私が最後に見た妻と男の激しい車内SEX・・・結果的にあれが、私たちが逃げる時間を稼いだのだと思います。
その間、30分だったのか、それとも1時間近くだったのかわかりませんが、とにかく今思えば妻のがんばりで私たちは救われたのです。
しかし、それからが大変だった。
ことを済ませた男は、やがて私たちが戻ってこないことに気づいた。
その時の男の怒りはそれはたいへんなものだったでしょう。
残された妻は、覚悟はしていたでしょうが、その男の怒りを全て一人で受けとめるしかなかった。
「お前の旦那は、お前一人を見捨てて、娘と逃げやがった・・・まったくひでえ男だよな!ええ、これでわかっただろ、所詮、お前の亭主はそういう意気地なしの男だったのさ!
こうなるとわかってりゃ、もっと早くに殺しておけば良かった。お前のことが可哀相だからなんて、柄でもない温情をかけたのが失敗だった。チキショウ!なめたまねしやがって!!」
などと、散々私のことを罵ったことでしょう。
いずれにしても、私たちが逃げたことで、この先、捕まるのは時間の問題だと悟った男は開き直り、遠くへ逃亡するのをやめ、近くのラブホテルに妻を連れ込んだのだと思います。
そして、時間を惜しんで、夜通し妻とSEXをやりまくった・・・もしかしたら、私に逃げられた腹いせに、怒りの矛先をすべて妻に向け、そのカラダを汚すことで性欲と心を満たしてのかもしれません。
果たして妻は、どんな気持ちで男と過ごしていたのでしょうか?
私は、今でも、時々、あのホテルでの出来事を妻に聞いてみたい衝動にかられることがあります。
妻が他人に抱かれる姿を見て興奮するという寝取られ願望の話は以前、聞いたことがありましたが、まさか自分がそうなるとは思ってもみませんでした。
私は2日目の夜、野外で男に抱かれ、喘ぎ声をあげながら、潮を吹いていた妻の痴態、車のバックドアのガラスごしに夫に見られているのを知りながら、下から突き上げられる男の肉棒によって絶頂に
上りつめた妻の痴態が脳裏から離れなかったのです。
あれは間違いなく演技ではない、妻の本当の姿だったと確信しています。
それ故に、精神的に追い込まれ、一種の極限状態に身を置いた男と妻がホテルの一室でいかなるSEXを繰り広げたのか・・・私はどうしても知りたくて仕方がありませんでした。
私は、病院から家に戻ったきた妻を見ると時々、あのホテルのベッドの上で、全裸で横たわる姿、男の肉棒をおいしそうにしゃぶる姿、両足を男に絡ませて肉棒をオマンコ深く挿入されている姿、
バックからがんがん突かれ大声で乱れまくる姿、男の上に跨り、下から激しく突き上げられる度に、歓喜の声を響かせ、仰け反っている姿などが、妄想となって現れました。
私は、その度に嫉妬しながらも、股間を熱くしていたのです。
一方、心の狭い私はの中には、そんな妻を許せない自分も存在していて、ちょっとしたことで妻に冷たくあたることがよくあります。
もちろん、夜の生活は最初にも書いた通り、あの件以来、まったくありません。
先日、キッチンのテーブルの上に、そっと離婚届用紙が置いてありました。
直接、口に出して言わないものの、それは妻から私にあてたメッセージだと受け取りました。
果たして、私たち夫婦がもとのような普通の生活に戻れる日はくるのでしょうか?
そのためには妻ではなく、私自身がかわる必要があることはわかっています。
そして、もう一つ、大きな問題・・・それは現在、妻のお腹の中にいる子供、もちろんあの忌まわしい事件の申し子のことです。
まさに男は死んでもなお大きな爪あとを私たち夫婦に残していきました。
もちろん、私は清算させるつもりですが、果たして妻はどういう気持ちなのでしょうか?
犯され、弄ばれた男の子とはいえ、体内に宿った命に多少なりとも未練というものはないのでしょうか?
私たちは、このことをまだしっかりと話し合っていません。
いえ、万が一にも、妻が子供を産みたいと言い出すのをおそれて、私はこの重大な問題から逃げている気がします。
とにかく、このように私たち夫婦が、あの悪夢の4日間を清算するためには、多くの問題が山積みで、まだまだ時間がかかると思いますが、
今度こそ、しっかりと妻を受け止められるよう、私は努力していきたいと思っています。
お わ り
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