翌日、午前中の休憩時間にヒトミにメールをする。
「ヒトミ>今日のお昼の予定を聞いてもいいかい?よかったら、ランチでも?」
そう送信して、未だに折り畳み式のガラパゴス携帯をパッカン♪と閉じた。
どうも、あのタッチパネルになじめない。
午前中の仕事も一区切りつけて、ヒトミからの返信を心待ちに携帯を開く。
「ヒトミです。お仕事お疲れ様です。私は大丈夫なので、どうしたらいいですか?」
「ヒトミ>駅前のマックで軽くどうかな?」
「わかりました。支度はできていますので、直ぐにむかいます。」
今日もランチに誘う時に昨日と同じ。
リモコンローターを仕込ませての逢い引き。
駅前といっても旦那や近所の目もあるだろうから、隣の市街地まで遠征しての逢い引きだ。
私は久々の有休願いを出して、早退し、電車の中でリモコンローターのリモコンを汗が滲む程、熱心ににぎっていた。
「着きましたので、先に入ってお茶だけ頂いてます。二階の窓際です」と。
到着し、ここからヒトミの膣に装着されていよう、リモコンローターの電波が届くか試してみた。
そのまま、スイッチをいれたままマックに入り二階に上がって行く。
いたいた。
窓際で飲んでる途中のコーヒー片手に俯く女。
「やあ、ヒトミさん。まったかい?」
私は意地悪に何もない素振りで話しかける。
ビクンビクンしながら、ヒトミはやっとの声で
「お、おねがいです…と、とめて…も、も…」
「ヒトミさん。どうしたんだい?も…?」
「も…もらしちゃうっ」
流石にこんな処で漏らしてしまっては、お店の方々に迷惑だろうとリモコンのスイッチを切った。
回りに聞こえないようにヒトミは声を殺しながら大きな溜め息を幾度もしてから「ごめんなさい、先におトイレにいってきます。」
そういって立ち上がったヒトミの股間辺りには、うっすら染みができていた。
この日のヒトミは、グレーニットパーカーに白のパンツ、黒のパンプスだ。
私の横を通ってトイレに向かったヒトミから、微かにシャンプーのようないい匂いがした。
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