それは深夜、真っ暗にした部屋の中で、全裸で布団をかぶるたびに始まる
仰向けのまま、少し足を開き目を閉じれば、そこはハプニングバーのプレイルームの床であり、ポルノ映画館の立ち見席の床に飛んだ。
コンクリートの壁の温度と、公衆便所の匂いを思い出しながら、手のひらは胸の形が変わるくらい強く体を掴み、指は乱暴に出し入れされ続ける。
胸や太ももを這う舌。
首にも腰にも先を擦り付けられ、口の中に流し込まれる唾液。
体の中を乱暴に掻き回すチンポ。
髪の毛にわざわざ包み射精した男の顔。
顔に出そうとしている男が、胸の上にまたがりしごく時の目。
妄想は経験を経て、よりリアルに自分の精神を侵した。
断片的に、連続的に、繰り返し沸き上がった。
抑えられない日がくることは自覚していた。
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