(30)
俺は、汚い韓国女を見下ろす。口の中は、ドリルで滅茶苦茶にしてあげたから血だらけだ。口から零れ出る汚い血が、ただでさえ汚い裸を更に汚くしている。何かを喚き散らしたくても喉に響くのか、うーうーと呻くだけだ。
「こんな汚いモノを目の当たりにしたら、出るものも出ませんよ」
トイレに行きたい……という嘘を隠すため、そう言った俺。主任は、ニコニコして俺に言う。
「じゃあ。クライマックス、行くわよ」
「済みません。ご期待に沿いたいのは、やまやまなんですけど」
そう返した俺は、汚い韓国女を目の当たりにして完全に萎えている逸物を指差した。
「それじゃ、そういうことで……」
そう続けた俺は、身繕いをしようとする。しかし……。その俺の腕を、主任が掴んだ。
「私たちが、立たせてあげるわよ」
「ま……、まあ。そういうことなら」
マユちゃんのフェラなら……、頑張れるかも。そう思った俺は、渋々頷いた。しかし……。俺の前に跪いたのは、マユちゃんではなく主任だった。
「しゅ……、主任……ですか?」
迂闊にもそう訊いてしまった俺を、主任はキッと睨む。
「何? 今の言葉……。私のフェラが、受けられない……って言うの?」
凄みを効かせて、そう言った主任。ロアンも……。
「取り消すなら、今のうちよ」
そう言って俺を追い詰め、マユちゃんも。
「差別は、駄目だよ」
哀しい表情で、俺に訴える。
「あ……、有り難く、お受け致します」
抗うことも許されずそう言った俺に、主任は笑顔で返す。
「それで、いいのよ」
主任が俺の逸物を口に含み、フェラを始めた。き……、気持ちいい! 人妻という禁断の設定が、俺を興奮させて感度を上げる。でも……。そう簡単に勃起したら、マユちゃんに申し訳が立たない。勃起したら……、敗けだ! そんな思いで、俺は必死に別のことを考える。
「どうしたのかしら? なかなか勃起しないわねぇ」
唇を離した主任が、俺の逸物を手でしごきながら困惑した表情で呟いた。そこへ、中東男と東南アジア男が割り込んできて主任に言った。
「私たちが、応援します」
な……、なにぃ!
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