(23)
「パートナー? 外資系企業の企画に、参入したんですか?」
真面目な俺の問いに、主任は笑顔で首を横に振った。
「そんな小さなものじゃないわ。韓国人粛清連合よ」
「何ですか? それ……」
俺の問いに、ロアンが答える。強姦を初めとする韓国人の非常識ぶりに泣いている人は、世界中に多く居る。粛清連合に加盟している国と地域は、FIFAよりも多いということだ。運営資金は、韓国人の横暴に泣かされた被害者からの善意の寄付金で成り立っている。
「何とか粛清連合は、分かったけれど。何で、俺が?」
「私が紹介したのよ」
「ええっ!」
主任の言葉に、俺は仰天した。隣に越してきた韓国人家族の一件で、主任は救済方法をネットで探した。そのときに、韓国人粛清連合の存在を知ったらしい。
役割は、細かく分けられている。法により韓国人を裁く者、世論で韓国人を排除する者。韓国人を殺す担当も、ちゃんと居る。俺は、被害者と同じ屈辱を味わわせる係に選ばれたらしい。
昨日俺が犯した(?)韓国女も、韓国人強姦魔の妹。韓国料理店で働きながら、客で来た日本女性を品定めして、強姦の手引きをしていた……ということだ。
「ご免だね! 韓国人なんか、顔も見たくない! 俺は、降りる!」
ロアンにそう言って、車から降りようとした俺。しかし……。
「なにぃ!」
いつの間に来たのか。あの中東男と東南アジア男が、車の両脇に陣取っている。何かの書類を主任に渡したロアンが、朱肉を取り出した。
「ちょっとご免なさい。良い子にしてねぇ」
子供を宥めるような笑顔でそう言った主任が、俺の親指を朱肉に押し付け、力ずくで拇印を押してしまった。
「おめでとう。これで、あなたも連合の一員よ」
「俺は、望んでいない! 納得出来るか!」
ロアンの言葉に怒鳴って返したが、彼女の笑みは崩れない。昨日と言い、今日と言い。何なんだよ! まったくぅ……。
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