翌日…
携帯のアラームが朝が来た事を知らせる、昨日はかなり体を酷使したにも関わらず若い体はすっかり疲れを取り除いていた。
『はぁ……朝か…』
窓から差し込む朝日を浴び徐々に脳が覚醒していく中、希美はまた一日が始まってしまった事に溜息をつく。
『どうして…昨日はあんなに…』
昨夜の父との行為を思い出す、媚薬の影響無しに貪欲に求めてしまった自分に合点がいかなかった。
しかし昨夜の事を考えていただけで湧き上がるモノを感じた希美は頭を左右に振ってその思いを振り切った。
『……はぁ…』
再び溜息をついた、今すぐにでも逃げ出したいが借金はもとより会社で行われた【仕事】の風景を写真やビデオに記録されており、逃げ出せば文字通り自らの人生は崩壊させられてしまうだろうと容易に想像出来てしまう。
『うん……着替えよう!』
希美は両頬をピシッと叩き自らを奮い立たせ、その勢いのまま制服に着替え化粧を終えると父が待ってるであろう一階へと降りて行った。
『おぅ…おはよう希美…朝飯出来てるぞ』
『おはようございます…お父さん…』
リビングでは先に朝食を済ませた父が経済新聞を広げている、父は新聞の上から顔を覗かせると素っ気なく言った。
一夜開け身体と心がリセットされた希美は、この男を父とは認めたくなかったがこれから先の事を考えると今ここで抵抗するのは得策では無いと思い、目の前の男に挨拶しては簡単な朝食を済ませる。
『ごちそうさまでした…』
『ん…先に車にいるから歯磨いたら来いよ』
立ち上がり食器を流しへと運ぶと父も新聞を畳んで立ち上がって車のカギを持って歩き出す。
何の変哲もない父娘の会話に希美は可笑しくなり、食器を洗いながら自らを嘲らうように微笑みを浮かべる。
身仕度を整えた希美は外へ出て助手席へと乗り込む、黒塗りの高級車が静かなエンジン音を鳴らし今日もまた悦楽の園へと走り出した。
特に会話の無いまま会社へと辿り着き、2人はエレベーターに乗ってオフィスへと向かう。
オフィスのドアの前に立つと希美は深呼吸する、このドアを開けた瞬間…同僚達に取り囲まれ犯されてしまうかもしれない。
希美が覚悟を決めた頃、父はドアを開けた。
『おはよう!』
『おはようございます…』
父に続いて恐る恐る入室する希美、しかしオフィスでは同僚達はすでにパソコンに向かい仕事を始めていた。
『おはようございます!』
同僚達は立ち上がり一礼すると再び仕事に戻る。
考えすぎだったか…
そう思いながらオフィス奥にある仕事部屋へと向かおうとする希美の腕を父が掴んで制した。
『希美…今日は社長室で仕事してもらおう…さ、行くぞ』
『えっ?あ……はい』
希美の腕を掴んだまま社長室へと向かう父、それに引っ張られる様に希美は従った。
社長室へと着くと父は紙袋を希美に渡した。
『今日は客が来るからな…この制服で対応してくれ…下着は着ないでな…いいか?この中のモノすべてを身に付けるんだぞ?』
そう言う父の顔はまたあの顔になっていた。
希美を陵辱している時の顔に…
『は…はい…わかりました…』
やはり考えすぎでは無かったと思い紙袋を受け取って着替える為、物置へと歩き出す。
物置へと入り制服と下着を脱いでは全裸になる、意を決して紙袋を開けるとそこにはレースで飾られた真っ白なニーソックスとハイヒール、白い紐のような全く身体を隠す事の出来ない下着…そして肉棒に似せた真っ黒なバイブレーターだった。
『こ…こんなの…着るの?』
希美は誰も居ない部屋で尋ねるが当然答えは帰ってこない、しかし希美は操られるかの様にニーソックスを履き紐のような下着を身に付けてはハイヒールを履く。
『あぁ…裸より…恥ずかしい…』
下着を身に付けると胸と股を締め付けられ亀甲縛りされた様な姿になってしまった。
鏡に映る淫らな姿に希美の膣奥は疼き始めていた。
紙袋からバイブレーターを取り出すと、まだ何か入っているようだ。
『ヘアゴム?…それにメモ…【ツインテールにしろ】…』
メモの内容を読みヘアゴムを取り出しては鏡を見て綺麗な黒髪を二つに束ねた、幼顔の希美にはとてもよく似合っていた。
そしてバイブレーターを再び手に取ってはそれを眺める、亀頭が一際大きく作られており自然には抜け落ちない作りになっていた。
希美はそれを秘所に当て押し上げる、入口こそ抵抗を感じたが膣口が拡がると一気に奥まで入ってしまった。
『あぁっ!んあぁぁっ!』
鏡には脚を開き自らバイブを挿入しては眼と口を大きくを開け喘ぐ変態的な映っていた。
『はぁっ…はぁっ…はぁっ』
息を整えながら鏡に映る自らの姿を見る。
首から上はまるで子供…しかし首から下は欲情した雌そのものだった。
『はぁぁっ…こんなの…変態だよ…』
正面や後ろから自分の痴態を見る希美、それを遮るかのようにドアがノックされた。
『準備出来たか?お客様が見えたからお茶を入れてくれ』
父から呼びかけられるとゆっくり…コツコツとハイヒールを鳴らし歩き出す希美は考えていた。
今日は…誰が【中に出してくれるのかな】
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