続きです。
帰宅後、私は自分の部屋に閉じこもり、ずっとベッドの中で泣いていました。
私は「もう終わった・・・。」と感じました。
明日から、彼らに何をされるのか想像がつきました。
母や妹が様子を見に来たのですが、「疲れたから。」とだけ言って顔も合わせませんでした。
翌日、迷いましたが仕方なく、恐る恐る学校へ行きました。
彼氏の斉藤くんに会ったものの、顔や目を見て話す事は出来ませんでした。
メールをくれていたにも関わらず、返信できなかった事をごまかしました。
教室に入るとすぐに水谷くんからメールが来ました。
コテージに居る間に携帯を全部見られていたようで、メアドも既に知られていました。
メールには、「これのどれを待ち受けにしたらいいと思う?やっぱ1枚目かなぁ?」と書いてありました。
水谷くんに跨って騎乗位になってる私の姿や、彼のオチンチンをフェラチオしてる姿、彼が私の顔に射精している瞬間の画像などが添付されていました。
こんな風に撮影されていた事すら、私はまったく気付いていませんでした。
そしてお昼の休み時間に5人にトイレに呼び出され、パイズリやフェラチオをさせられ、またセックスさせられました。
それからは毎日そんな事が続き、瑞希と奈菜緒が数日後に編集した映像をDVDに入れて持ってきました。
「これ、あげる。ほんとすごい。沙耶って超淫乱~。あははっ!」
「ね、媚薬って気持ち良かった?どんな感じ?すごい感じるの?」
「私、使った事ないから教えてよ。」
『ねぇ、誰に言えばいいの?お願い。もうやめて。』
「誰にって・・・。誰だろうね。1人ずつ?あははっ!」
そして数日後には、放課後に佐川くんのお兄さんの住んでるマンションにも呼び出されるようになりました。
そこでは先日の時とは違う男の人、恐らく大学生の人たちがいつも数人居て、また媚薬を使ってセックスさせられました。
そんな事が一週間ほど続き、土日も呼び出され、私はもう限界になっていました。
嫌なのに、気持ち良くなってしまう自分が情けなく、こんな自分に対する嫌悪感を持ち続けていました。
ある日、瑞希が水谷くんや佐川くんたちの居る前で信じられない事を言い出したのです。
「沙耶って、もうセックス大好きでしょ?どう?」
『いやだ・・・。もう、やめて。お願い。もう限界・・・。』
『どうすればやめてくれるの?お金?』
「お金かぁ・・・。それもいいけど、どうかなぁ・・・。」
「沙耶とやりたいって男子いっぱい居るんだけど、どう?」
『いや・・・。やめてよ。』
「そう・・・。みんな聞いて!沙耶の妹で柚奈ちゃんって子がいるんだけど、今、高1だっけ?」
「その子もすごい綺麗な子だよ~。スタイルいいし。ね?沙耶?」
『何?どういう事?』
「沙耶が辞退した場合は、自動的に柚奈ちゃんに後を継いでもらうって話。」
『嘘でしょ?やめてよ!柚奈は関係ない!やめて!』
「辞退って意味分かる?断ったり・・・沙耶が居なくなったりって事だからね。あははっ!」
幼少の頃からいつも母に言われて常に謙虚な気持ちを持っていたので、今まで一度も口にした事もないのですが、私と妹の柚奈は母のお陰で容姿にすごく恵まれています。
母は元ミス○○というのもあって、結婚して私を身ごもるまでは雑誌や芸能関係の仕事もしていました。
娘の私が言うのもなんですが、確かに今でも美人で綺麗です。
私と柚奈は小さな頃から、周りから美人姉妹と言われていました。
でも母には、小さな頃からよく言われていました。
「お母さんの容姿はお婆ちゃんとお爺ちゃんのお陰。」
「あなたたちの容姿はお母さんとお父さんのお陰。」
「努力してその顔になった訳じゃないでしょ?」
「だから周りからどんなに褒められようと、絶対に有頂天にならない事。」
「世の中には、あなたよりもっと綺麗な人はたくさん居るの。常に謙虚で居なさい。」
「有頂天になった瞬間、最低の女になってその容姿は無に値するからね。」
「容姿に恵まれたんなら、内面、人格を磨く事に専念しなさい。」
「内面が輝かないと、せっかくの容姿も輝かないからね。」
母に何百回も言われてきた言葉です。
私としては柚奈の方が私より綺麗だと思います。
そんな柚奈に瑞希が目を付けた事に、私は許せないし耐えられませんでした。
たとえDVDをばら撒かれたりして、私が貶められるのはいいとしても、柚奈に何かをされるのは耐え難いので、私は仕方なく言う事を聞くしかありませんでした。
「私が我慢するしかないのか。私が我慢さえすればいいのか。」と思わざるを得ませんでした。
私は瑞希や彼らの言う通り、男子や佐川くんのお兄さんたちの玩具にされるようになりました。
拒否して断る事の出来ない奴隷、何でも言いなりのペットになったのです。
学校では毎日、休み時間に何人もの男子にトイレでフェラチオをさせられ、昼休みや授業をサボってセックスさせられる事もありました。
放課後もほぼ毎日、佐川くんのお兄さんの所で3人とか5人相手にセックスさせられる日々になったのです。
お兄さんのマンションの浴室でセックスしたり、全身にオシッコをかけられたり、浣腸されてウンコさせられたり、想像を絶するような悲惨な事までたくさんされました。
帰る時間が遅い事を変に思った母には、図書館や本屋さんで調べものをしているとか、愛子の家で色々と勉強を教え合っていたなどと嘘をついていました。
そうするしか出来なかったのです。
どうやって手に入れていたのか分かりませんが、瑞希から避妊薬を渡されて飲んでいました。
こんな状況で彼氏と付き合い続ける訳にもいかず、私から別れ話をして終わりにしました。
そして数週間が過ぎた頃には、私自身の感覚もおかしくなり、彼らにそういう事をされる事に何も抵抗がなくなってしまっていたのです。
「もう私はどうでもいい。これでいいんだ。どうせセックスさせられるなら、気持ち良くなって楽しんじゃおう。そう、私はもう超淫乱。変態の奴隷。誰とでもやるヤリマン女。それでいいや。」と思うようになりました。
理性やモラルも無くなり、趣味のような感覚で誰とでもセックスをするようになったのです。
「高梨~!聞いたんだけどさ・・・。」
「高梨って、やらせてくれんの?」
『え?・・・ああ、うん、いいよ。今からやる?』
「マジで?ほんとに?」
『うん。その代わり、私も気持ち良くしてね。』
「うん、うん!分かった!」
『じゃ、行こ。』
そしてある時はこういうのもありました。
「ねぇ・・・高梨さん・・・。」
『何?安岡くん?・・・どうしたの?』
「あのさ・・・ちょっと聞いたんだけど、・・・怒らないでね?」
「水谷から、・・・高梨さんに言えば・・・やらせて・・・くれるって聞いたんだけど・・・。」
「冗談だよね?ごめんね・・・。忘れて。」
『・・・いいよ。安岡くん、私とエッチしたいの?』
「え?うん・・・。でも俺、まだ経験ないんだ。」
『そう。いいよ。じゃ、今日からは私といっぱい経験すれば?』
「本当に・・・いいの?」
『いいよ。じゃ毎日する?5階のトイレ、行こ。』
こういう男子たちが何十人も私の所へ来ましたが、一度も断る事はありませんでした。
私の中の何かが壊れていて、セックスという行為に一般的な倫理観はもうありませんでした。
何の躊躇もなく、誰とでもセックスを喜んでするようになったのです。
一緒にゲームをするのと同じような感覚でした。
お互いが興奮し、気持ち良くなる事を楽しむ女になったのです。
6月から月に2回行われていた推薦者向けのテストですが、その前日でも普段と何も変わりなく、まったく勉強せずに臨む状態でした。
そしてテストの当日は毎回、瑞希の見ている前でローターをアソコとアナルに入れさせられ、そのままテストを受けるように言われました。
いつも450点前後だった5教科の合計が180点ほどでした。
アソコやアナルに入っているローターで、体の芯まで感じさせられ、とても集中なんて出来る状態ではありませんでした。
先生には驚かれ、体調が悪かったとしか言えず、次から挽回するように言われたものの、親には言えませんでした。
でも次からも同じく、140点、105点、94点などと、段々と酷くなって下がる一方でした。
普段も呼び出されて勉強する時間もなく、たとえ勉強したとしてもローターで感じて集中なんて出来ないと思いました。
自暴自棄の気持ちもありましたが、もうセックスの快楽の虜にもなっていて自制がきかず、呼び出されるのを待っていて、もうやめられませんでした。
快楽の渦に飲み込まれる感覚を、どんなに抑えようとしても体が求めてしまうのです。
成績も下がり、学校や両親にも叱られましたが、「大丈夫だから」とだけ言って、聞き流していました。
自分の中では、「ちょっと頑張れば取り戻せる。今は勉強していないだけ。」と軽く考えていました。
夏休みに入る頃、佐川くんのお兄さんに何日か泊まりに来るように言われました。
その頃ちょうど、父の会社の決算時の業績が良かったらしく、慰安旅行があったのです。
行先は北海道で、家族1人まで一緒に参加できるとの事だったので、母が一緒に行く事になりました。
夏休みに入って2日後の、3泊4日で両親が旅行に行くその日を、佐川くんのお兄さんの家に泊まりに行く日にしたのです。
両親が旅行に出発した後、妹や弟には適当に言って丸め込んで、佐川くんのお兄さんのマンションへ向かいました。
その時の私の気持ちは、決して嫌という気持ちはなく、むしろ楽しみに遊びに行くという感覚でした。
いつものように媚薬を使い、この世のものとは思えないほどの快感と興奮、快楽に包まれたセックスを、5、6人相手にしていたのです。
ふと気が付くと瑞希も来ていましたが、彼女はただ見ているだけでした。
数時間した頃、隣の部屋から女の子の喘ぎ声が聞こえました。
最初は瑞希がしているのかと思っていたのですが、彼らのうちの誰かの彼女らしき子が来てるとの事でした。
適当に食事をしたりしながら、私は気にせずに続けました。
一段落する度に聞こえるその子の声は、段々と大声で強烈なものになっていました。
ちょうど傍に居た瑞希に「声、すごいね?」と言うと、「沙耶もあんなだよ。あはは!」と言われました。
すると瑞希と佐川くんのお兄さんが何か持ってきたのです。
「ねぇ沙耶?隣に居る子、これとか色々使ってるんだって。」
「沙耶も使う?かなりいい感じだよ!」
見せられたのは普段使ってる媚薬ではなく、何種類かの錠剤とかでした。
それは媚薬ではなく、ドラッグとの事でした。
「すごい良さそうだよ。あの声聞いてて思うでしょ?」と言われました。
しかし、媚薬にはもう慣れていたのですが、ドラッグには抵抗があったので使いませんでした。
また暫くして瑞希が楽しそうに言ってきました。
「ねぇ、隣に居る子って、処女だったみたいよ。でもみんなで色々教えてる。」
「ほら、もうこんな叫んでイキまくり。」
『すごいね・・・。』
合計10人ほどの男の人が居て、半分ずつが代わる代わる私とその子を相手にしている状態でした。
「気持ち良いよ~っ!もっと!もっと~っ!」
「入れてっ!チンポ入れて~っ!」
「あ~イクイクイク!イク~ッ!」
2日目には、こんな耳を疑うほどのその子の喘ぎ声や淫語を喚き散らす声がずっと何時間も聞こえていて、私でさえ圧倒されました。
「処女でもたった1日や2日でこうなっちゃうんだ。」と思ってしまいました。
そして3日目の夜に私がトイレへ行く際、ちょうどその部屋から男の人が出てきてドアが開き、中が見えたのです。
驚いた事に、中に居たのは妹の柚奈でした。
柚奈が乱れ狂ってオチンチンを求め、完全に頭がぶっ飛んでる顔をしてヘラヘラと笑いながら5人とセックスしてる姿に私は愕然としたのです。
瑞希に「あ?見つかっちゃった~。どうしても柚奈ちゃんとやりたいって、みんな言うから、連れて来ちゃった。ごめんね。でも柚奈ちゃん幸せそうでしょ?」と軽く言われました。
「遼くんは私が沙耶の家に行ってご飯食べさせてるから。」
「心配しないで沙耶は明日まで楽しんで!」
『なんで?・・・なんで柚奈を連れて来たのよ!』
「だって~。この人たちが、どうしても柚奈ちゃん見たいって言うから~。」
「お姉ちゃんが呼んでるって言ったら一緒に来てくれた。あはは!」
「ごめん!」
柚奈の居るその部屋に入ろうとしても押さえられ、入れてもらえませんでした。
強引に部屋へ連れ戻され、鎖の付いた枷で留められ動けなくされました。
この事で私はもうセックスをする気になれなかったのですが、そうもいかず、媚薬を使われて続きをさせられました。
4日目の昼前に目が覚めると、瑞希が「ねぇ沙耶・・・。今日で帰るんでしょ?一緒に柚奈ちゃん連れて帰ってね・・・。」と言ってきました。
でもその顔は、バツが悪いような、何か取り繕っているような感じの顔でした。
私に黙って勝手に柚奈を連れて来た事に、気が引けていたのだと感じました。
私は当然、言われなくても柚奈と一緒に帰るつもりでした。
枷を外された私は柚奈のところへ行くと、柚奈は全裸でぼんやりと放心状態で座っていました。
話しかけても何も答えず返事もせず、ぼ~っとして寝ぼけた感じでした。
「まだ薬が抜けてないんだよ。」
「もうすぐ戻るよ。」
「あれだけやったから疲れてるんだろ。」
「休ませたら、そのうち戻るよ。」
「ほんと、可愛いよなぁ。」
「俺、めっちゃタイプ。」
「また連れて来てよ。本人もまた来たいって言ってたし。」
数人の男の人たちが口々に色々な事を言っていました。
私はそんな柚奈を見て涙が止まりませんでした。
瑞希に対して怒りの気持ちがあったものの、こんな状態の柚奈の事が心配で、それどころではありませんでした。
フラフラしてまともに立てない柚奈を抱きかかえ、一緒にバスルームでシャワーを浴びました。
柚奈はぼんやりして自分で服を着る事も出来ず、私が服を着せてマンションを出ました。
車で送ってもらって自宅に着いても柚奈はまだぼーっとしたままで、取りあえず部屋で寝かせて休ませました。
両親が帰って来る前になんとか戻って欲しいと思っていました。
数時間して両親が帰ってきたのですが、「柚奈は体調が悪いみたい。風邪ひいたんじゃないかな。」と言ってごまかしました。
何度も部屋へ見に行ったのですが、ベッドで眠ったままの柚奈が心配でした。
「柚奈・・・。どう?大丈夫?」
「ごめんね・・・。お姉ちゃんのせいだね。」
「ゆっくり休んでね。おやすみ・・・。」
心配しながら部屋を出て私も休みました。
絶対に瑞希を許せないと思いました。
翌朝、隣の柚奈の部屋で母が大声で騒いでいる声で私は起こされました。
急いで柚奈の部屋に行くと、私は呆然としました。
柚奈がベッドの上で壁にもたれて全裸で座り、足を全開にしてオナニーしているのです。
母や私の居る目の前で、肛門に筆入れの筒を差し込み、右手の指を何本もアソコに入れて喘いでいるのです。
ベッドは柚奈のアソコから出た愛液、潮、おしっこなどで水浸しになっていて、ほぼ全体が濡れていたので、恐らく深夜から何時間もずっとしていたのだと感じました。
母はそんな柚奈の手や体を掴んで必死に止めさせようとするも、柚奈は母の手を振りほどいて止めないのです。
そこへ、中2の弟の遼が入って来ました。
「遼!出てなさいっ!出てなさいっ!」と、母が大声で部屋から出そうとしたその時でした。
柚奈が「チンポ~!チンポ~!」と言ってベッドから降り、遼の下半身にしがみついたのです。
遼のズボンを掴んで脱がそうとする柚奈を母と私で必死に押さえ、何とか遼を放して部屋から出しました。
すると柚奈はガッカリしたような表情で床に座り込んだかと思うと、その場でまた足を開き、指をアソコと肛門に入れ始めたのです。
「やめなさいっ!柚奈!やめなさいっ!」と、母は泣きながら私と必死に腕を掴んで止めようとしましたが、また柚奈は母と私の手を振りほどいて、何かに憑りつかれたかのようにオナニーをやめないのです。
そんな柚奈の股間からは、ジャバジャバと音をさせながら潮が噴き出していました。
父の仕事は休みだったのですが、仕事の関係で朝早くに出掛けたようで居ませんでした。
そして母と一緒に、着物で使う布の紐で柚奈の手首を腰の後ろに回して縛ったのです。
でも、オナニーをやめたくないのか柚奈は抵抗し、それはものすごい力でした。
すると、縛られた柚奈は座っていた足を組み換えて、あぐらをかくようにし、足のかかとをクリトリスに当てて腰を動かして擦り始めました。
仕方なく柚奈の足首も縛り、床に寝転がせて両腕を伸ばさせ、手足をそれぞれベッドの脚に結わえ、ようやくオナニーをやめさせたのです。
母と私は全力で汗だく、もう二人とも息切れしていました。
まさに修羅場でした。
私は柚奈が何故こういう事態になったのかの経緯を知っていたものの、当然、母には理解不能のようでした。
私は言うに言えず、原因が分からないように装いました。
母にとっては自分の娘、私にとっては妹を、こんな風に縛って体の自由を奪う事が辛くて堪りませんでした。
柚奈が母や私の言う事を理解しているのかすらも分からず、柚奈の口からは「解いて~。気持ち良くなりたいの~。」と何度も繰り返しながら、体を揺すっているだけだったのです。
柚奈を部屋に残し、一旦その場を後にして母と相談していました。
少し時間をおいて、このまま柚奈を少し落ち着かせる事にしました。
私は「薬がまだ抜けていないのか?」とも思いましたが、そんなに長く効いているものなのかと疑問に感じるも、実際はどうか分かりませんでした。
1時間ほどして部屋へ見に行くと、柚奈は床に寝転がったまま動いていませんでした。
落ち着いて戻ったのかもと、母と私は少し安心して、もう少し様子を見る事にしました。
私も、もし薬がまだ残っているのなら、早く効果が切れる事を期待しました。
それからまた1時間半ほどして部屋へ見に行くと、柚奈は縛られた体を捻り、ベッドの側面や床に乳首を擦りつけて声を出していました。
そんな姿を見た母と私は、もうどうする事も出来ないと感じました。
病院へ連れて行くとしても、何処の病院の何科に連れて行けばいいのか、どうやって連れて行けばいいのかも分からず、出来る事なら父や弟には言いたくない事でもありました。
結局、母と私で何とか柚奈を車に乗せ、大学病院へ連れて行くと精神神経科に回され、即日、入院となりました。
もの凄く迷いましたが、それでも私は原因を言えませんでした。
その原因を言えば、柚奈だけでなく私もレイプされ、セックス漬けにされている事を母に知られてしまう事になるからです。
母にとって自分の娘が2人とも、こんな状態になっている事を知らせるのは酷だと思って出来ませんでした。
でも、ただ単に私が知られたくなかったという気持ちが一番大きかったのです。
様々な検査の結果、数日後に難しくて長い病名を色々と言われましたが、簡単に言うと、妹は壊れて廃人になりました。
柚奈は頭がおかしくなって、完全に狂っていたのです。
私が思うに、あのドラッグは非合法のものではないかと思うのと、それを何種類も一緒に混ぜて連続して何時間も使い続け、そして媚薬も同時に何種類も併用していたので、極度の多幸感や性的快楽は得られたものの、柚奈自身がパンクしたのです。
柚奈はもう自分の名前も言えません。
自分が高校生である事も、自分が何歳なのかも分かりません。
母や私の事すら誰かも分かりません。
自分が人間である事すら分かっていません。
会話も出来ず、すぐに「やりたい~!」や「チンポ~!」などと大声で叫び、性的に求める言葉や淫語しか話しません。
留められた体を揺すって擦り付け、快感を得ようとする行動を取る事しかしません。
完全に気が狂ってしまったのです。
姉の私がこんな言い方はしたくないですが、ズバリ言うと、本能である性欲と食欲のみで生きているという感じなのです。
私は自分を責めました。
責めて責めて責めまくりました。
ずっと柚奈に謝り続けていて、両親にも申し訳ない思いでいっぱいです。
瑞希への怒りの感情はありますが、自分を責める気持ちも大きいのです。
当然、柚奈は高校を中退、私も更に成績は下がり、柚奈の件でヤケもあり、それまで以上に私は自暴自棄になりました。
朝、家を出て学校に行くふりを親には装い、そのまま佐川くんのお兄さんのマンションへ直行し、学校をサボって夜までセックス三昧というのが増えました。
学校へは男子とセックスする為だけに行くような感じで、学校の男子とだけでも100人以上としました。
その頃、元彼の斉藤くんが学校で友達2人と一緒に私の所へ来ました。
「沙耶って誰にでもやらせる女なんだって?」
『・・・・。』
「俺と付き合ってる時もそうだったのか?」
『違うよ。それは違う!』
「嘘つけ!俺と別れて、いきなりこんな風になるかよ!」
『ほんと・・・違うの・・・。信じて。』
「じゃ何?俺と別れて寂しいのか?」
『・・・・。』
「オマエが俺をフッたんだよなぁ?」
『それは・・・。』
「オマエと別れて正解だな。オマエみたいな変態となんか付き合えねぇよ。」
「オマエと付き合ってた事自体、俺の恥だ!人生の汚点だよ!」
「久々にやらせろよ。変態な事してやるよ。」
「こんな事されて嬉しいんだろ?聞いたぞ!イキまくるんだろ?」
「イケよ!イケ!ほらイッたじゃん。ほんとにイクんだ。はははっ!」
トイレで3人に無茶苦茶にされ、精液まみれにされ、最後には3人に頭から全身におしっこをかけられました。
彼らが去った後、精液とおしっこまみれになった私は床に横たわっていて、脱がされた制服や下着がトイレの床に無残に散らばっていました。
そして別れたくなかった、大好きだった斉藤くんに誤解され、粗雑に扱われた事に涙が止まりませんでした。
もの凄く悲しかったです。
でも、あのバーベキューの日にレイプされて、脅されてこうなったとは言えませんでした。
そして、斉藤くんたちにこんな事をされたにも関わらず、私は何度もイッていた自分を彼らの言う通り変態だと感じました。
その後、私は進学するのも辞めて推薦を辞退しました。
もう、どうでもよかったのです。
取りあえず高校は卒業するも、就職した会社も3ヶ月ほどで辞め、佐川くんのお兄さんやその友達の人たちの家に入り浸るようになりました。
彼らの性処理道具にされ続け、それを私も望んでいたような状態でした。
家には滅多に帰らず、両親には愛想をつかされるようになりました。
仕事もせずブラブラしていて、それから1年半ほどした頃にアダルトビデオに出演しようと面接に行きました。
即、OKをもらって数日後に撮影になりました。
少ししてから一人暮らしを始め、8本のビデオに出演して辞めました。
それから2年ほど風俗に勤めていました。
瑞希は、私が推薦枠から居なくなった事で5番目から4番目に繰り上がり、希望の学部へ進学しました。
私を推薦枠から蹴落とす為に、あんな事をしたと卒業時に瑞希は笑いながら言っていました。
「ごめんねぇ~。他が誰か知らないし、どうしようかと思ったんだけど。」
「考えたら、枠内の誰か1人落ちればいいんだって気付いてさ。」
「てっとり早く、沙耶に落ちてもらえばと思ったの~。あはは!」
「蹴落としちゃえっ!て言ってたでしょ?」
「マジ、ごめん。でも、ありがと!お陰で私は枠に入れたから!感謝してる!」
「柚奈ちゃん、その後どう?」
「あの時以来会ってないし、あそこにも来てないって聞いたけど、元気にしてるの?」
「あ!もしかして柚奈ちゃんの高校の男子とやりまくってるとか?」
『・・・・・。いや、それはない。』
「そう。あ、これ!もう要らないからあげる!」
そう言って、私のあの時の映像が入ったDVDやSDカードを渡されました。
許せませんでした。
私だけならまだしも柚奈まで廃人にされて、いつか仕返しをしてやろうと思いました。
私は瑞希に柚奈の事を話していないので、知らなくて当然かもしれませんが、あまりにも能天気な瑞希の言い方に殺意を抱きました。
卒業後は瑞希と連絡を取る事もなく、何だかんだと時間がすぎました。
瑞希が大学4年になり、必死に就活をして何十社も面接を受けて内定を貰ったという噂を聞きました。
久々に瑞希の話を聞いた私は、その頃に少しは治まっていた瑞希への怒りが、恨みとなって蘇ったのです。
それから数ヶ月が経って瑞希が入社して少ししてから、私はあるツテを使って瑞希をレイプさせました。
私の時と同じように媚薬を使い、快楽に酔いしれて狂った姿を映像に撮りました。
その際、私のあの時の映像がもし残っているのなら、交換してもいいと言いましたが、もう完全に1つも持ってないと言われました。
その後、瑞希を呼び出してセックスさせても私の言う事は聞くので、本当にもう私の映像は持っていないと確信しました。
もし隠し持っていても、もう失う物なんて何も無い私にとっては何も怖くありませんでした。
私は堕ちるところまで堕ちていたのです。
それからも瑞希を毎日のように呼び出し続け、半年で500人以上とセックスさせました。
媚薬を使ったのは最初のレイプの時だけで、それ以降は一度も使っていません。
瑞希には媚薬によってセックスを楽しませずに、辛く感じさせる為です。
でも、瑞希も自然にセックスを楽しんでいるようになりました。
その後、最初に媚薬を使ってレイプさせた時の、レイプに見えない、媚薬で乱れきって男を求める瑞希の映像を、私は躊躇なく瑞希の会社や自宅周辺にばら撒いたのです。
瑞希が勤めていた会社のある社員の人にお願いして、瑞希が幸せそうに10人以上を相手に獣のようにセックスに狂っている映像ファイルを、会社の全社員のデスクにあるパソコンに送信してもらいました。
完全無修正で、ファイルは全部で45時間分です。
その数日後、瑞希は会社を退職しました。
自宅にも居られず、瑞希は家を出て一人暮らしを始めました。
そして瑞希にも5歳下の妹が居るのです。
その妹には絶対に手を出しませんが、それを理由の一つにして、瑞希は私の奴隷になりました。
その後、私は勇気を出して実家に戻り、両親に謝りました。
そして、私があのバーベキューの日にレイプされ、その後の事、柚奈の事、私がAVに出た事、風俗で働いた事、ありとあらゆる全てを話しました。
ただ、レイプの相手は誰か分からない、瑞希や奈菜緒や男子の名前も言いませんでした。
父も母も、ただ黙って聞いていて、私には「辛かったね・・・。」と言って泣いてくれました。
そして、私は柚奈がなりたいと言っていた建築デザイナーの道を目指すことにし、専門学校に通うようになりました。
私自身も建築関係に少しは興味があったので、柚奈の夢を私が代わりに叶えられたらと思っています。
所詮は私の自己満足に過ぎないとも思いますが、そう決めました。
それと同時に、私自身の体や精神を治す為に、病院に通うようになりました。
柚奈は今でもあの時と状態は何も変わりません。
会う度に涙が止まりません。
もう一生、病院から出られないと思います。
あんな事さえなければ、私は普通にあのまま大学へ進学し、自分の目指す道を進んでいたと思います。
柚奈も高校を卒業し、大学生で勉学に励みながら遊びや恋愛も楽しみ、有意義に過ごしていたでしょう。
瑞希にあんな事さえされなければ。
瑞希には私への償い以上に、柚奈への償いをしてもらいます。
結婚もさせません。
50歳になるまで、私の奴隷でいてもらいます。
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