就職が決まり、卒業し、仕事漬けの生活をしていても、数人の男を試した。
どれも満足できない男ばかりだったが、カズオとの連絡手段は無く、ただ体の中に湧くドロドロとした感情を溜めるだけの日々が続いた。
カズオはハプニングバーから出入り禁止になっており、家や電話は教えられて居なかった。
試した男はどれも、カズオよりも常識的だった。
それぞれが何かしらの理論を持ち押し付けようとしてきたが、数回も会えばその持論同士が喧嘩して破綻してしまい、、、ただの子供の妄想にしかなっていない男ばかりだった。
自己中で、理不尽で、乱暴で欲張り、、、
思い付いた事をやりたいだけの子供で、獣みたいに貪欲で、、、そんな男は独りも居なかった。
また、そうゆう男になる可能性がある男は、現実の中では不思議なほどイライラさせられた。
怒り指摘しても治らず、自分勝手に仕事をし、ミスをし、ただのダメな社員でしかないからかもしれないが、、、、
そうゆう男を相手にすればするほど、自分でもやり過ぎかと思うくらいヒートアップしてしまう。
いつしか、あの秘密のビルでの便器になる日は、必ずダメな社員を怒るようになっていた。
秘密のビルは、ハプニングバーを訪ねた日のように、自分で偶然や噂を作りあげて作った。
掲示板を作り淫乱なマゾの噂を流した。
部屋に下着やスカートを置いたりして、掲示板に集まった男を煽った。
女を便器として使った経験を書き込み、女を便器として使うためのルールも書いた。
探ったら終わるらしいとか、マスクを外したら来なくなるとか、、、
女が便器だとゆう事実や妊娠もタブーではない事も、書き込まなくては男はやらないし理解しないだろうと、数年間の男漁りの経験から予想していた。
そのうち一人、また一人と男に見つかり、今のビルでの行為が始まった。
その後、掲示板は放置しているが、男達の連絡や次の企画についての書き込みが、少しずつたが書かれているようだ。
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