(19)
「うーん。分かり易く言えば、日本と外国の友好のため……ってことかしら?」
「答えになっていない!」
そう怒鳴った俺だが、女の笑みは崩れない。
「やりなさい」
「イヤだ!」
「私は穏便に済ませたいけど、あのふたりは気が短いのよね」
見てみると、中東男はシャドーボクシングをしているし、東南アジア男は空手の型を俺に見せている。やるしか無いのか。諦めた俺は、ベッドに歩み寄った。
「道具は、揃っているわよ」
そう言った女が、ベッドの上にバイブなどを並べた。
「手袋は無いのか?」
「量販店で売っている、使い捨てのヤツがあるけれど」
「それで、充分だ」
女から受け取った手袋を嵌めた俺。ベッドに上がってナイフを手にし、戒めの縄を切らないようにチマチョゴリを切り刻んでいく。何かを喚いているようだが、猿轡のお蔭で我慢出来る。
「今日は、タイガースの試合なんだぞ。今頃は、帰ってスポーツニュースを観ている筈なのに。おまえみたいな屑のせいで、こんなところに引っ張り込まれたんだ!」
そう罵った俺は、全裸で縛られている韓国女に跨がり、その頬に往復の平手打ちを何度も見舞った。
ふたつの乳首を目玉クリップで挟み、濡れてもいない汚い穴に特大のバイブを押し当てる。必死にイヤイヤをする韓国女だが、無視してバイブを押し込んだ。
スイッチを入れてグリグリ動かすと、韓国女は身体を捩ろうとする。
「何だ? 韓国女が、人並みに感じているのか?」
嘲笑った俺は、韓国女をうつ伏せにして、うしろの汚い穴にもバイブを押し当てる。またも、何かを喚いてイヤイヤをする韓国女。しかし……。うしろの汚い穴にもぶち込むと、またも身体を捩ろうとする。
「こんなもんで、いいだろう?」
女にお伺いを立てた俺だが、女は笑って突っぱねる。
「駄目よ。あなたのモノをぶち込んで、ちゃんと中出ししなきゃ」
そう言った女に、俺は萎えている逸物を見せ付ける。韓国女だから、勃起なんてしない。
「これで、ぶち込めるか? 悪かったな」
そう言って身繕いをしようとした俺に、女は笑顔で返す。
「要するに……。あなたのモノをぶち込めるようにすれば、いいんでしょ?」
女が、俺の前に跪いて、逸物を口に含んだ。
「こんなの、あり……か? ズルいぞ!」
※元投稿はこちら >>