たぶん些細な事だ
小学生かその前に、友達の輪の中で孤立した
直接攻撃された記憶はあまりないが、漂う雰囲気の中に邪魔者扱いされている印象を感じていた
以来、距離をとられるのが嫌で、自分から距離をおいた
もちろん、誰とでも笑顔で話すが、誰とも親しくない
孤立した生活がエスカレートした
孤立すると、クラスの仕事をきちんとこなせる
他の人みたいにオシャベリに時間を使わないから
きちんとこなせると、教師にだけ誉められる
誉められると子供な私は優越感と孤独感を加速させる
悪循環
便利に遣われ、優越感で誤魔化しながら孤立する
イイコでいたくて教師にも相談できない
その悪循環は中学に入るよりも早く、自分の中にも周りの意識の中にも確立され、私はそうゆう人とゆうキャラでしか居られなくなった
襲われた日は、家に逃げ帰ったあと部屋のなかで震えて過ごした
怖かったけど何もできず、次の日の朝もいつもと同じように登校した
静かに、時には1人でトイレの個室に隠れて過ごした
家では部屋に引きこもり、ベットの上で震えて過ごした
恐怖は、まだ心臓を締め付けていたが、鋭さを和らげもした
傷みは傷が癒えるにつれ漠然とした記憶に変わっていった
変わらなかったのは忌まわしい快楽だけだった
なぜなら、思い出すたびに私の体は濡れたし、それを確かめるために指を延ばせば、快楽だけがあの日と同じように再現することができたから
私は私を嫌悪しはじめ、指はいつまでも止められないようになっていた
終わった後、大きな虚無と嫌悪と屈辱を感じ泣いてしまうのに、毎日私は私を触った
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