ふいに、後ろのその光景に見蕩れている自分に気がついた。
(「いけない・・こんな事をしていると、事故を起こしちゃうわ。」)
我に返った私は、前方に視線を戻して運転に集中することにした。
後部座席では、蕩けそうに肌を火照らせた3人が、お互いの感触に夢中になっている。
恵のスカートに手を突っ込んだ貴史君は、陶然とした表情で恵の胸に顔を埋めながら指を使い、幸子は、貴史君の膨らんだ股間に手を重ねながら、彼の胸元に吸いつくような口づけを繰り返していた。
でも、それからしばらく走っても、目的のホテルは見つからなかった。
そうこうしているうちに、それまで隣に座る貴史君とキスを交わしていた幸子が、ついに我慢出来なくなって彼の下腹部に覆い被さってしまう。
「ダメよ、後ろで始めちゃ・・シートが汚れちゃうわ。-」
「-待って。どこか人のいない所へ止めるから。」
私は、新車のシートにシミを付けられそうで、ハラハラしながらミラーで後ろを覗き込んだ。
でも幸子はそんなことはお構い無しに、貴史君のズボンのファスナーを降ろそうとしている。
「大丈夫よ。全部飲み干すから。」
これを聞いた貴史君が舞い上がって、自分からズボンの前を開け始める。
「だめ・・してもらう前に漏らしちゃうわよ。」
さらに反対側に座る恵まで一緒になって、彼のものを取り出そうとしている。
「もうカチカチ。」
「あぁ・・ッ!」
「うふふ、溜まり過ぎて、嚢がパンパンよ。」
「いつ見ても素敵ね。垂直に唆り勃ってる。-」
「-ウチの旦那なんて、水平より上に挙がったのを見たことがないもの。」
「さあ、脚を持ち上げて。後ろも舐めてあげる。-」
「-同時に責められるの、好きでしょう?」
「うあッ!?」
次にミラーを覗き込んだ時には、夢中で腰を突き上げる貴史君の一物を、幸子が根本まで深く咥え込んで、嬉しそうに喉を鳴らしているところだった。
「あぁ~凄いぃ・・うぅ・・・」
「もう・・ずるいわよ。」
私がそう文句を言うと、彼のお尻に顔を埋めて口を使っていた恵が、こちらを振り向く。
嬉しそうに舌を抜き差ししながら、縮み上がろうとする陰嚢を無理やり引き下げている。
「安心して。まだ何回でも出来るから。」
恵は悪戯っぽい声でそう言い返してきた。
「あうッ!・・あ・・うッん゛ーーーッ」
直後に、一週間分の精液をたっぷりと溜め込んだ貴史君が、今日2度目の、痺れるような射精をした。
剥き出しになった貴史君の腰が、幸子と恵の二人の頭を乗せたまま、大きく上下を繰り返している。
貴史君の腰にしっかりと抱き付いた幸子は、その言葉どおりに、彼の欲望を全て喉奥で受け止めて、そのまま美味しそうに飲み干した。
その後、幸子がスカートを捲り上げて、自分を愛撫する様子を貴史君にじっくりと観賞させた。
夢中になった貴史君が、彼女の股間に顔を埋めてしまうと、今度は恵が、再び勃ち上がった彼の一物に、自慢の長い舌をねっとりと絡み付けてゆく。
「さあ、もう一度・・たっぷり出して。」
「アッ!、アッ!・・吸わないで・・」
数分後には、後部座席に真っ白な精液が大量に飛び散っていた。
あれ程注意したのに・・
「やだぁ~もう・・どうするのよ。この車、臭くて暫く使えないわよ。」
「すごい量・・ごめんね。どうしても、我慢出来なかったの。」
恵は、白く濡れた舌を唇から覗かせながら、そう言って謝った。
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