【18】
俺は、偶然にも窓際に置き去りにされていた粘着テープを手に取ると、女の背後に近づいた。
「また、気持ち良くなりたいんだろ?」
耳元で囁くと、女は振り返りざまに立ち上がろうとした。俺は左手で女を後ろから抱きしめ、背もたれに押し付けると、粘着テープで片腕ずつ肘掛に固定をした。
「いやっ・・・、やめて・・・」
「この方が、お前も言い訳が出来るだろ?縛られて、抵抗出来なかったから、って・・・」
俺は女の後ろに椅子を引っ張り出すと、ゆっくりと両手で女の腕を撫でた。
「さ・・・触らないで・・・」
襟足に顔を近づけると、ほのかに香る香水の香り、そして女の体臭を吸い込んだ。
「お願い・・・、もう・・・やめて・・・」
(ここまで来て、やめて、ってか・・・)
俺は、女の腕を撫でる手をベストの上に這わせると、ゆっくりと胸を撫でた。
「あっ・・・、いやっ・・・」
その手を少しずつ強め、小振りだが柔らかい胸揉み、頂点と思われるところを指で潰して、刺激を与えた。
女の乳首は、ベストの上からでもわかるほどに、固く、尖っていた。
そこを重点的に刺激することで、女の首筋、耳は赤く染まり、次第に体が熱を帯びてくるのがわかった。
(今日はゆっくり、楽しませてもらおうか・・・)
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男の指が、私の胸を揉み・・、乳首を探りあててきました。手を縛られた時点で十分に大きく、堅くなっていたんだと思います。
(声が・・・出ちゃう・・・)
下唇を噛み、声を必死で堪えました。でも、強弱をつけて刺激をされると、勝手に腰が動いてしまいました。体を捻って、男の手から逃げようとしても、すぐに肩を塚まれて、椅子に押し付けられ、そして、また弄られて・・・。
体を捻ったり、脚を動かすことで・・・、あそこが濡れていることも、間違いないことがわかりました。
(ま・・・また・・・、犯される・・・)
でもそれは、私の体が待ち望んでいたこと。数ヶ月、待たされた体は、男を求めてしまっていました。
(だ・・・だめ・・・、い・・・ちゃう・・・)
前の彼とのSEXで、胸だけで、しかも服の上から触られただけで逝くことはありませんでした。でも、もう体は止まりませんでした・・・
(声だけは・・・、出さないように・・・)
必死で歯を食いしばり・・・、でも息を吐こうとした瞬間・・・。
「は・・はぅ・・・、く・・ぅ・・・」
全身に力が入り、男の指に胸を押し付けるようにして・・・、私は昇りつめてしまいました・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「なんだ、もう逝ったのか?」
男が優しく胸を揉み始めました。
私は首を振って、否定しました。
(そんなこと・・・、知られたくない・・・)
でも、それは当然のことながら、無駄な抵抗でした。
男の手が俯いた私の顔に掛かった髪を撫で、耳にかけました。そして、ゆっくりと頬をなで、首筋を指先でひっかいてきました。
「あっ・・、くぅ・・・」
思わず顎があがり、声が漏れてしまいました。
「お・・・、お願い・・・。もう・・・、やめて・・・」
男の指が首筋からブラウスの胸元に、下りてきます。
「やめて欲しいか?」
「う・・・はい・・・」
「服の上から乳首を触れただけで逝っといて、今更やめろというのは、お前の体にも酷だろ。」
「い・・・、逝ってなんかいません・・・。誰が、あなたなんかに・・・」
「そうか・・・。じゃぁ、乳首も立ってる訳ないよな。」
「・・・。た・・・立ってなんかいない・・・」
「じゃぁ、確認するよ。もし、立ってなかったら、お前を解放する。しかし、もし立っていたら・・・」
「そんなこと無いって、言ってるでしょ・・・。だから、確認なんて・・・」
「だめだ。その代わり、立っていたら・・・」
「立っていたら・・・」
「その時は、もっと楽しませてやろうか・・・」
「・・・」
男はそういうと、後ろからまわした手で、制服のベストのボタンを1つずつ外し始めました。
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「やっ・・・やめて・・・」
ベストについた3つのボタンを全て外し、俺は女の体を撫でるように触れ、再び首元からシャツのボタンを外し始めた。
1つ・・・、1つ・・・、そして・・・もう1つ・・・。
女はその手を俯いて見ていた。後ろから覗きこみ、ブルーのシャツを肌蹴させると、薄水色のブラジャーが目に入った。女の胸元からは、更に香水の香りが増していた。
「いい匂いだ・・・」
「お・・・お願い・・・。も・・・もう・・」
俺は左手で後ろから女を抱きしめ、右手をゆっくりと左のブラの中に差し込んだ。小さめだが柔らかい乳房。
「だ・・・だめ・・・」
その頂きには、固く尖った乳首が感じられた。
「い・・・いやっ・・・」
人差し指と中指の間に乳首を、強く挟み、女の耳に囁いた。
「こんなに、固くなってるぞ?・・・。」
女は唇を噛み締めながら、首を横に振った。俺の顔にも、女の髪が触れた。
女の顎を掴み、顔を押さえると更に囁いた。
「待ってたんだろ?こうされるのを・・・。この・・・、淫乱・・・」
そして、女の耳に唇を這わせ、舌を耳穴に差し込んだ。
「い・・・いやっ・・・、あっ・・・」
開いた口に人差し指を差し込むと、女はその指に舌を絡めてきた。
乳首への刺激を更に強める。
「だ・・・だめっ・・・、やめて・・・」
「なんだ?嫌だって言いながら、どんどん大きくなるぞ?」
「ち・・・違う・・・」
「何が違うんだ?この淫乱・・・」
「あぁ・・・、違うの・・・」
俺は、反対の乳首にも手を伸ばした。
「こっちは、触られてもいないのに、こんなに固くなってるぞ」
「あぁ・・・、いやっ・・・」
「嫌だ嫌だ、って言いながら、どんどん体は熱くなってるぞ」
俺は、乳首から右手を離し、その手を少し開き気味の太ももに伸ばした。
「下も触ってやろうか・・・」
女が潤んだ眼で、不安げに俺を見つめてきた。
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