(さあ、狂え!)
右手の人差し指が膣に差し込まれ、中指が前からの誘い水で弛緩したアナルに埋まった。
「三ヵ所責めだ!」
蜜を掬った、親指がクリトリスを擦り、こね回す。
「ああッ、ああ‥‥‥ヒイッ」
胸を震わせるようなよがり泣きが、喉から噴きあがった。
背中が反り返り、腰が振りたて
られる。
「ほらほらッ、どうした奥さま、尻をそんなに淫らに振って。感じるんなら、言えよ」
人差し指を秘孔の奥まで抽送し、アナルの指頭を振るわせて
、最後に残ったプライドを
剥ぎ取った。
ピンとしこり立つ、花芯が
これでもかとこね回される。
「ああッ、感じる‥‥‥いいッ!」
屈服の言葉が爆ぜ、火のように
喘いで腰が踊った。
「見ないで、お願いママをみないでえ」
悲鳴に似た、叫びが迸しった。
(逃がさない、これからが本番なんだ)
男は背後の次女の方に
視線を走らせる。
先ほどまでは顔を背けて、
いた娘は驚愕の表情で、
母親に視線を向けていた。
(ようし、一度気をやらせて、その目をもっと丸く
せてやる)
男はラストスパートに入った。
左手で乳房を揉み、勃起した
乳首を優しく弄ぶ。
「これでどうだ!」
秘部の急所を捉えた三本の指は
、緩急をつけながらギアを
上げた。
「アッ、アッ、いいッ‥‥‥いいッ」
美紀の快美を訴える、泣き声が
音量を増した。
鼠蹊部がピーンと張り、
硬直した鳩尾が痙攣する。
「もうダメ‥‥‥アッ、もう」
絶頂の訪れに怯えつつ、
縋りつくような声は、甘く崩れていく。
「気持ちいいんだろ?
イケよ!」
男は膣を奥深く抉り、
蜜で弛緩した肛門に中指を根元まで沈めた。
真っ赤な顔が逆しまになり、
ブリッジに反った。
(クリトリスで絶頂だ、奥さん)
親指の指頭がグリグリと突起を
こね回す。
(すごいッ、気持ちがいいッ‥‥‥いく)
理性が崩壊し、肉の悦びに
手足の先まで痺れきった。
「イクわ!」美紀は叫んだ。
腰がガクンガクンと跳ね、
総身が痙攣する。
背後からの菜穂の悲鳴は、猿轡にかき消されていた。
オルガの余韻の覚めやらぬうちに、美紀は暴漢の怒張で深く貫かれた。
娘が凌辱されたモノで自分もと、思うと羞恥と哀しみで胸が
詰まった。
(悔しい‥‥‥こんな男に犯さされ感じるなんて‥‥‥)
美紀は自分の弱さを恨めしく
思った。
だが、男の硬く逞しい怒張が、
抜き差しを開始すると、
凄まじい快感が再び荒れ狂う。
楽々、正常位で子宮まで届きながら、まだあまる男のモノが信じられない。
花蜜がとめどなく溢れ、
愉悦の悲鳴がリビングに
響き渡る。
「アッ、アッ‥‥‥いい
、いいッ」
花陰は剛直を呑み込んで捩れ、女のすべてを曝している。
「すごい、締めつけようだ、
たまらんだろ。気持ちよくて」
男はペニスだけでなく、言葉でも責めを緩めない。
「ああ‥‥‥たまらない」
美紀は貞淑な妻としての、
慎みをかなぐり捨てた。
腰をもたげ、男の動きに合わせ
て廻し、尻を振る。
座位に移行し、さらに深く繋がり合うと、男は自分の腰上に
ガッチリと美紀の腰を絡ませた。
「好きなだけ腰を使って、
アクメするといい」
串刺しのような、ラーゲに
美紀の官能中枢が極限まで高まった。
男が腰を下から揺さぶると
、剛直を咥えた尻が動き
はじめる。
「ああッ、感じる‥‥‥凄すぎるう」
経験したことのない、快感に
熟れた腰が舞う。
瞼の裏で波頭がきらめき、
美紀は男の剛直を裸身を震わせ
、扱きたてた。
何度オルガスムスに達したの
だろう。
人妻は下肢を大きく開けきったまま、仰向けに転がっていた。
ピクンピクンと揺り返しの痙攣が襲い、口の端からは涎が
糸をひいている。
(痛快だぜ、ここまでよがるとは‥‥‥)
男は呆然と口をあけたままの次女の方に視線を落とした。
(しかし、まだ母親には次女を守ったという大義名分がある。油断はできん。姉と弟を絡ませてやろうと
シックスナインの体勢にさせてきたがそれは後でいい、まず母親と息子をつるませてやる。
母親の心を完全に折ってやるぜ!)
男は悲鳴を上げる菜穂の股間を覗き込み、指先で甘露の潤いを確認した。
「濡れちまってるじゃないか。
清純派のイメージが崩れる発情だな‥‥‥オナニーも経験済みだろ!」
男は容赦なく揶揄の言葉を浴びせかける。
次女は恥ずかしさと屈辱感に
ツインテールの頭を振り立てた。
男はバックからワイヤレス式のローターを取り出した。
それを次女の秘裂に食い込ませガムテープで止め、ショーツを穿かせて完全に固定する。
擦り合わされた膝頭は男の力の前では無力であり、蹴り上げられた脚は虚しく宙に舞った。
「これから目の前で起こる事を見ながら楽しめよ。
ヌレヌレになってどんな声を
出すのかな‥‥‥真面目な優等生さんは?」
唐突に後ろから母親の嗚咽混じりの力のない、泣訴の言葉が
鼓膜に届いた。
「菜穂には何もしないで‥‥‥
お願いします‥‥‥」
(次女のヴァージンだけはどうしても守りたいわけだ‥‥‥破瓜の血塗れの一撃で妊娠もあるわけだしな)
男はその瞬間のことを思うと、怒張の猛り立つのを抑えることが出来なかった。
阿鼻叫喚の性宴は佳境へと向かっていた。
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