付き合って半年が過ぎる頃から、セックスの内容はさらにエスカレートしていましたが、けっこうな時間を大学で過ごすようになっていました
同じ大学に通う、彼と同じK国人留学生のグループに紹介してもらい、彼の友人たちが占有している部室に通うようになったのです
部室のメンバーには、私はシンに「これは俺の」と紹介してもらいました
その頃の、シンが全てだと感じている私には、何よりも嬉しいと感じる紹介のしかたでした
シンは「おおーっ」と囃し立てるシンの友人たちに向かって私を立たせて、「ほら、見せてやって」と言いました
私は何を求められているかは解っていましたが、本当にするのかどうかがわからずシンを見ました
シンは動かない私が理解していないと勘違いしたのか「印だよ、シルシ、出来るでしょ?」と言いました
その頃、シンは私の胸に文字を書いていました
彼の国の言葉で、左胸に彼の名前「シユン」と私を示す「ノエ」と
文字は乳首の近くまで達しているので、もちろん恥ずかしいし出来そうにない気分でしたが、私はシンの「出来るでしょ?」を聞いた瞬間(そうか、これは出来る事だ)とゆう気分になり、5人の男性に囲まれたまま羽織っていた上着のボタンを外しました
男性達はにやけながら何かを話していましたが、K国語なせいで聞き取れませんでした
上着は脱がず、中の服のボタンを胸の谷間辺りまで外し、私は乳首が出ないように慎重に左胸に書かれた文字を皆に晒しました
シンが私を紹介した瞬間よりも大きな歓声が上がり、5人のシンの友人たちは私の胸を覗き込んだりシンに近づき肩を叩いたりしていました
「ノエ」
私はやはり恥ずかしくて目を逸らしていましたが、誰かの声で視線を戻すと、私の胸に数センチまで顔を近付けていた男が私を見上げながら私に向かって「ノエ」と言っていました
ノエは呼ばれなれた私の名前・・・だから私はその男に「はい」と答えました
「貴女はノエか?」と別の男に言われ、もちろんそうなので「はい」と答えました
男は誰もが、少し卑猥な笑顔でしたが、、、まぁ自分がしてる事がしてる事なので、それはしょうがないことのように感じました
横から見ていたシンが何かをしゃべり何人かと言葉を交わすと、シンの回りに行っていた2人も私の胸ち近づいてきました
口々に全員からノエと呼ばれ、恥ずかしくてシンを見ながら手で胸を隠しました
私の視線に気付いたシンが近づいてきて、背後から私の腕を掴みました
両手の二の腕を掴み、グイグイと揺さぶり、シンは私に話しました
「ほら、ちゃんと出して見せなきゃ」
その言葉を聞き、私が思ったのは、恥ずかしいではなく、ましてはしたいかしたくないかではなく、今自分がちゃんとできてないのだとゆう思いでした
世間一般にはいろいろあるかもしれないが、少なくとも「シンの彼女としてするべき事」ができていないのかもしれない、でした
つまり、簡潔に言うとわからなかったのです
おそらく幼いまま痴漢をされた人が叫ぶのを躊躇するように、未経験なまま襲われた人が固まったまま動けないように、否定して良いのかすら判断ができず、私は何もしないまま固まっていました
シンはさらに服を引っ張るように、痛いくらい私の体をゆさぶり、服のボタンが飛び、全員に胸を見られました
もしも、ほんの少しでも彼女として思っているならあり得ないですよね
けれど私にはそれを判断する経験も、余裕すらありませんでした
いえ、むしろそれまでに得ていた知識で言えば、友人たちのノロケ話・・・過激な、恋愛とゆうよりセックスについての武勇単ばかりで・・・
毎朝、舐めるために彼氏のアパートに行くのよりかは意味がある?公園で、車で、居酒屋やグラブのトイレで受け入れるのとと同じ?くらいしか判断する基準がありませんでした
家に帰り二人になった時に抗議はしました
自分でも情けないほど弱く言葉を選びに選んだ抵抗は、もちろん簡単に一蹴されましたが
『今日の、恥ずかしかった』
「なんの事?」
『部室の・・・皆に胸を見られたやつ』
「胸じゃないよ。胸も見えたかもしれないけど、アレはノエの証拠を見せたんだよ」
『うん、でも』
「嫌なの?証拠はノエも喜んだのに」
『証拠は嫌じゃないよ』
「ノエは俺のなのに、もう俺の印しは嫌なんだね」
『嫌じゃないよ、ごめんなさい、欲しいよ』
文字にするのは難しいですが、こうやってシンの望まない方向の話題で言い争う時、シンはすぐに激昂とゆう感じの怒り方になり本当に暴力的な話し方になります
それを何度も何度も繰り返すと、いつのまにか簡単に自分で自分を悪いと思うようになり、怒鳴られると簡単に泣いてしまうようになりました
シンはいつも、激昂すると私が土下座しながら謝るまで止まりませんでした
「ノエも他の人と同じ」
「俺の事をバカにしてる」
「俺の事を自分より下だと思ってる」
シンはいろんな言葉で罵りながら怒ります
私は泣きながら何度も、「そんな事ない、軽蔑してない」と否定し続けます
私は思考がグチャグチャになり自分が悪いと思い込むと、言われなくても土下座して謝るクセがついていました
頭を踏まれながら謝り続けたりもしました
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