(32)
「あっ!」
そのデリヘル嬢が、マユちゃんと厳しい視線を交錯させた。まさか!
「やっぱり……」
話を聞くと、そのデリヘル嬢はマユちゃんのお店とはライバル関係にある店のデリヘル嬢だった。キャンセルしようと思ったが、主任がさっさと代金を払ってしまった。
マユちゃんが、哀しい目で俺を見ている。どうするんだ? この空気……。
「じゃあ。早速、お願いします」
主任の言葉を受けて、デリヘル嬢がオシボリで俺の逸物を綺麗にする。
「た……、立たせるだけだから。絶対に、射精しないから」
マユちゃんにそう言った俺だが、ロアンが余計な口を挟む。
「その言葉、こちらのデリヘル嬢に失礼よ」
主任は主任で、デリヘル嬢を唆す。
「抜いても、いいですよ。それはそれで、面白いですし」
冗談じゃない! 狼狽える俺に構わず、デリヘル嬢は俺の逸物を口に含んだ。ああ! 気持ちいい! マユちゃんと同じくらい、気持ちいい!
「こいつ……。気持ち良さそうな顔、しているぞ」
「あ~あ。マユちゃん、可哀想」
先輩ふたりが余計なことを言うから、マユちゃんが目を潤ませているじゃないか! でも……。気持ちいいのは本当で、俺の逸物は瞬く間に勃起してきた。
「も……、もう充分だから」
そう言って、強引に逸物を口から引き抜いた俺。
「これからが、いいところなのに」
残念そうにそう言ったデリヘル嬢だが、マユちゃんの目の前で抜かれて堪るか! しかし……。一難去って、また一難。
「はい。準備OKよ」
ロアンの言葉に振り向くと、全裸で縛ってある汚い韓国女を両脇から抱え上げた中東男と東南アジア男が、その股を拡げて汚い穴を俺に見せ付けている。
俺を睨む汚い韓国女は、相変わらず口を半開きにしてうーうー呻いている。口から零れ出る血が、ただでさえ汚い裸を更に汚くしている。やっぱり、俺の逸物をその汚い穴にぶち込まないといけないのか?
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