それまで黙ってこの様子を見ていた恵は、ゆっくりとソファから立ち上がると、扱き上げられる安達君をじっと見詰めながら、彼のすぐ前にしゃがみ込んだ。
「ありがとう・・すごく嬉しいわ。」
キラキラと瞳を輝かせた恵は、そう囁きながら、安達君の唇を奪い、さらに濃密なディープキスを与えた。
その瞬間、私の手の中の肉茎が、カッと熱くなるのを感じた。
(「美人って得ね・・キスをしただけで、この燃え上がり方だもの。」)
そのうちに、上から滑るようにして恵の両手が降りてきて、私の両手と重なり、そのまま彼の先端を包み込んだ、
「あぁ・・うぅ~」
4本の小さな手で撫で回された安達君は、背中を仰け反らせながらよろこんでいる。
私は徐々に安達君を後ろへ寝かせながら、彼の背中の下に自分の身体を滑り込ませた。
一方、前にいる恵の方は、彼の脚を前に引いて、相手の身体を真っ直ぐに伸ばそうとしている。
私たちは、仰向けに寝かせた彼を挟み込むようにして、床の上で抱き合った。
一番上になった恵が、安達君の手を自分のスカートの中へ引き入れている。
「見たがっていたところよ・・触って。」
安達君の手が恵のスカートの中で蠢いて、彼女の下半身を這い回っているのがわかる。
夢中になった恵が、安達君の胸元を開けて、その首筋に吸い付いた。
私は二人の間に右手を差し込むと、恵のお腹の下で震えている安達君のペニスを、裏側からそっと撫で上げた。
「あッうぅ~」
途端に、安達君の口からくぐもった歓声が漏れる。
「感じる?・・いいわ、もっとしてあげる。」
私の言葉を聞いた恵が、自分のスカートの前を捲り上げて、柔らかい下腹部で安達君の裏側を擦り上げ始める。
私たちは、熟れた肉体で安達君をサンドイッチにしながら、手と胸と口で執拗に彼を奮い勃たせていった。
やがて、恵のショーツの股間部分が愛液で湿って、彼のペニスの裏側をヌルヌルに濡らし始めた頃。
恵が、その場で立ち上がって、降ろしたショーツを足首から引き抜いた。
私は下から抱きかかえるようにして、彼の腰を上に向かせる。
「さあ、抱いてあげる。準備はいい?」
恵が、彼の腰を跨いで、その上で股を開く。
そのまま腰を深く落としながら、右手に持った彼の先端を、自分の股間へ宛った。
「先に逝ったらダメよ。自分から始めたんだから。」
私は安達君の耳元でそう囁いていた。
彼に跨がった恵が、細いウェストを撓らせるようにして大きく腰を抉りだすと、私の上の安達君は、何度も腰を突き上げながら、狂ったように感じ始めた。
「あぁ・・あ゛ッ!、あ゛ッ!・・」
恵は吸盤のような内部を固く引き締めながら、安達君の肉茎を扱き続ける。
私は浮き上がる安達君の腰を、下から動けないように、両腕できつく抱き締めた。
「アッ!、だめッ・・だめ・・あぁ~あ゛ーーーッ!!」
彼は、いくらも経たないうちに全身をブルブルと震わせながら、恵の奥深くに残り少ない精を放った。
射精の瞬間、少しだけ動きを止めた恵は、直後に、後ろに手を突いて、自分のおへそを覗く様な姿勢で腰を上下に動かし始める。
「はぁ・・やめて・・。」
私は、身悶えを始めた彼の両腕を、下から羽交い締めにした。
さらに、両足を彼の太ももに絡みつけて、安達君を身動き出来ないように押さえつける。
「まだ駄目よ。もっと満足させてくれないと。」
上からは恵が、白い素肌を汗で艶めかせながら、覆い被さってくる。
「あ・・素敵・・蕩けそう・・」
彼女は両手を広げ、私たち二人を抱き竦めるようにして全身を投げ出すと、腰を使い始めた。
私の顔のすぐ前にある、恵の口からは、ハァ、ハァという荒い息づかいが聞こえてくる。
「うぅーー・・やめて!・・やめて、恵さん。お願い!」
無理やり扱き抜かれて、腕の中の安達君が悲鳴を上げる。
夢中になった恵が、さらに忙しなく腰をくねらせだすと、安達君は身を捩って激しく暴れ始めた。
「ひぃ・・助け・・おぅ・・おぉ~~ッ!」
絶叫する安達君の口を、恵の掌が塞いでしまう。
「シッ、静かに。貴史君が起きちゃうわ。-」
「-さあ・・もっと・・。」
「-もっとして・・ハッ・・ハッ・・あぁ~」
自分の中の安達君の感触に、すっかり陶酔してしまっている恵は、相手の命乞いなどお構いなしに、激しく下半身を波打たせ続ける。
(「ん゛ッーーん・・むぐうぅ~・・」)
完全に逃げ道の無くなった安達君は、全身を震わせながら反り返った。
その目はどろりと曇り、やがて上を向いたまま白目になってしまう。
「やだ・・この子、痙攣してるわよ。」
私は、揺すられ続ける安達君の背中を、直に肌で感じながら、言いようの無い興奮に包まれていた。
「なによ、もう終わり?-」
「-あんなにしたがってたくせに・・」
「-まだ出来るでしょう?、若いんだから。」
安達君はそれから、何も出せないまま2度連続で逝かされた。
でも、まだ満足出来なかった私たちは、2階の寝室に行って、貴史君にも同じことを繰り返した。
今度は私が上になって・・。
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