猛烈な眠気の中、これは夢なのか…。四肢を固定され動けなくなっている。足元に目をやるとタカがパソコンに向かっている。
『…タカ?』
私の声に気がつきタカが近寄ってきた。
『…起きたか。彩が勝手にこの部屋にはいるからこんなことになるんだよ。大人しくしていればよかったのに。』
夢じゃないのか。いや夢であってほしい。何度脚を動かそうとしても動かない。手を動かそうとしても動かない。固定された部分が擦れる痛み。これはまさしく現実なのだ。
『さぁ、はじめようか。』
タカのいつもとは違う低い声が響いた。タカは三脚のビデオカメラのスイッチを入れた。
『まずは服を脱いで綺麗にしなくちゃね。』
何をするの。怖いよ。誰か助けて。タカは裁ち鋏を取り出した。チョキンチョキンと音をたてて私の服を切り裂いていく。
『…タカ、怖いよ、こんなことやめて。』
私は泣き叫んだ。しかしタカには聞こえていない。
『こんな下着あったのかぃ?』
タカが尋ねる。そう、タカは私の24時間を知っているのだ。全ての見られていたのだ。食事もお風呂も排泄も…全てタカの監視のもとに行なっていたのだった。
『こんなエッチな下着なんかつけちゃって…。彩は変態だなぁ。』
タカはカメラを取り出し、シャッターをきる。フラッシュがあたるたび、私は必死にもがいたが固定されているため無駄であった。
『どれどれ…彩の生おっぱいはどぉかな。』
ブラの真ん中を冷たいハサミが伝う。タカとのセックスを期待していたはずなのに底知れない恐怖に体の震えは止まらなかった。
『お~。おっきなおっぱいだねぇ~』
『ぃゃ、タカ、お願い。もう離して。』
タカはまたシャッターをきる。私の乳首はフラッシュを浴びるたび、自分でも解るほどに勃起していった。恥ずかしさが込み上げて心とは裏腹に体は反応を止めなかった。
『…こんなに固くして。』
ツンツンとハサミの先で優しく乳首をつつかれる。冷たい先があたるたび、私の息はあがっていた。
『…これはどうかな。』
乳首をぎゅーと強くつままれる。痛い、やめて。
『あ゛~、痛いよぅ…ぅ…』
強くつまんだあと優しく転がされる。思わず声が出る。
『…あっあぁ…ぅっ…』
『彩、気持ち良いでしょ?』
違う、気持ち良い訳ない。こんなのやだ。こんなのホントのタカじゃないよね?ねえ、どぉしてこんなことするの?タカは私の反応を楽しんでいる。
『さぁ、こっちはどうかな。』
とタカはまた裁ち鋏を手にした。
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