翌日、嫌な夢を見ることもなく、朝を迎えました。でも、私の心には清々しさはありませんでした。
(私の体と心は、どうなってしまうのだろう・・・)
そんな思いのまま、また1日が始まりました。
そして、悪い夢を見て朝を迎えたり、後ろめたいまま、自分で行為を行い朝を迎えたり・・・。そんな日々の繰り返しました。
(男の人に・・・されたい・・・。あれが・・・欲しい・・・)
そんなことを考えてしまう夜もありました。
しかし、あの男たちのことを思い出すと、悔しい思いから、その思いを断ち切れていました。
(私は、愛する人にだけ、抱かれる・・・)
そうでないと、逃げるように姿を消したことで、きっと心配をしているであろう、前の彼に償うことが出来ないと考えていました。
それから暫くして、私は学生時代の友人に誘われて、街に出かけました。
友人と楽しい時間を過ごし、少しでも汚れた記憶を消してしまいたい、そんな思いがありました。
友人はOLをしていたため、私は昼から出かけ、夕方までをショッピングで時間を潰し、夕食を共にしました。
余り強くないアルコールも口にし、少しの時間でしたが昔通りに笑い・・・、そして彼女と別れました。
彼女は結婚をしていたため、余り遅くない時間に、私鉄の駅のホームに私は立ちました。ただ、金曜日の夜ということもあり、ホームは少し顔の赤い会社員達で混雑していました。
楽しい時間を過ごしたこと、そして少し酔っていたせいか、私は各駅停車の列ではなく、特急の列に並んでいました。その時には、先日の車内でのことは、全く頭にはなかったのです。昔の友達に会ったせいか、心は学生時代に戻ってしまっていたのです。それは、満員電車に恐れを持っていない頃の私の心でした。
既に混雑している電車が到着し、私は周りの列に合わせて車内に乗り込みました。やはり車内は混雑し、私は押されるままに反対側のドアへ・・・。そのまま私は帰ってから見るテレビ番組のことを考えていました。
(・・・!!)
しかし、ドアが閉まる頃、私は学生時代から現実に引き戻されました。
後ろからゆっくりと、お尻を撫でる感触。ワンピースの生地を通して、それが指だとはすぐに判りました。
指先でゆっくりとお尻の丸みを撫でてきました。
(また・・・)
私は体を硬直させました。しかし、その指先には次第に力が込められ、私の下着をなぞり、そしてお尻の割れ目をさするように触れてきました。
人差し指と薬指で割れ目を広げられ・・・、中指がワンピースと下着の生地毎、お尻の割れ目に侵入してきました。
(い・・・いやっ・・・)
ドアに映った後ろの乗客を見ましたが、ほとんどが背を向けている状態でした。
(誰・・・?)
同様する私を無視して、中指がお尻の穴の辺りを捏ねてきました。
(そんなところ・・・)
私は鞄を持っていない左手を後ろに回し・・・、男の手を払おうとしました。と、同時に左側の男が体を押し付けてきて・・・、そして左脚の前を撫で始めたのでした。
(あっ・・・)
ちかんは、後ろではなく、左側の男でした。
男の体と私の体に遮られ、左手は後ろに回ったまま・・・。
男の手が太ももから股間に、にじり寄ってきました。下着の前縁を撫で・・・、おへその下あたりを撫で・・・、そして・・・脚の間にゆっくりと手が入ってきました。
(い・・・いやっ・・・)
脚を閉じ、指の侵入を拒みましたが、男はゆっくりとワンピースの裾をまくり始めたのでした。
(だ・・・だめ・・・)
膝上丈のフレアなワンピースの裾は、簡単に男の手で捲られていきました。太ももに触れる冷たいドアの感触が、その事が更に私に実感させました。
そして、男の指がワンピースの中に侵入し、パンストを履いた内腿に直接触れてきました。
指先でひっかくように内腿を撫で上げ・・・。私は・・・、ドアに頭を押し付け・・・、俯いてしまいました。
ドアと私の体の間で・・・、男の手が周りの目を気にすることなく、動き始めたのは当然のことでした。
中指が私の股間に差し込まれ、敏感な部分を指先で刺激を与えてきます。私は・・・、熱い息が漏れないように・・・、男に気付かれないように、下唇を噛みしめるのが、精一杯でした。
お尻を撫でていた手は、私の肩を抱き・・・、周りからはカップルのように見えていたと思います。
しかし、周りから遮られたところで・・・、男は執拗に悪戯を続けてきました。
捲りあげられたワンピースの中で、男の中指があそこからクリの辺りをなで・・・、そしてカリカリとパンストの上からクリを引っ掻くように・・・。執拗に・・・、何度も・・・。
(だめ・・・、そんな・・・)
男は右手に力を入れ、私を強く引き寄せました。私の左の二の腕は男の胸に強く押し付けられ、頭には男の熱い息が吹きかかってきます。
そして、男はパンストを引っ張ると、ピリッ・・・ピリッ・・・と、少しずつ引き裂き始めました。
(だめ・・・、それ以上は・・・)
私は俯いたまま首を小さく振りました。
「もっと・・・、気持ちよくしてやるよ」
男が小声で囁いてきました。
男の指がパンストの裂け目から侵入し、更に下着の脇から直接触れてきました。
「くっ・・・」
タプッという感触・・・。そして、割れ目を開かれると、いやらしいものが流れ出るのがわかりました。
(あぁ・・・、また・・・濡らしてしまって・・・)
「ぐっちょりじゃないか・・・」
男の指が直接クリを転がしてきました。
(い・・・いやっ・・・、それは・・・)
体の芯にから頭に電気が走りました。崩れそうになるのを男に支えられ、私の脇腹には、男の固くなったモノが感じ取れました。
(あぁ・・・こんなに大きくして・・・。こ・・・これが・・・)
クリを悪戯していた男の指は、私の心を見透かしたように次第に後ろにずれ・・・
「中も触ってやるよ」
そういうと、ゆっくりとあそこの中に差し込まれてきました。
(あぁっ・・・くぅ・・・い・・・ぃ)
下唇を噛んで、必死に声を堪えていました。中指であそこを、そして親指でクリを悪戯されて・・・
(い・・・いぃ・・・)
私は左手を男の固くなったものに触れさせました・・・
(こ・・・これが・・・欲しい)
閉じた瞼の裏に火花が散り始めてきました。自分の・・・、女の指とは違うごつごつとした男の指・・・
(い・・・、また・・・こんな・・・、い・・・逝きた・・・ぃ)
動きそうな腰を堪え、声を我慢し・・・、私はもう少しで達してしまいそうになりました。
(こ・・・このまま・・・、逝きたい・・・)
男の固いもの・・・、そしていやらしい指・・・。
このまま、と思った時に電車は駅のホームに滑り込みました。
(あ・・・あと・・・少し・・・)
しかし、男の指は引き抜かれ・・・、ワンピースの裾も戻されてしまい、強く抱かれていたかたからも、さりげなく男の手が離れていきました。
(あと・・・もう少しで・・・)
私はドアにもたれたまま、息を整えました。
周囲の混雑も少し落ち着いて、電車は走り始めました。
私のあそこは、まだ熱く疼いたままでした。
(触りたい・・・、触って・・・達してしまいたい・・・)
左手に残った男のモノの熱さ・・・。
(あのものを・・・入れられたら・・・)
想像してしまうだけで、体がまた熱くなってきそうでした。
(誰かに・・・、入れられたい・・・)
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