6月になり、私は新しい職場で仕事を始めました。
営業部でも、いくつかのグループに分かれていて、私はその中の1つに配属になりました。最初のうちは、業務全般を覚えるということで、主に事務そして営業マンのサポートの仕事からスタートをしました。
同じグループには、リーダーの他には男性が7名で、私を含めて9名の所帯でした。男性も20代の子から40代の方まで。全員、優しく親切に仕事を教えてくれ、この職場に入ったことに喜びを感じるようになり、また男性に囲まれていてもこの1年間の恐怖を感じることもありませんでした。
ただ、営業部長だけは別でした。たまに社内に居るときには必ず私のチームに来て、私を舐めるように見る眼は、入社してからも変わりませんでした。
私の歓迎会の時にもその部長は出席し、思わず周りのメンバーが窘める位に、セクハラ的な質問を投げかけてくるほどでした。
私が返事に窮すると、また大きな声をあげて笑い、「いい歳をして、清楚を装っているのか?」などと、聞くに堪えないほどのこともありました。
しかし・・・、私の夢の中には・・・。仕事に就いてからは、夢を見る回数も減っていたのですが・・・、そこには、あの部長が現れてくるようになりました。そして、夢の中で私を辱めるのでした。
夏も終わるころ、私は仕事も覚え、次第に毎日を充実して過ごしていました。
しかし、私には幸せな時間は、長くは続かないようでした。
9月に入ったある日・・・。
朝の電車は、いつものように混雑をしていました。
いつものようにホームに並び、他の乗客に押されながら車内に入りました。ただ、いつもよりは混雑をしていました。
押し込まれながら、私はお尻の辺りにその感触を感じていました。
新しい職場に勤めるようになっても、電車の中で触られることは時々ありましたが、それは服の上から軽く触れてくる程度のこと。そのことが、私の中の警戒感は次第に薄れてしまっていたと思います。
(また・・・)
その手は、スカートの上からゆっくりとお尻の丸みを確認するかのように、指先で撫で始めました。その指の感触・・・。それは、いつもよりも大胆でした。
スカートの上から下着のラインをなぞり、指先だけで太もも、内腿を撫で、そしてその手が2本になり・・・。
いつもより、執拗なその指の動きに、私の血は、次第に熱くなってきていました。
(や・・・、やめて・・・)
私は片手を後ろに回し、男の手を払おうとしましたが、その手は私の抵抗を無視するかのように、次第に手の平全体で私の体を撫でまわし始めました。
太ももを撫で、反対の手は、お尻の割れ目に指を差し込み・・・。
堂々とした男の手の動きに、私は次第に焦り始めていました。
(だ・・・だめ・・・、感じちゃ・・・)
男の指が、私のお尻の穴、そしてその前の辺りを捏ねてきました。
(そ・・・そこは・・・)
耳が赤くなり・・・、体が熱くなるのが判りました。
(お・・・お願い・・・)
私は・・・、周りの乗客に知られるのが恐ろしく・・・、激しい抵抗を止めました。
それに気を良くしたのか、男は私のスカートをゆっくりと捲り上げ始めました。
(あぁ・・・、また・・・だめ・・・)
男の手はスカートの裾から、パンストを履いた太ももを撫で上げてきました。
久しぶりの・・・、感触・・・。
ゆっくりと内腿を撫で上がってくる指が、もどかしく感じました。
(お・・・お願い・・・、や・・・めて・・・)
熱い息が前の男性に気付かれそうで・・・、そして・・・、声が出そうで・・・
私は俯き、指を噛んで堪えました。
(あっ・・・、くっ・・・)
男の指が私の股間に届き・・・、後ろからお○んこの辺りを執拗に捏ね始めました。
(くっ・・・、い・・・いやっ・・・)
腰の力が抜けそうになるのを、吊革を掴んだ片手で支え・・・、俯き首を振り・・・、そして更に前に差し込まれてくる男の指が・・・、一番敏感な部分を捉えました。
(あっ・・・、い・・・、あぁ・・・)
体中に痺れが走り・・・、あそこがどんどんと熱くなるのが分かりました。
「あっ・・・、くっ・・・ゴホン・・・、くっ・・・」
思わず漏れた声・・・、咳払いをしてごまかし・・・、そのまま手の平で口を押え咳を我慢する振りをしていました。
男の指は次第に、パンストと下着を突き破るかのように、グリグリとあそこを刺激してきました。
(も・・・もう・・・、許して・・・)
そしてその指が、パンストごと下着の脇から中に差し込まれ、私のあそこを広げてきました。
(だ・・・だめ・・・)
クチュッという感覚。割れ目からいやらしいものが溢れ出るのがわかりました。指がクリトリスを捉え、パンストの感触と合わせて、ザラザラと捏ねてきました。
(あっ・・・、も・・・もう・・・やめて・・・)
手の平の中も自分の涎が溢れそうになっていました。
パンストに覆われているため、男の指もぎこちない動きでしたが、そのことが更に私の体を煽ってきました。
(あっ・・・、そ・・・こ・・・、も・・・もう少し・・・)
クリから離れた指はザラザラとした感触のまま、あそこの穴の辺りを捏ねてきました。
穴の入り口しか触れてこないもどかしさ・・・。
(も・・・もう少し・・・)
そして、その指はまたクリに戻ってきて・・・、そして一気に刺激を与えてきました。
(あぁ・・・、く・・・ぅ・・・、だ・・・だめ・・・)
久しぶりに触られて・・・、暫く自分でもしていなかったためか・・・。
(だ・・・だめ・・・、い・・・逝く・・・ぅ)
私は指を噛みながら・・・、久しぶりに・・・、昇りつめてしまいました・・・。
(い・・・逝って・・・しまった・・・)
男の手は、私が昇り詰めたことがわかると、ゆっくりとスカートの中から出ていきました。それは、ちょうど電車が駅に到着するのに合わせたかのように・・・。
ドアが開き、大勢の乗客がある中で、私を辱めた男が誰なのかは、わかる訳もありませんでした。
私は何となく周りの人の眼を気にしながら、下着を直すために駅のトイレに入りました。その時見たもの・・・、大きな染みを作った下着と、白い液の付いたパンスト・・・。私はトイレットペーパーでパンストを拭い、そしてクロッチの部分も拭い、身繕いをして個室を出ました。
(トイレを出たところに男がいたら・・・)
そんな予感を持ち、手を洗い・・・、しかし、トイレの入り口を見張る人影はなく、少し残念な、でもホッとして改札を抜けました。
と、その時、不意に肩を叩かれ、私は心臓が飛び出しそうな程に驚きながら、後ろを振り返りました。
「おっ、おはよう。どうしたの、そんなに驚いた顔して・・・」
そこには、私より2つ歳上の同僚がいました。
「あっ・・・、お・・・おはようございます。」
「いつも、吉田さんは爽やかだね」
「そ・・そんなこと、ないですよ」
「もし・・・、もし良かったら、今度、飯でも行かない?」
「えっ・・・」
「いやっ・・・、ダメならダメで構わないんだ」
彼は、前を向きながら話しました。
(もしかして・・・)
「いえっ・・・、良いですよ」
「あっ・・・ホントに?じゃぁ、今週の金曜日なんてどう?急すぎる?」
「大丈夫ですよ。」
「じゃぁ・・・、その日に」
「はい・・・」
久しぶりに、心がときめいた気がしました。
「じゃ、詳しくはメール入れるよ」
「はい、わかりました」
私も、嫌いじゃなかった相手。正直、チームの中では、一番気になっていた彼。
(新しい時間が始まるかも・・・)
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