から腰にかけての辺りに、固いものが押し付けられるのを感じました。それは、明らかに、男性のものでした。
(あっ・・・)
右の太ももにはスカートの上から熱い手が当てられ、そして指先でひっかくように太ももを撫で上げてきました。
(あ・・・、あの男・・・?)
後ろを確認したくても・・・、怖くて振り返れず、私は俯くことしか出来ませんでした。
男の右手はスカートの上から太もも、お尻を撫でまわし、左手はジャケットの中に差し込まれ、ブラウスの上から脇、お腹、そして胸に向けてゆっくりと這い上がってきていました。
(お願い・・・、止めて・・・)
左手で男の手の動きを挟み込んでも、それを押し広げ・・・、ブラウスの上からその手は胸をゆっくりと揉み始めてきました。優しく、そして時には強く・・・。
胸の頂に手が触れる度、胸から背中、そして下腹部に電流が流れるように痺れが広がり・・・、そのうちに右手はスカートをたくし上げて、パンストの上から内ももを撫で上げてきたのでした。
「あっ・・・、くっ・・ぅ・・・」
私の乳首は更なる刺激を求め、硬くなっているのが分かっていました。男の手もそれを感じ取ったようで、ブラウス越しに刺激を与えてきました。
(だ・・・だめ・・・)
ブラウスのボタンが一つ、二つ外され・・・、そこから差し込まれた男の手は、ブラジャーの中にも入り込み、直接右の乳首を摘んできました。
(あぁ・・・、こ・・・声が・・・出ちゃう・・・)
私は男の手を挟んだまま、左手で口を塞ぎ・・・、しかし声を我慢することで、体の感度は更に上がり・・・
気付いた時には、スカートの中の手が、十分に潤っている股間を弄り始めていました。
(だ・・・だめ・・・、それ以上は・・・)
ピッ・・・ビリビリ・・・
パンストが引っ張られ、少しだけ破かれて・・・、そこから男の指が侵入してきました。
指先だけで、パンティーをずらされ、あそこの縁をなぞり・・・、指先でクリを優しく転がしてきました。
(だめ・・・、あ・・・あぁ・・・、い・・・良い・・・)
優しい刺激にもどかしく思いながらも、私の体はどんどんと男の悪戯を受け入れていきました。
(だめ・・・、そんなにしちゃ・・・)
乳首を摘む力が強くなり、クリを撫でる指の動きが早くなり・・・
(あぁ・・・、もう少し・・・で・・・)
男の固いものが、お尻に押し付けられ、ひくひくと動き・・・
クリを捏ねていた指がゆっくりと後ろに動き、あそこの入り口に軽く触れてきます。チャプチャプと聞こえそうな私のあそこ・・・。
(も・・・もう・・・許して・・・)
腰が勝手に、男の指を求めてクイクイと動いてしまっていました。
(だ・・・だめ・・・、も・・・もう少しで・・・)
あと少しで逝ける、と思った時に男の手はゆっくりとクリを目指し・・・、そしてそこを悪戯して私がまた逝きそうになると後ろに移動し・・・。乳首も強弱を付けられながら刺激され続けて・・・
(ど・・・どうして・・・)
何度も逝き際まで行っては刺激を変えられ、逝けないままの私のあそこは、溢れかえるように潤っていました。
(お・・・お願い・・・、そのまま・・・)
とうとう、ゆっくりとあそこの中に指を差し込まれ、揉みほぐすように中を掻き回され・・・
(も・・・もっと・・・、奥まで・・・)
口を覆う手の平の中では、自分の涎が溢れそうになってきました。
(あぁ・・・、もっと・・・、もう・・・少し・・・)
ゆっくりと奥まで掻き混ぜられ、その指が二本に増え・・・
(あぁ・・・、い・・・逝く・・・、逝っちゃう・・・、あっ・・・だ・・だめ・・・抜かないで・・・)
あと・・・あとほんの少しで、その指は引き抜かれ・・・、胸に差し込まれた手も抜かれ・・・、スカートから男の手が抜かれたと同時にドアが開きました。
(も・・・もう駅・・・)
あまりの事に、電車が止まっていたことも気付いていませんでした。
(も・・・もう少しで・・・)
体の芯が熱く、胸とあそこはジンジンと痺れていて、歩くだけであそこが擦れて、膝から崩れ落ちそうになっていました。
(こんな体のまま・・・、今日一日を過ごすのは・・・)
でも、その日はどうしても外せない会議があり、ここまで来て会社を休むことも考えられませんでした。
(山沖さん、今日は出張だし・・・)
熱くなった体を鎮める手立てもないまま、私は駅から会社に向かいました。
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