閉じた唇を舌先で開き、互いの唇が噛み合う様に触れると彼女は驚いたように喉を鳴らしました。
差し込んだ舌先で口内を弄ってもされるがまま、無抵抗な舌を絡め取り、唾液の滑る淫らな音を響か
せながら吸い付くと苦しそうな息遣いが鼻腔から漏れ出していました。
唇を捕らえたままゆっくり腰を引くと、吸い付くように私に巻きついた麻衣子の体内が伸びて滑り、
そのまま押し付けると、滑らかに切り開かれてゆく粘膜の奥で沸き立った彼女の熱い体液が弾ける
ような音をたてました。
ゆっくり規則的に麻衣子の体の中を擦るたびに噛みあった唇の先で捕らえた舌先が痙攣し、鼻先から
乱れた呼吸を垂れ流し、腕の中で彼女の全身が震え、大腿が痙攣していました。
唇を引き剥がし、顔を上げると眉間にしわを寄せた麻衣子の苦しそうな表情が見えました。
小さな顔を背けようとするのを両手に込めた力で阻止し、正面を向けさせたまま彼女の体を突き上げ
ると華奢な体が腕の中で小さく跳ね上がり、彼女の息が私の顎先を撫でました。
捻じ込んだ私の一部が麻衣子の滑らかな凹凸の表面を滑り、熱い体内に包み込まれ、細かく織り込ま
れた襞を掻き分けながら根元まで潜り込むと、私の付根をヒクヒク締め付けるように痙攣しました。
何かを堪えるように強く歯をかみ締める麻衣子の表情を覗き込みながら私の腰を前後に動かすと、
彼女の身体は上下に揺れ、熱い繋がった部分が心地よくニュルニュルと擦れ合い、指先に湿った髪が
触れ、掌で抑える頬が震えて汗ばむその手の中で、お互いの息が絡み合う距離で普段のすました立ち
振る舞いからは想像も出来ない歪んだ苦悶の表情を浮かべていました。
何かを堪えるようにかみ締めていた歯が大きく上下に開き、震える濡れた薄い唇が丸く形を変え、
汗ばんだ額と眉間にしわが浮き上がった次の瞬間、顔全体の筋肉がだらしなく緩み、今までより
少し高い声で呻き声を漏らしました。
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