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強姦輪姦 官能小説

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4
投稿者:妄想屋
◆haMTCbgLZQ
妄想3話……


彼女に総てを託し会社を離れる私です。

その後は順調に事は運び打ち合せも無事に終え帰宅する私でした。

そうして無事に総てが上手く行った事を安堵し日曜を迎えるのです。

私は 彼女の手弁当の美味しさを思い返しながら休日を過ごしました。

そして逸る気持ちで月曜は早めの出社をするのです。

私のデスクに綺麗に整理され置かれたプレゼン資料…

彼女の功績が詰まった大切な資料です。

私は胸を撫で下ろし作り直したファイルをプレゼンに向け用意するのでした。

すると課長が出社して来ました。

「ご苦労さんだったな!」

そして労いの言葉を掛けながら私に檄を飛ばします。

「今日は失敗するなよ! 良いな!?」

私は気を絞める思いで深く頭を下げました。

そして彼女に一言でも早く感謝と労いの言葉を掛けたくて時計を見るのです。

しかし もう何時もなら出社するはずの時刻になっても彼女は現われません。

「あれ…? どうしたのかな?」

そして時間は過ぎて行き既に業務が始まってしまいます。

私もプレゼンに出向く時刻になり、後ろ髪を引かれながら会社を出ました。

道中も私は彼女の事が心配で堪りませんでした。

しかし 今は しっかり業務を全うしなければ…

決意も堅く私はプレゼンに挑むのでした。

しかし…

やはり彼女の事が気に掛かり ミスを連発させてしまう私でした。

彼女と頑張って作り直した資料を片手に肩を落とし帰社する私…

あとは運を天に任せるしかありません。

しかし帰った矢先から課長に呼び出しを食らうのです。

すでに私の失態を耳にしている課長でした。

「あれほど言ったはずなのに…お前って奴は…」

呆れ顔の怒り顔でした。

「もし…今回…ダメになったら…前に通達で言ってた…転勤…受けてもらうぞ…」

それは名ばかりの転勤…

言わばリストラ対象の通達です。

私は生きた心地がしませんでした。

肩を落としデスクに座り込む私…

「あ…藤○さん…」

私は思い出して彼女のデスクを見ました。

ですが 出社していませんでした。

一層 不安が募る私は課長に聞くのです。

「あ…あの…藤○さんは…?」

「あぁ…彼女か…? 何やら…今日は娘さんが具合悪いようでな…」

「そうなんですか…」

「あぁ…それと急なんだが…暫らく会社に来れないみたいだ…もしかすると…辞めなくてはいけないかも?って言ってたな…まぁ…兎に角そう言う事だ…」

私は課長の話で目の前が真っ暗になりました。

そして…

「あ…ぁ…言い忘れてた…彼女が…お前に…ありがとう…って伝えてくれってな…」

そして課長は私の肩を叩き去って行きました。

私は放心状態で その場で立ちすくんでしまいました。

そして彼女の伝言の【ありがとう】の意味が理解出来ませんでした。

何もかもを失ったように気力を無くす私。

もうプレゼンの事なんてどうでも良くなり その後は仕事も手に付かず気力も失ってしまいました。

肩を落とし帰宅する私は昨日までの日々が悔やまれてなりませんでした。

寝床に入るも彼女の顔が浮かび寝付けません。

締め付ける胸が一層増すばかりです。

そして翌日…

「正式に退職を伝えて来た…急で申し訳ないと何度も誤っていたよ…」

課長からの言葉に私は もう 脱け殻のようになってしまいました。

そして 追い打ちを掛けるように 昨日の失態に置いて私は担当から外されました。

仕方がない事だと肩を落とし受け止めるしかありませんでした。

失態はあったもののプレゼンの評価は高かったようで 恐らく心配する事も無く事は運びそうなのが唯一の救いでした。

私は その事も去る事ながら彼女の退社の理由も気に掛かります。

娘さんの具合が深刻な物なのか?それとも他に深刻な状況があるのか?

何れにしても彼女の身辺には何らかの事情があるには違い無い…

私は一言も感謝を最後に言えず仕舞な事だけが心残りでした。

そして、あの最後の笑顔だけが頭から離れない日々を送る私です。

そして彼女が居なくなって一週間が過ぎました。

プレゼンの失態も影響する事も無く無事に商談が済んだ事を耳にしました。

本当なら彼女と喜びを分かち合う所なのですが それすらも出来ない今…

私は彼女がいないデスクを見つめ心の中で感謝と報告をするのでした。

毎日を気力無く送る日々は更に続きます。

毎夜毎夜 彼女を想い浮かべながら自慰する哀しい夜…

憧れの想いの中で不謹慎な想像をし もう会えない彼女を毎夜のように汚して行く私です。

そんな日々を過ごす私に 遂に印籠が渡されました。

名ばかりの転勤…

私は辞令を謙虚に受け止めました。

もう彼女も居なくなった今の職場には未練などありません…

それどころか この会社自体に未練が有りませんでした。

そして私は決断するのです…

辞令の期日に合わせ退社する事を選択したのでした。

依願退職を伝えた私…

あっさりと受諾された事にも何の戸惑いも怒りも湧きませんでした。

そして 退社に向けて残務整理をする日々を送るのです。

そして2週間が過ぎ 明日が最後と言う日が訪れました。

私物を整理し段ボールに詰めた書類やデータメディアを資料室に運ぶ私です。

その時です…。

床に置かれたケース箱に足を引っ掛けてしまい転倒しまうのでした。

持っていた段ボールごと転倒し辺りに中身を撒き散らしてしまうのです。

慌ててスチール棚に手掛けたので そこに置かれていたケースも雪崩落ちて来ました。

私は慌てて辺りに散らばる書類などを掻き集めました。

落ちて来たケースの中身も混ざってしまって右往左往する私です。

ケースには担当者名と所轄が記載されています。

見ると私に印籠を渡した上司の物でした。

私は必死になって掻き集めた中身を仕舞うのです。

しかし 何がどうか区別が付かない物もあります。

データーメディアなどは何も記載されていない物もあり選別に困る私でした。

そんな困っている時です…

私は心の中で笑ってしまうのでした。

「何してんだ…俺…? もう…どうだって良いんだよな…こんなデーター」

そして…

「困ったら良いんだ…俺みたいによ…」

私は復讐じゃ無いですが自分の愚かさを他人にも擦り付ける邪心が芽生えました。

そして分別付かなくなったデータメディア数枚を上着スーツのポケットに入れるのでした。

「俺には関係無いんだよ…もう…」

そして私は資料室を後にするのです。

しかし…

この事が後に大変な真実を知る事になろうとは この時は思いもよらない私です。

そして退職の日が訪れます。

何も無かったように何時も通りに業務が始まり そして終わる…

暗黙のリストラと言う依願退職の私に贐する者など一人もいません…

最後のタイムカードを機械に通し会社を永久に後にする私でした。

そして 再就職に向けての新たな一歩を踏み出すのです。

退職してからはハローワーク等に足を運びながら職を探す日々が過ぎて行きます。

しかし…この不景気な世の中では私が思う職種には簡単には巡り合えません。

もう 一ヵ月を過ぎようとしていました。

リストラ対象の名目の元での依願退職の退職金が通常より割り増しされていたので何とか遣り繰りは出来ていますが…

何時かは底を尽きます。

私は逸る気持ちの中で懸命に過ごす日々を過ごすのでした。

しかし…そんな日々を送る私に人生を狂わせる大変な出来事が起こるのでした。

ある日の事…

その日も働き口が見つからず肩を落として自宅に戻りました。

散らかった独身部屋でテレビを見ながら笑う事も無く過ごす夜…

その時でした。

私は 何を思ったのか突然 ある物を思い出したのです。

そうです あの退職時に邪心の末に持ち帰ったデーターメディア。

私は 散らかった部屋からメディアを探し漁りました。

「あっ…あった!」

私は3枚のメディアディスクを手に思うのです。

「中身 何だろうな…?」

今となっては中身が何であろうが関係無いのですが その時は妙に気になったのです。

そして ノートパソコンを開けメディアを1枚づつ確認するのでした。

何も記載されていないメディア…

開けるまで好奇心が湧いて来ます。

1枚そして2枚…

「何だ…こんなデーター昔昔の捨てデーターじゃん…」

私は邪心膨らませながら業務に支障を来たす事を目論みながら持ち帰ったデーターの希少価値の無さに嘆くのです。

そして最後の1枚…

私は この最後の1枚も然程の期待はしませんでした。

そんな気持ちの中で開くメディア…

「ん…? 何だ? これ…データーじゃ無いな…」

中身はオフィスデーターでは無く動画データー。

それもVOBファイル…

「ん…これ…って?」

私はメディアをパソコンから引き出しました。

そしてメディアを隅から確認するのです。

確かに他の2枚とは違っています。

このメディアだけがDVDメディア…

他のはCDメディアでした。

私は DVD―Rと小さく刻印されたメディアを見ながら思います。

「何かの映画? 何だ?」

そして私は次はパソコンでは無くDVDプレーヤーに掛ける事にしたのです。

散らかるプレーヤーの前の物を払い除けながら電源を入れメディアをセットする私でした。

暫らく画面に映るローディング画面が私の気持ちを逸らせます。

するとメニュー画面に切り替わりました。

「何だ? やっぱり何か撮ったやつか?」

メニュー画面の中の小画面のタイトルボタン…

日付だけのタイトルメニューが示されていました。

【****年**月**日[Sat]PM**:**:**】

その日付の意味が何を示しているのか…

その時点では解る所か気にもしなかった私でした。

そして私は日付だけのタイトルボタンにリモコンを合わせるのです。


そして…

映像が映し出され私に衝撃を与えるのです…

私は そのタイトルメニューの日付の意味を知らしめられるのでした。

あの時の私が居なくなった後のオフィスが…。


続く。




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11/04/01 21:15 (qN/D08S5)
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