酷い事をして嫌われてしまった、と思った。
僕はとりあえず謝ったが、本当はどうしたらいいのか判らなかった。
もう会ってもらえない、これで何もかも終わりだ、そう諦めていた。
しかし、顔を上げたおばさんは意外な言葉を口にした。
「うんん、違うの。」
「嬉しいのよ。私の身体で興奮してくれて。」
「まだ私にも魅力がある、男の人が歓んでくれるって思ったら、すごく嬉しくって・・」
おばさんは、顔についた精液と涙を、一緒にタオルで拭い取りながら、そう言って微笑んだ。
僕の方は、とてもホッとしていた。
なぜか、おばさんに嫌われる事が、この上もなく辛いと感じていたからだ。
ふと気づくと、おばさんが、僕の股間をじっと見詰めている。
射精の後、僕のペニスは、長く伸びたまま下向きにぶる下がっていた。
「ねえ・・男の人って、逝ったあと続けたらどうなるの?」
「続けてもう一度出来るの?」
僕はびっくりした。
おばさんは、そんなことは当然知っていると、思い込んでいたのだ。
おばさんは、僕の表情を読んで、申し訳なさそうに告白した。
「ごめんね。もうわかってると思うけど・・男の人の事は何も知らないのよ。」
「経験が無いの。」
僕は急におばさんのことが可哀想になって、彼女の髪を撫でながら、男の身体について知っている限りの事を説明した。
「そう・・ありがとう。」
「こんな事、恥ずかしくて誰にも訊けないわ。」
「でも、それなら・・まだ、したいんじゃない?」
「若い時は、少し時間をあければ何度でも出来るんでしょう?」
「いいのよ、もっとかけても。」
いつの間にか息が荒くなっていた。
あの愛撫をもう一度してもらえる、あの快感をもう一度味わえると思うと、急に胸がドキドキしてきた。
おばさんが、僕の視線を追いかける。
「くち?」
無意識のうちに、相手の唇を見詰めていたのかもしれない。
「口でして欲しいの?」
おばさんの唇からチラリと舌が覗くと、たちまち僕の股間は反応して、先端がビクッと跳ね上がった。
「えっ!?・・」
「元気ね、中学生はみんなこうなのかしら。」
おばさんは苦笑しながらも、僕の股間へ手を伸ばし、再び膨らみ始めたペニスを取り上げた。
「もしかして・・」
「口の中へ出したいの?」
この展開を、心のうちで狂喜していた僕は、カクカクと顎を上下させて返事をした。
「もう・・」
「いいわ、飲んであげる。」
「好きなだけ出して。」
この後おばさんは、僕を床に寝かせてその上に覆い被さり、蕩けるような口唇愛撫を施してくれた。
おばさんが感じる場所を訊いてきたので、僕は、男の性感帯を詳しく教えた。
おばさんは、覚えたの情報をすぐに実践してくれた。
窄めた唇で肉茎を扱き上げる・・波打つ舌腹で茎の裏側を舐め回す・・亀頭の周りで舌をグルグル回す・・頬の内側で先端を撫でる・・尖った舌先で尿道を擽る・・デコボコの喉奥で亀頭を扱く・・。
僕が、未体験の快感に背中を仰け反らせ、腰を高く突き上げても、おばさんは、決して僕の股間から口を放そうとはしなかった。
この時僕は、生まれて初めて、腰の奥に鈍痛が残るような深い射精を経験した。
僕が、射精後の快感で身体が痺れ、動けずにいると、僕の股間から顔を上げたおばさんが声をかけてきた。
「もう一度する?」
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