揺り返しが残る熟れた身体から離れた男が、未央と貴斗に
質問をふった。
未央は顔を横に振ったが、貴斗は黙ったままだ。
「弟は、知ってるみたいだな」
笑いながら男は屈み込み、貴斗の尻に突き刺さった棒を弄ぶ。
女のような悲鳴がリビングに
跳ね返った。
「説明するとこうだ。
男と女が股間にローションを塗り、お互いに擦りつけ合う。
ヘルスやソープでの定番の
サービスさ」
男はキッチンの冷蔵庫から、
ビールを取り出し、それを喉に
流し込んだ。
「まあ、それを未央と貴斗に
ビールのお供として、やってもらおうというわけだ」
顔を振る未央。菜穂の口からは
小さな悲鳴が上がった。
「できません。それは‥‥‥」
貴斗が口を開いた。
「そうかな‥‥‥できるよ。
菜穂ちゃん。さっき向こうの
和室で、お姉ちゃんとお兄ちゃん何をしていたと思う?
今から、詳しく教えてあげる
からね‥‥‥」
男は嬉しそうに菜穂の方に
視線を向けた。
「やめてぇ‥‥‥言ってはダメェ!」「それだけは‥‥‥」
未央の狼狽した声と、貴斗の呻きが交錯した。
「やるんだな。お前たちに選択肢はないんだ。本番を妹の前でさせないだけでも感謝しろ」
男の声が急にドスを含んだものに変わった。
「それオカマ、お前が下だ早く
横になれ。母親で筆おろしの、マザコンチンポに塗ってやるから‥‥‥」
男は半勃起状態の、貴斗の
ペニスにローションを大量に塗り終えた。
「さあ、次はセックス大好き。
ヤリマン女子のお姉ちゃんの番だ」
男は言葉で嬲りつつ、未央の秘裂から鼠蹊部まで塗り込む。
脚を揃えて横たわる、弟の腰を姉に跨がせた。
「さあ、腰を落として密着させ
るんだ。そうだ。それでいい‥‥‥」
お互いの性器が触れ合う瞬間、
未央の尻がピクンと跳ねたが、
すぐに密着度は深まった。
「腰を前後に動かすんだ」
未央が秘裂に沿って、ペニスを
擦り始めると、貴斗は早くも
呻いた。
(勃っちゃうよ‥‥‥ビンビンになる‥‥‥)
半勃ちが硬さを増し、怒張と
なっていく。
貴斗もたまらず、腰を動かし始める。
未央の長い睫毛は、官能の兆しに震えていた。
(ああ‥‥‥いや‥‥‥また‥‥‥感じるッ‥‥‥)
クレヴァスの狭間からは、甘露が滲み出し、乳首はシコリ立った。
姉と弟が喘ぎ、腰の動きが大胆になっていく。
(よがり声を上げるのもすぐだな‥‥‥本番まで一直線だ)
男は背後から未央の両乳房を揉みしだき、桜色の乳首を指先で
弄んだ。
陽炎のような喘ぎが、裸身から立ち昇っていく。
男がソファーの方に視線をやると、後ろ手の菜穂が頭をクッションの下に潜らせていた。
尻を叩き、うなじを掴んで、
引きずりだす。
「ちゃんと見てろよ。
これが素股っていうんだ!」
男は元に場所に、菜穂を引きずった。
「見たくない‥‥‥わたし
そんなの見たくない‥‥‥」
菜穂は声を上げ、顔を振り立てた。
未央は喘ぎに泣き声を
混じらせ、足の指を
反り返えらせている。
「デタラメに腰を振るんじゃなく、相手の動きに合わせ
るんだ‥‥‥」
男は未央の腰の括れを、両手で支え、ダイナミックに揺すりたてる。
快感が何倍にも膨れ上がった。
貴斗の亀頭がカウパー液を滲ませ、未央の膣からは愛液が
溢れた。
粘膜が擦れ合い、脊椎から脳髄へと快感が衝き上がる。
貴斗が吼え、未央が甘美な痺れによがり泣く。
「貴斗クン。本当に家族の中でセックスしたかったのは誰かな?」
悪魔の声が貴斗の耳元で囁いた。
理性が麻痺した貴斗は、その名前を夢うつつに口走った。
「貴斗ッ‥‥‥」
未央の悲しい声が響く。
「『お姉ちゃんとオマ○コしたい!』って言ってみろ‥‥‥入れさせてやるぜ」
男の狡猾な誘導に、貴斗の激情が迸った。
「お姉ちゃんとオマ○コしたいッ!‥‥‥」
貴斗は喚きながら、腰を狂ったように前後させる。
「貴斗ダメッ‥‥‥それだけは
やめてェ‥‥‥」
未央のソプラノが爆ぜた。
「ああ、凄いこと言ったなぁ。
お母さんの次はお姉ちゃんか‥‥‥見境のないチンポだな」
男は笑いながら陰茎を握り、花蜜に濡れる秘口にあてがった。
「やめてェ‥‥‥入れないでェ‥‥‥」
拒否の言葉も、語尾が快感に甘く崩れている。
「好きなだけ、セックスしな」
貴斗が腰を突き上げ、ズブリと瘤がめり込んだ。
「ヒィ‥‥‥ヒィーツ!」
未央の喉が引き攣れた。
「いや‥‥‥こんなのいやあ‥‥‥」
菜穂の叫びとシンクロするように、怒張が根元まで埋まる。
「ううん‥‥‥むん‥‥‥うむッ‥‥‥ううんッ」
未央が眉間に深い縦皺を刻んで呻いた。
(完璧に繋がったな‥‥‥)
未央の尻のエクボが、到達点の
深さを物語っていた。
男はヒデオカメラを取り出し、
小型三脚に固定して、構図を
決める。
(思いっきり腰を振り合うといい。最後まで撮ってやる‥‥‥)
若い二人の裸体が、鮮明に液晶に浮かんだ。
壮絶なる姉弟相姦の全てが
、余すところなく記録され
ようとしていた。
※元投稿はこちら >>